●私の車の購入エピソードです (順次追加予定)
平成10年9月、山陰スバル中古車センターにて購入。
私が車に対して魅力を感じるポイントは、デザインの美しさと希少性です。そうすると、自然と外車に目が向いてしまうことになるのですが、SVXは、この2つの条件を兼ね備えた数少ない国産車のひとつだと思います。
中古の値段がこなれたところでGETしようと目論んでいたのですが、意外と人気があるのか、値段は一向に下がりませんでした。それどころか、生産中止となった現在では中古車情報誌でもあまり見かけなくなり、逆にプレミアム価格ともとれるような高値の相場を形成しつつあります。
程度のいい車は年々少なくなるし、そろそろヤバイぞと、慌てて探し始めたのですが、条件のいい車はなかなか見つかりませんでした。
そんな矢先、ひょんなことから近所のスバルに安いSVXが置いてあるという情報を得て、その日のうちに見に行きました。
程度はあまり良好とはいえず、かなり迷いましたが、値段が安かったのと、店が近所にあって、おまけに保証付きだということで、思い切って購入に踏み切りました。
平成8年9月、個人売買にて購入。
実は、私はこの車に対して非常に強い思い入れがあります。
あれはまだ私が大学生だったころ、なにげなく読んでいた雑誌にアルミホイールの広告が載っていました。そこに使われていたのは、真横からの若干逆光気味の車の写真でした。その車はエレガントでとても魅力的でした。
ところが、その車が何なのか、国産車なのか外車なのかということすらわかりません。私はいろいろな手段で一生懸命調べたのですが、どうしてもその車の正体がわかりませんでした。
しょうがないなと半分あきらめかけていたある日のこと、街中で偶然その車を見つけました。通り過ぎて行ったその車のリア・ガーニッシュにはドでかいエンブレムが。その車こそ、この HONDA LEGEND 2door HARDTOP だったのです。
それからというもの、街中で見かける度にいつもその美しさに溜息をついていました。
そんなこんなで、長らく憧れだったこの車ですが、同じ職場の友人が乗っていたものを、格安で譲り受けることができました。
昭和62年2月、個人売買にて購入。
大学3年生にして、生まれて初めての愛車です。先輩が乗っていた車を安く譲り受けました。
それまでは雨の日も雪の日も、ずっとバイク(250cc)に乗っていました。貧乏学生だったので車はあきらめていたのですが、「4万円でどや?」という思いがけないお話をいただき、すぐに飛びつきました。
実はこの先輩、よくモテまして、やっかみ半分に「水子の霊が憑いている」などと揶揄されていた曰く付きの車です。
私は特にこの車に思い入れがあったわけではありません。1600ccの廉価グレードで、エンジンパワーも無く、今考えると決して「イイ車」では無かったです。でも、ただただ、車を所有できたことがうれしくて、あちこち遊びに行きました。ちなみにあだ名は「ラムちゃん」。大学生活最後の1年間を楽しく過ごせたのは、この車のおかげです。
この車は、譲り受けたときに既にかなりイジってありました。ドレスアップの仕方やドライビングテクニック、メンテナンスなど、基本的に、私の車に対する知識というのはこの車から得たような気がします。
就職するに当たって、親に「こんな車に乗っていたら悪い評判が立つからヤメロ」と言われて手放しました。そのくらい下品にイジってあったということです。しかし、何と言っても私の初めての愛車です。何事も「初めて」というのは忘れられない思い出です (*^o^*)