クワガタをやる者なら、誰もが1度はハマるアンタエウス!!
      その中でもマニアの永遠の憧れ、ブータンアンタエウス(Dorcus Antaeus Bhutan)
      そのブータンアンテを、遂にGETする事が出来たのです。とは言っても、WF1幼虫ですが...
      とても高価でしたので、多くは購入出来ませんでしたが、無事に育って何とか羽化してくれれば、
      と思っています。近況報告で、何か変化があれば報告していきます。
      みなさんも、どうですか?ブータンアンテ!おそらく来年あたり、ブレークしますよ!!

ブータン王国地図

  

 ブータンへの入国ルート
 ブータンへの入国のルートは、ブータン国営航空のドゥルック・エアー(DRUK AIR)を
 使って入国する空路と、インド国境から入る陸路の2種類があります。
 いずれも事前に旅行会社と契約しておく必要があります。

 ドゥルック・エアーで入る空路
 ドゥルック・エアーは、ブータンの国営の航空会社です。日本からですと、タイの
 バンコク、またはネパールのカトマンドゥから乗り継ぐのが便利です。
 自社保有している72人乗りのジェット機 で、ブータンの国際空港パロに到着します。
 パロから首都ティンプーまでは65Km、車で約2時間です。

 インド国境から入る陸路
 インドとの国境のある街、プンツォリンから入国することができます。
 この場合は、インドを通りますので、インドのビザ(必須)が必要です。
 プンツォリンから首都ティンプーまでは176Km、車で約6時間です。

 ◎ブータンについて小耳に挟んだ話

 まず、入出国ですが、外貨獲得のため入国または出国のどちらかを、必ず
 ドゥルック・エアー(DRUK AIR)を利用しなければいけないそうです。
 入国の際には、ブータン政府が任命したガイドが必ず付きますので、ヤバイ事
 は出来ないそうです。もちろんクワガタ採取なんて、とんでもない話です。
 ブータン王国は、全地域でクワガタ採取は禁止されています。
 山に入れば、森林警備隊がうろついているので、見つかれば即逮捕!!
 罪は、インドやネパールよりも厳しいそうで、4〜5年は出られないと聞きます。
 おまけに、アイロンを背中に当てられるという拷問?もあるとか...
 とにかく、クワガタ採取には不向きな国だということです。

 

                    種親♂画像                     

 これが巷で噂の怪物君(写真・左)です。
 私なりに、削れた大顎を出来る限り正確に復元してみました。(写真・右)
 どうですか!基部から極太で、見事なまでの内歯の上がり!!凄い迫力!!
 ワイルド♀に、この怪物君を追い掛けして採れたWF1幼虫を購入しました。

採集者 楠本 典之氏          
採集日 2000.5.21         
          採集地 中央ブータン・トンサ(Tongsa) 上記地図を参照

怪物君の身体測定

 体長 81.5mm(完品ならば、推定85mm)   頭幅 32.5mm 
 前胸幅 35.5mm(この前胸幅はギネス級)   顎基部  6.0mm

 


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