No.35

今週の例会
2017年4月4日(火) 第2735回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立
 パーティー料理
◆お花見夜間例会
 「鳥取シティホテル」
※例会前17:00〜定例理事会
 「鳥取シティホテル3階」

次週の例会
2017年4月11日(火) 四つのテスト  第2736回
◆ロータリーソング
 我等の生業
◆献立 100万ドルミール
◆委員会事項
 誕生日御祝
 メモリアルデー
◆会員卓話 白岩裕己さん
      福石幸生さん
※例会後、次年度理事会1階「梨花の間」
 18:30〜次年度クラブ協議会
 4階「大山の間」

先 週 の 例 会
2017年3月28日(火)

会長挨拶(本家副会長代行) 
 皆様こんにちは、今日は会長がお休みですので代わりに副会長の本家が挨拶を致します。よろしくお願いします。
 3月最後の例会になりました。季節も春です。梅の花が満開でとてもきれいです。学校が休みに入りお母さまたちは大変忙しい日々を送りながら、早く学校が始まればとの思いが本心でしょう。
 さて、日曜日に春場所の千秋楽を迎えた大相撲でした。日本人の横綱誕生も24年ぶりとか、新横綱が優勝するのは貴乃花以来22年ぶりとの解説でしたがそれには大きな試練が待ち受けていました。それでも本割で勝ち、かの優勝決定戦での一番勝負では、利き腕の肩の怪我をしながら、大方の予想を覆した見事な相撲で逆転優勝でした。相撲に興味のない私でも本当に感動いたしました。
 負傷した24日の相撲、25日の対戦相手を見ていると、もう駄目なのかと思っていましたが、千秋楽の取組は今までに無い違った気迫が見て取れました。稀勢の里の涙は最後まで諦めなかった勝負師魂を見たような感動をいたしました。「この相撲は名勝負として、後世に語り継がれていくでしょう」との解説でしたが、新横綱の執念が記憶にも、記録にも残る大勝負を生んだのです。私たちの人生においても「あきらめない」ことの大切さを学ばせて頂いたような新横綱の言葉でした。本当に良かったと思います。
 また、鳥取県出身の石浦関も頑張っています。これからもっと相撲が楽しくなりそうで、大いに応援したくなりました。

幹事報告(笹野副幹事代行)
A)到着文書
 1)国際ロータリー日本事務局より
   4月のロータリーレート 1ドル116円
B) 例会変更・メーキャップ情報
クラブ名 日にち・会場
鳥取RC 4.6(木)アクティビル5階
6.22(木)
鳥取西RC 4.28(金)ホテルニューオータニ鳥取
倉吉中央RC 4.19(水)倉吉シティホテル
4.26(水)
境港RC 4.18(火)アジアンレストランアグニ
6.20(火)
6.27(火)
倉吉東RC 4.27(木)倉吉シティホテル
倉吉RC 4.18(火)倉信うつぶき支店
5.16(火)
6.20(火)
6.27(火)
米子RC 6.23(金)米子全日空ホテル
C) その他連絡事項
 1)次週4/4は18:00から鳥取シティホテルでお花見夜間例会です。理事会は17:00から。
 2)4/1〜2日は高知北RC交流会です。8:00集合です。時間厳守でお願いします。
 3)次週夜間例会の為、4〜6月の会費請求書を配布しました。合同IM、ポリオ、アクト地区大会は全て理事会で全員登録に決まりました。宜しくお願い致します。

委員会報告
◎出席率報告
3月28日 会員50名中 欠席10名出席率80%
3月14日 補正後   欠席7名出席率86%
◎出席表彰
山田雅文さん(19年) 白岩裕己さん(2年) 
◎クラブ運営委員長親睦福石リーダーより
4/1(土)〜2(日)は高知北RCの交流会です。鳥取駅南を8:00集合、参加の皆様宜しくお願い致します。
*スマイル報告(本日7,000円 累計499,000円)
本家勇子さん 会長がお休みですので本日は私が挨拶をします。よろしくお願いします。
森本美明さん 4月12日より一週間ハワイに行く予定でしたが、噂の「てるみくらぶ」に引っ掛かってしまいました。トホホです。
松本啓介さん 仁田さん、本日はよろしくお願いします。気楽にお話しください。
早退 2件
*四大御祝(本日2,000円 累計2368,000円)
白岩裕己さん  出席表彰

