■ガザ問答


切り捨て方 投稿日 4月7日(水)01時40分 投稿者 nuts

 ガンポンが「初期生産型、通称YMS−14と呼ばれている機体は一年戦争のエースパイロットとして名をはせたシャア・アズナブル大佐、ジョニー・ライデン少佐などに渡されているが、アナベル・ガトーに渡されたのも、この初期生産型と断定できる」と勝手に"断定"しているのを確認した時点で私の中では「AMX−003は連邦ナンバー」と同様の、「極めて一般化してしまって、正しく書いてある資料が殆どなく、逆に大半の資料が間違っている」誤った記述として認識した訳です。このAMX連邦ナンバー説ですが最初に間違えた人が勘違いするのも納得がいきます。アクシズ製MSと同様に、連邦軍にとって「ワケのわからん」MS群であるシロッコ製MSが、PMXナンバーを貰っている以上、アクシズ製未知のMS群にAMXと名付けても、特に不自然ではないからです。ですから、最近の出版物、例えば年少者にとって最も親しみやすいガンダム媒体であるGジェネで、「アクシズ内での型式番号はMMT−1となっている」と紹介されて、それを読んだ小学生が、疑問を抱かず信じたとして当然ですし、ガンダムにかなり詳しい方でも間違えてしまうのも無理はないでしょう 。

 ですが、ここで「多くの出版物に記載があり、今では一般化しているから」という理由で、辻褄の合わない設定を認めてしまうと、どうにも後が苦しくなります。AMXナンバーでは、数字部分の解釈が非常に困難になりますしガトー機問題で言えば、色々と苦しい解釈が必要になります。ガトー機問題も、AMXナンバー問題と同じく、最初にYMSだと"誤認"(あくまで私の解釈ですが)した方の気持ちも分かります。ガトーはエースですし、エース中心に配備されたYMSを受領していてもおかしくはなかろうと。

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ZZにちょっと感動(^^;) 投稿日 4月8日(木)02時09分 投稿者 与謝野折檻

■nuts さんへ
>"断定"しているのを確認した時点で私の中では「AMX−003は連邦ナンバー」
>と同様の、「極めて一般化してしまって、正しく書いてある資料が殆どなく、逆に
>大半の資料が間違っている」誤った記述として認識した訳です。
 ちょっと確認とってる時間がないのですが、確か、そのむかしキュベレイを「MMS−3」と呼んでませんでした? Tは「トランスフォーム(Transform)、Sは「スーツ(Suit)」の略なんでしょうが、「MMT(S)」ナンバーが、アクシズと一時的に共同戦線を張った際に与えられた連邦ナンバーだとすれば、「MMT(S)−2」って何なんでしょう? 「MMT(S)−」はアクシズと協調するまで「知らなかった」機体だけに与えられたナンバーなのでしょうし、非常に気になります(^^)

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「コア3沖会戦」 投稿日 4月8日(木)21時49分 投稿者 nuts

与謝野折檻さんへ
>確か、そのむかしキュベレイを「MMS−3」と呼んでませんでした?
 ラポートのZガンダム大事典に、確かにそういう記述がありますね。この本は、キュベレイの型式番号について、MMS−3とだけ紹介し、AMX−004については触れていません。この本もAMXを連邦ナンバーと紹介しています。
 また、センチネルによるとAMX−007ガザEは、MMT−3らしいですね。ガザEはグリプス戦役後期に顔を出していますから、連邦ナンバーを貰ったようです。MMT−1がガザC、MMT−3がガザEとなると、MMT−2はガザDしかないでしょう。ガザDの量産先行機は既にグリプス戦役後期にはハマーン艦隊に配備されていたようですし(RPGマガジン設定)もう一つの候補であるガ・ゾウムは、第1次ネオジオン紛争に入ってからの登場でしょうから、ガザDの確率が高いと思うのですが。
 となると、MMS−1及びMMS−2が気になります。グリプス戦役中に連邦軍側に認知された、アクシズ軍の非可変MSとは一体?ゲルググやリックドムの改修機ぐらいしか思いつきません。ところでリゲルグの実戦デビューはいつ頃だったのでしょうか?もしやリゲルグ?

