No.9

本日の例会
2016年9月6日(火)  第2709回
◆君が代・奉仕の理想
◆献立 米山ミール
◆委員会事項
 誕生日御祝
◆庄司ガバナー公式訪問
※11:00〜会長幹事会、例会後集合写真「3階写真室」
理事会 1階「梨花の間」

次週の例会
2016年9月13日(火) 四つのテスト 第2710回
◆ロータリーソング  我等の生業
◆献立 ミール
◆委員会事項
 結婚記念日等御祝
◆卓話
 井土洋志さん(鳥取RAC)
 米澤信也さん

先 週 の 例 会
2016年8月30日(火)

会長挨拶
 台風10号が東北に上陸しそうです。ライオンロックという台風だそうです。意味は香港にある山「獅子山(しーずーしゃん)」の英名で、勢力が非常に強く動きが全く読めない台風ということです。
 特徴は南下幅の記録です。これまでは8.9度が最大でしたが、このたびの10号は10.1度だそうです。もう1点は、東北地方太平洋側への史上初の上陸です。
 最近世間話のなかで、ちょくちょく言われるのが「鳥取は災害のないところ」ですね、ということです。そこで、今日は平成年度の鳥取の過去の台風での災害を調べてみました。
 まず、平成3年の台風19号ですが、最大瞬間風速48.6m/秒。これは1943年の観測開始以来第1位で、死者3名、被害総額は76億円にのぼりました。
 次に平成23年の12号。9月1日から4日までの間に総雨量鹿野555.5ミリ、大山938.5ミリ、1時間に63ミリの非常に激しい雨を記録しました。床上浸水18棟、床下浸水152棟、公共土木被害472ヶ所、農業被害30億円というものでした。
 台風以外の自然災害もあります。平成12年西部地震、平成18年7月豪雨、平成18年豪雪。平成19年8月と9月の局地豪雨。平成20年8月突風(竜巻)被害。平成23年の大雪です。
 自然災害に関連して、私が個人的に特に困るのは、豪雨の後です。大雨が降れば川から海へいろいろなゴミなどが流れてきます。そのなかで特に困るのがロープなどです。もし万一スクリューに巻き込みでもしたら、船が止まってしまいます。場合によれば海上保安庁にお世話にならないといけないようなことにもなりかねません。
 皆さん、川や海にゴミなど投げないようにしましょう。私のためにもよろしくお願いします。

幹事報告
A) 到着文書
1)ガバナー事務所より 9月のロータリーレート1ドル102円
2)米山記念奨学会より ハイライトよねやま197号(メール配信済み)
3)鳥取県元気づくり総本部より寄付付き商品「お買いものチャリティー」説明会について
 4)倉吉東RCよりクラブ活動運営計画書
 5)岡山備南RCより創立40周年記念誌
 6)鳥取大学より風紋50号
B) 例会変更・受付のみのメーキャップ情報
クラブ名 日にち・会場
鳥取中央RC 9.26(月)ホテルニューオータニ鳥取
鳥取西RC 9.23(金)
境 港RC 9.20(火)マリーナホテル
米子南RC 9.26(月)米子全日空ホテル
米子東RC 9.28(木)
C) その他連絡事項
 9/6は庄司ガバナー公式訪問です。終了後集合写真が3階であります。
 理事会はその後に行います。

委員会報告
◎出席率報告
 8月30日  会員50名中 欠席10名 80%
 8月2日  補正後 欠席8名 84%
 8月9日  補正後 欠席9名 82%

ビジター
鳥取中央RC 安陪幸伸さん

メークアップ
8/23 境港RC   秦野諭示さん
8/24 倉吉中央RC 坂根 徹さん
8/25 鳥取RC   大山茂生さん
8/29 鳥取中央RC 植田哲朗さん
8/29 米子南RC  秦野諭示さん

*スマイル報告(本日10,000円 累計116,000円)
安陪幸伸さん(鳥取中央RC) 本日はお世話になります。
山田雅文さん 災害の少ない鳥取に、バンザイ。
伊藤教史さん この土日に畑の草刈り整備をやったおかげで体中が痛く、草臥れ気味です。これからはイベントが目白押しです。まず、来週のガバナー訪問を意義のあるものにしましょう。
植田哲朗さん 坂根さん、この度はありがとうございました。
田中英教さん 田邉さん今日も感謝です。
田中 彰さん パラリンピック日本代表選手の野田さんが、日曜日に鳥取空港から出発されました。私の法人職員のダンナ様で、車イス400m、1600mに出場されます。法人職員40名で見送りました。皆様、応援を宜しく。
笹野眞紀さん 先日の2次会では、大変お世話になり有難うございました。
*四大御祝(本日2,000円 累計44,000円)
福田 収さん  創業記念日等

「卓話」
平成28年熊本地震に学ぶ  松原雄平さん
「熊本地震について」
 4月14日午後9時26分、熊本地方を震央とするマグニチュード6.5の地震(前震)が発生し、熊本県益城町で震度7を観測した。その28時間後、4月16日午前1時25分にマグニチュード7.3の地震(本震)が同地域で発生し震度7を観測した。14日の地震は日奈久断層帯の北端部の活動、16日未明の地震は布田川断層帯の活動によるもので二つの断層帯において連動する連動型地震とみられている。この地震は右横ずれ断層型の内陸地殻内地震であり、東側は阿蘇山のカルデラまで達した。また、この付近では前震の震源域とされる日奈久断層帯と布田川断層帯が交差しており、これらの断層帯が連動して動いたと考えられている。
「熊本地震から学ぶもの」
 熊本地震は断層帯の破壊で生じた断層型地震であったが、断層直上の帯域より少しずれた帯状の領域に倒壊が集中する状況が観察された。これは断層帯の位置よりも、むしろ地盤の軟らかさ、あるいは揺れ易さという軟弱地盤部分で家屋倒壊が進んだことを示している。また、同じ区域においても、耐震性の乏しい建築年数の長い家屋での倒壊が多く観察されている。これらのことから最も急がれる地震対策としては、家屋の耐震性の向上が必要である。
 また、被災で亡くなられた方の検死の報告によれば、大半の方が家財、壁材等の衝突による即死とされている。このことから、地震防災としては、地盤の振動に対して、事業所や家屋自体の振動周期を変えるための工夫を検討する必要がある。なによりも直下型の地震が想定される鳥取東部の地震動としては、地震エネルギーを逃す工夫として補助材の設置などの耐震化の工夫を各事業者や御家庭で考える必要がある。また、家財を固定すること、また屋内空間に完全安全空間を確保することも重要である。
「発生が懸念された熊本地震と鳥取地震の可能性」
 今回の熊本地震は内陸の断層型地震であったが、三年前に政府の調査がおこなわれ、九州中部でマグニチュード6.8以上の断層型地震の発生確率が18-27%とされていた。今回は、まさにその懸念が的中したことになるが、先日、中国地域においても同様の調査結果が報告された。それによれば、中国地域全体で同様の発生確率が50%、なかでも鳥取、島根エリアの中国北部で40%の発生確率となっている。過去の履歴に基づいて計算された地震発生の可能性を示したものであるが、先の九州中部での発生確率よりも高いことを踏まえれば、家具の固定等や安全空間の確保等の地震対策を怠らないようにしなくてはならない。
(担当 米田由起枝)