「卓話」
検察庁と検察官について
鳥取地方検察庁 検事正 仁田良行氏
 多くの皆さんが検察庁ってご存じないのではないかなと思いますので、こんなことやっておりますと言うご紹介をします。
 先ほど松本弁護士会員からの紹介でもありましたが、30年以上前、司法試験に合格し、司法修習生40期の同じクラスで勉強しました。その後は、裁判官、弁護士、検察官の道へと進んでいきます。

我が国の検察制度の特徴
 検察官及び検察庁は、行政と司法との両性質を持つ機関であるため、その組織と機構も両者の特徴を併有していますが、我が国の検察制度の特色としては、以下の3点を指摘することができます。
 第1に、検察官は、自ら被疑者、参考人などを取り調べるなど証拠の収集を直接かつ積極的に行っていることです。
 第2に、検察官は、的確な証拠によって有罪判決が得られる高度の見込みのある場合に限って起訴することとしていることです。
 第3に、起訴便宜主義(公訴を提起し、これを維持するに足りる十分な犯罪の嫌疑があり、かつ、訴訟条件が具備している場合においても、公訴権者(検察官)の裁量により起訴しないことを認める制度)が採られていることです。このように我が国の刑事司法手続においては、検察審査会による起訴議決に基づく公訴提起の制度を例外とするほかは、検察官が、国家の刑事訴追機関として公訴権を独占し、その権限行使の適正を期するため捜査を行い、原告官として訴訟を遂行するとともに裁判の執行を指揮監督するなど、刑事司法運営の中核的機能を担っているのです。
1.検察庁について
・検察庁の組織:
最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁、区検察庁
 ⇔「裁判所に対応して置く」(検察庁法2条)
・鳥取地検の現状と沿革
 →本庁(鳥取区検)・倉吉支部(倉吉区検)・米子支部(米子区検)
 →昭和62年まで、岩美、河原、若桜、八橋、黒坂にも区検があった(簡易裁判所に対応)
2.検察官について
・「検察」:(「検」調べる、検める。「察」つまびらかにする、明らかにする)
1)検事、副検事(地検、区検に対応)
・各資格:それぞれ司法試験と副検事試験
 検事→転勤族(地元にしがらみがない→贈収賄等)
 副検事→地元に密着(地元の実情を知悉、警察との連携)
・時代、社会意識の変化に伴い、犯罪傾向にも変化
2)検事総長、次長検事、検事長
・認証官は内閣が任命し、天皇が認証する者
 検事正は、官名ではなく、職名
3.日本の検察
 アメリカの検察官、韓国の検察官など国によって異なるが、日本の検察の特色は検察官による起訴独占主義
 例外)検察審査会の起訴議決(H21年改正)
 その実情
1)基本スタンス
・不偏不覚
・「法と証拠に基づいて」厳正に対処する
 →検察権の特色:行政権に属しつつも、司法的性質を有する
 →一体性(責任内閣制)と独立性(司法権の独立(任用資格+公益の代表者))
2)警察との関係・違い
・地元密着と県警察⇔国家公務員たる検察
・刑事的側面は警察の中の一部
行政警察(交通行政、生活安全の各種取締、警備・公安)
「検挙に勝る防犯なし」
4.刑事事件の手続き・流れ
・法制度
・再犯防止と検察の役割
5.検察の現状と課題
 社会情勢も変化しており、最近は可視化と言って録画であるとか、DNA、GPS、パソコン情報など、昔の捜査に比べ様変わりしている。
 安全安心な社会を目指し、少ない人数ではありますが活動できたらいいなと思っております。
(担当 岡森 裕)