 昨日「ガンダムメカニクス3」を購入しました。案の定、「アクシズ内での型式番号はMMT−1」になっていました(泣)さすが「サンライズ監修オフィシャルプロジェクト!」と大書してあるだけはあります。「最新のゲーム」でもそうなっていますし、世間一般ではそういう事になっているようです。あと、ジッコの定員、確かに2名にになっていました。これに関しては、特に反論できないですね。ガトルも定員2名ですし。

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ビデオチェックは疲れるッス(^^;) 投稿日 4月10日(土)10時41分 投稿者 与謝野折檻

■nutsさんへ
>確か、そのむかしキュベレイを「MMS−3」と呼んでませんでした?
>ラポートのZガンダム大事典に、確かにそういう記述がありますね。
 そうです、実は折檻もこれを見て言ったんですけど、他でもどこかに載ってたような気がします。どんな系統の資料に現れるか調べたいと思いますので、とりあえず見つけた人は教えてください(^^)

>また、センチネルによるとAMX−007ガザEは、MMT−3らしい
>MMT−2はガザDしかないでしょう。
 これは納得です。非常に論理的で受け入れられ易い解釈だと思います。
 個人的に、当初は「MMT/S」はT、Sに関わらず、1から順番に与えられるのではないか?と思っていたんですよ。MMT−1、MM○−2、MMS−3…という感じで。ザンスカールなんかだとこういうナンバリングですよね。でも、MMT−3が出てきた以上、「別個に与えられた」ということで了解です。

>となると、MMS−1及びMMS−2が気になります。グリプス戦役中に
>連邦軍側に認知された、アクシズ軍の非可変MSとは一体?
 実は「ガルスJ」とか「ズサ」が確認されていたとか?
 メールシュトローム作戦の際にエンドラ級巡洋艦が参戦していますから、これらの艦の搭載MSがそうだったのかもしれません。マシュマーもメールシュトローム作戦に参加していたとか?

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BT−42発見しました 投稿日 4月10日(土)13時00分 投稿者 nuts

与謝野折檻さんへ
>>となると、MMS−1及びMMS−2が気になります。
>実は「ガルスJ」とか「ズサ」が確認されていたとか?
 この2機は、地球侵攻作戦まで温存されていた機体(EBグリプス編より)ですよね。連邦軍にナンバーを貰う時は、「我が軍はこれらの種類のMSを使用していますので、識別コードには気を付けて頂きたい」ってデータを渡すわけですよね。ガルスJはいずれ連邦を敵に回して地球侵攻する時に使うMSですから、例えあの時点でハマーン艦隊に配備されていたとしても連邦軍には内緒にしていたんじゃないか、と思うのですが。RPGマガジンを立ち読みしたら、アクシズ軍はグリプス戦役でもゲルググを使用した、という事になっていました。ノーマルのゲルググでしたらMMTナンバーは不必要でしょうから、リゲルグもしくはゲルググの改修機(リゲルグのバックパックを背負ったゲルググとか)じゃないか、と思った訳です。中身がどれだけ変更されているか、連邦側には判らない筈ですし。

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MMS−3 投稿日 4月10日(土)20時24分 投稿者 ぷろっと

>>確か、そのむかしキュベレイを「MMS−3」と呼んでませんでした?
>>ラポートのZガンダム大事典に、確かにそういう記述がありますね。
> そうです、実は折檻もこれを見て言ったんですけど、他でもどこかに載ってた
>ような気がします。どんな系統の資料に現れるか調べたいと思いますので、
>とりあえず見つけた人は教えてください(^^)

 私も気になったのでちょっと調べてみたのですが、ケイブンシャの「機動戦士ガンダムΖΖ大百科」でキュベレイを「MMS−3」としています。

 ちなみに私は、「MMS−1」、「MMS−2」はガザA、ガザBだと思います。キュベレイよりも前に完成していて、変形をしないモビルスーツといったら、この二機しか思い付かなかったというだけの理由ですが。でも、この「MMS−」の最初の「M」って何の意味があるんでしょうか?どこかに、この説明が載っているような資料って無いんでしょうか?

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ガザAとガザBの謎 投稿日 4月10日(土)21時32分 投稿者 nuts

>ちなみに私は、「MMS−1」、「MMS−2」はガザA、ガザBだと
>思います。キュベレイよりも前に完成していて、変形をしないモビルス
>ーツといったら、この二機しか思い付かなかったというだけの理由ですが。
 ガザA、ガザBが可変MSだという記述が、幾つかあるんですが・・・。

「TMSを最も早く作り上げた組織はアクシズだった。彼らは小惑星帯に新基地を建設するために、大量の作業用MSが必要であり、MS形態時の脚部を大型のマニピュレータとするAMX−001ガザAを開発した。この機体はムーバブルフレームを採用せず、各ブロックの移動で変形し、生産性は極めて高い。」(EBグリプス編より)

「AMX−002ガザB 作業用であった可変MS」(EBアクシズ編)

「ガザBはMA形態をビグロやグラブロに近くなる様に考えてみました」(MJ誌89年1月号、ガザBのイラスト解説)

註・EBアクシズ編は絵と文章がバラバラになっていますが、あの文章はガザBを指していると思います。

 個人的にはこれらの記述から、ガザシリーズは全て可変機だと思っていたのですが、最近のガンダム画報がこんな困った事を書いてしまいました。
「過去に存在したA型の作業用ポットを元に造ったB型を武装させてMSとし、さらに変形機構を付加して完成させた」(ガザCの解説)
 これを額面通り受け止めると、ガザAはMSではなく、ボールの仲間(笑)ガザBはMSで、ガザCでようやく可変MSになった、という事になります。このあたり、皆さんはどう思います?

 個人的にはガザA、ガザBは可変、非可変どちらにしろ作業機ですから、連邦軍の制式ナンバーを貰う必要はなかったのでは?とも思いますが、もし両機が非可変MSである、という記述があれば、MMSナンバーを貰う可能性も否定できないと思います。

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ガザ・シリーズ 投稿日 4月10日(土)22時37分 投稿者 ぷろっと

>ガザA、ガザBが可変MSだという記述が、幾つかあるんですが・・・。
ケイブンシャの「機動戦士ガンダムΖΖ大百科」には、
「ガザAは作業用ポッドで、Bはそれを武装したモビルスーツであった。
このCで変形機構が採用され量産されたのである。」

大日本絵画の「GUNDAM WARS PROJECT Ζ」には
「ガザCは、Bタイプに可変機構を加え、生産簡易性を高めた物として完成している」

ソフトバンクの「機動戦士Ζガンダム設定資料集」では、
「本来は作業用に開発されたで、ガザA、ガザBなどがある。C型はそれらに武装を施し、可変機構を追加して主力兵器としたもの。」

という資料から、私はガザA、Bが非変形MSであると思っていたので、あのような書き方になりました。

>これを額面通り受け止めると、ガザAはMSではなく、ボールの仲間(笑)

確か、ガザAのイラストが「Ζガンダム」の別冊ジ・アニメに載っていたような憶えがあるのですが(私は持ってない)、どなたか持ってませんか?

ちなみに、講談社の「機動戦士ガンダム大全集」でもキュベレイを「MMS−3」としています。

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これは失礼しました 投稿日 4月10日(土)23時26分 投稿者 nuts

>ガザシリーズ
 ガンダムウォーズとソフトバンクの資料集、確認しました。本当ですね。
 ガンダム画報はケイブンシャの記述をもとにしているみたいですね。てっきり暴走かと思ってしまい、失礼な表現をしてしまいました。

 どうも、この中で一番古そうなのがケイブンシャですから、当初の設定ではやはり非可変機だったのでしょう。それをMJ誌でダブルフェイクが連載された時、作者さんが新たに設定を起こして、可変MSとしてデザインしてしまった、と。それをEB系が掲載して一般化、と思いきやケイブンシャの設定をガンダム画報やプロジェクトZ等が引用してきて混在しているみたいです。

>ガザAのイラスト
 これ興味あります。ガザBは例の可変機のイラストしか見たことがないですが、他に非可変機としてのデザインはあるのでしょうか。可変機のイラストも、MA形態のデザインは無いですから、あれを非可変機としてもいいかもしれませんが。

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やや乗り遅れたのでマイペース(笑) 投稿日 4月11日(日)03時05分 投稿者 与謝野折檻

■ぷろっとさん、nutsさんへ
>ケイブンシャの「機動戦士ガンダムΖΖ大百科」でキュベレイを「MMS−3」としています。
>ちなみに、講談社の「機動戦士ガンダム大全集」でもキュベレイを「MMS−3」としています。
 あ、本当ですね。情報ありがとうございます。
 他には1986年ニュータイプ4月号付録「GUNDAM ZZ BOOK」でも、「MMS−3」ですね。この資料、隠れハイザックが「RMS−106J」だったり百式が「RMS−00100」だったり、なんか一風変わった記述が多いです(^^;)

>ちなみに私は、「MMS−1」、「MMS−2」はガザA、ガザBだと思います。
>キュベレイよりも前に完成していて、変形をしないモビルスーツといったら、
>この二機しか思い付かなかったというだけの理由ですが。
 確かにそう解釈すると辻褄が合いますよね。細かい疑問は置くとして、素晴らしいアイデアだと思います。仮に地球圏へは持ってきていなくとも、照合データがあれば番号は与えられたでしょうから、十分に有り得る話ですよね。

>でも、この「MMS−」の最初の「M」って何の意味があるんでしょうか?
>どこかに、この説明が載っているような資料って無いんでしょうか?
 載ってたというより聴いた話なんですが(ですので根拠としては弱いのですが)、「MMT/S」の最初の「M」は「Mysterious(謎の)」だという説をどこかで聞きました。確かに連邦にとってアクシズのMSは謎ですから、「謎の可変MS・1式」でMMT−1ということで辻褄は合います。さらに、「MMS」と「MMT」は別個にナンバーが振られたとすることによってガザA、Bのナンバーに合理的な解釈が可能となりました。
一つ胸のつかえがとれた感じです(^^)

 ガザシリーズの先行機に関しては、公式な設定(要するにアニメ用設定)が存在しないのがケチの付き始めなんですよね。これはサンライズさんにしっかりしてもらうしかないと思うのですが、個人的には幼少時の刷り込みで「変形ガザはC型から」という設定がありますので、これを土台にしたい気がします。

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ガザB 投稿日 4月12日(月)22時53分 投稿者 nuts

与謝野折檻さんへ
>「MMT/S」の最初の「M」は「Mysterious(謎
>の)」だという説をどこかで聞きました。
 コレ、当時小学4年生の私も聞いた記憶があるんですよ、不思議なことに。
 どこかで読んだ筈なんですが、手元の資料をひっくり返しても見あたらず、記憶違いかな、と思って黙っていたんですが、どこかにあるはずです。当時のニュータイプあたりが怪しいんですが・・・。

>ガザシリーズ
 ガザAに関するEBの記述は、MS状態からMA状態へ変形する、とは明記していませんし、単にMS状態の足が、作業用大型マニピュレータへ変形するだけの"非可変作業ポット"と解釈してはどうでしょうか。ガザBに関しては、「武装を加えてMS化したもの」(プロジェクトZ)とする戦闘用MS説と、非武装の作業用MS説が混在していますが、両方存在したと考えるのはご都合主義でしょうか。さらに都合良く考えると、作業用MS形態から、作業用MA形態へ簡易的な変形(マニピュレータの基部が移動する程度)するものの、本格的な可変機にはほど遠い(戦闘に適するMA形態へはほど遠い)機体、とも思えます。

(1)ガザA    作業ポット(形式上、MSに分類される。脚部をマニピュレータとして使用可能)
(2)ガザB    作業MS(簡易的な変形可能)
(3)武装ガザB 戦闘用MS(戦闘用MAには変形不可能、MS状態のみの運用を前提としている)
(4)ガザC    戦闘用TMS (3段階に変形、MA状態でも戦闘可能)

 この様に考えると、ガザA、ガザBがMMSナンバーを与えられても不自然ではなくなりEB本の記述も切り捨てずにすむ、と思うのですが、どうでしょうか。

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ZZシリーズ・キット説明書 投稿日 4月13日(火)16時28分 投稿者 nuts

 ガ・ゾウムのキット説明書を入手したので重要な部分を引用します。

「ガザ・シリーズはこれまで5機開発されたが、そのうちMMT−1ガザaとMMT−2ガザbの2機は作業用に開発された機体で戦闘用ではない。だが、優秀な可変機能と高い生産性が評価され、地球侵攻の先兵としてMMT−3ガザcの量産が決定した。しかしモビルスーツの絶対数が不足していたアクシズでは、性能よりも量産性が優先され、耐久性が極めて劣悪となった。エゥーゴの技師が捕獲したガザcを調べて、「3回戦闘したら空中分解するぞ」と言ったほどだ。現にガザcは250機生産されたものの、グリプスII戦後の残存数は、わずか80余機であった。」

 この記述をストレートに信じる訳にはいかないと思いますが(MMT−3はガザEであり、ガザCはMMT−1の筈)、少なくともガザAガザBの両機を連邦軍は確認して、ナンバーを与えていたという裏付けは取れたことになります。数字部分は、恐らくMMTアクシズナンバー説を信じ切った人が、辻褄を合わせるために暴走してしまった為あの様な「ツクリ」が入っているのだと思います。
 またこの資料もガザAガザB=作業用可変機説を採用しているので、MMSではなくMMTになっていますが、これまで明らかになった通り、MMT1〜3は、ほぼ判明しているので、このまま受け入れる訳にはいかないでしょう。MMS−1ガザA、MMS−2ガザBと解釈すれば、数字部分を改変せずに接合性が取れると思います。

 またガザc(何故小文字?)の生産機数250機、という記述は、センチネルの「300機(推定)近く」と若干隔たりがありますが、通常型ガザCが250機、後期型のガザC改AMX−003Sが若干数で、合計300機近くと考えてもいいと思います(もちろん
推定300機ですから、重視しなくてもいいのですが)。
 しかし250機製造されて、あの僅かの期間に7割近くが消耗するとは・・・凄まじい消耗率です。

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ガザとか(^^) 投稿日 4月13日(火)22時01分 投稿者 与謝野折檻

■nuts さんへ
>ガザBに関しては、「武装を加えてMS化したもの」(プロジェクトZ)と
>する戦闘用MS説と、非武装の作業用MS説が混在していますが、両方存在
>したと考えるのはご都合主義でしょうか。
>(2)ガザB    作業MS(簡易的な変形可能)
>(3)武装ガザB 戦闘用MS(戦闘用MAには変形不可能、MS状態のみの運用を前提としている)
 これに関しては個人的に「こうではないかな?」と考えていた案があります。ガザAはともかく、ガザBはアクシズの戦力拡充政策が決定された後に(ガザC大量発注に前後して)在来機を戦闘用に改修していても、そんなにトンデモではないと思います。つまり、一度「作業用非可変機」として生産された後に、必要に迫られて武装簡易変形機に改造された機体もあったのではないか?という考え方です。Nutsさんの「両方存在していた」説と近い考え方ですが、「本来」と「後に」という分け方をしてみたものです。
 ガザBに関しては「戦闘用」「作業用」、「可変機」「非可変機」という相反する記述が見られますが、ガザBを母体に戦闘用可変MSガザCが開発されているわけですから、ガザBを簡易変形戦闘用MSとして戦力化しようという計画が持ち上がってもそんなにおかしくはないと思います。肩にビームキャノンを搭載し、単に上半身を倒すだけの変形を採用したのでしょう。こう解釈することによって、型式番号は「非変形機」、変形を示唆する記述も「後に改修された機体もある」、と解釈することが可能になると思います。

>ガ・ゾウムのキット説明書
>またこの資料もガザAガザB=作業用可変機説を採用しているので、
>MMSではなくMMTになっていますが、これまで明らかになった通
>り、MMT1〜3は、ほぼ判明しているので、このまま受け入れる訳
>にはいかないでしょう。
 困った時にはとりあえず読むようにしている小説版ですが、
「……昔、図面で見たことがある機体の改造型だな……」(クワトロ)
「MMT−ガザC? あのモビル・アーマーのことですか? 可変モビル・スーツなんですね?」(カミーユ)
「そのはずだが、私が知っている頃は、可変は考えていなかったはずだ」(クワトロ)
となっております。直ちにどうこう、という記述ではないですが、ガザ・シリーズが当初は可変を想定していなかったように読めます。少なくともガザAは非可変MSだったと思いますが、どうでしょうか?

>またガザc(何故小文字?)の生産機数250機
 指摘されているように、「250機」と「300機近く」はほぼイコールと考えても良い思います(^^;)
 その他の記述ですが
「生産台数は100機にものぼる」(ニュータイプ100%)
「100機以上が量産・配備されている」(ガンダムメカニクス3)
 というように「約100機」説も良く見ますよね。「約300機」説の方はグワダン級の搭載数が約100機なのと、同級が3隻存在することが根拠なのではないでしょうか?
 ちなみに、「グワダン」には「ガザC第8中隊」まで確認されています。通常のMSとは運用方法の異なるガザCが、何小隊で1中隊になるのか不明ですが、仮に3小隊だった場合、予備機を含めなくても72機にもなります。そう考えれば250〜300機ってのはイイ線ではないでしょうか? 逆に「約100機」説はツライような気がします。

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ガザ一族 投稿日 4月13日(火)23時08分 投稿者 nuts

>少なくともガザAは非可変MSだったと思いますが、どうでしょうか?
 脚部が"変形"して大型マニピュレータになり、鉄骨等をぐいっと掴む事ぐらいは出来たと思いますが、確かにシャアの台詞からは非可変機として考えるのが自然なようです。必要に応じて「脚部で機体を固定」と「4本のマニピュレータで作業」を使い分けることが出来たのでは、と思うのですが、グリプス戦役時のTMSとはレベルが違うのでしょう。
 そう考えればシャアが、ガザシリーズの進化に驚いたのも辻褄が合うと思います。

>ガザB
>必要に迫られて武装簡易変形機に改造された機体もあったので
>はないか?という考え方です。
 賛成です。そちらの案の方がより洗練されていて、納得がいきます。
 キット説明書にある、ガザBの「優秀な可変機能」が評価されて・・・
という下りを重視すると、ガザB武装簡易変形型が戦力としてそれなりの評価を得て、それからガザCを開発した、とも解釈できます。この両機の間に時間的な差が殆どなく、ガザCの大量生産とガザBの在来機改修が平行して行われていた可能性も高いですがとりあえず改修された武装ガザB1号機の方が、ガザC開発計画より先だった、と考えたいです。
作業用ガザB開発>武装ガザB開発(改修)>完全変形型ガザC開発>ガザCの製造と平行して作業用ガザBの武装可変型への改修進む・・・という流れです。

>ガザC250機説と、グワダン級搭載機数
 これは盲点でした。1番艦「グワダン」ともう1隻(2番艦?)にガザC約100機ずつ、「グワレイ(3番艦?)」にガザC約50機(残りはガザE)が搭載されていた、と考えれば250機説に理由を持たせることが出来ます。センチネルにはガザCについて「グワダン級戦艦に推定30機以上が搭載されており)という記述がありますが、好意的に解釈すれば「グワレイ」に30〜50機が搭載されていた、とも受け取れます。先行した「グワダン」と2番艦にやや遅れて発進した「グワレイ」は生産が終了したガザCの在庫分と最新型ガザEを搭載していた・・・という事で。

 ところでセンチネルには初期稿として「AMX−011ガザG」なるMSのデザインが載っています。ガザEがデザインされる前に書かれたラフ画ですが、Fを飛ばしてGなのが興味深いです。また011というナンバーから、センチネルのスタッフがザクIIIをAMX−110と解釈していた(011ではなく)、という事が分かります。

> 仮に3小隊だった場合、予備機を含めなくても72機
 ドンピシャ、といった感じですね。ガザCはずさんな構造らしいですから、相当数の予備機が搭載されていた筈ですし、72機+予備機で100機でほぼ決まりでしょう。

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ガザG 投稿日 4月13日(火)23時25分 投稿者 Walfisch

>「AMX−011ガザG」
 ザクIII「AMX−110」説の私としてはうれしい発見です。
 「当初、ザクIIIは000番ラインで開発が進められており、この時の形式番号はAMX−011であった。しかし何らかの事情で開発陣の整理が行われ(ズザの開発チームもしくは開発計画もこの時期に100番ラインから000番ラインに移動?)ザクIII開発計画は100番ラインへ移動。これにともない形式番号もAMX−110に変更された。欠番になったAMX−011には、ガザ・シリーズの最新作ガザGに与えられる事になった。」ってのはどうでしょう?
 ガザGは「初期稿」ですので、考証の対象にするのは反則かもしれませんが、都合のいい物だったのでつい手を出してしまいました(^^;)。

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ガザにガザ入れ(爆) 投稿日 4月14日(水)21時04分 投稿者 与謝野折檻

■nutsさんへ
>必要に応じて「脚部で機体を固定」と「4本のマニピュレータで作業」を
>使い分けることが出来たのでは、と思うのですが、グリプス戦役時のTM
>Sとはレベルが違うのでしょう。
 これは想像の世界なんですが、初期のガザ・シリーズは狭い坑道内で作業するため、間接の構造が通常のMSと異なっていた可能性はあると思います。その際、上半身を倒して全高を低くするとともに、作業中は脚間接をいわゆる「鳥脚」状にすることによってクリアランスを確保したのではないでしょうか? 確認されているガザBの設定画では背中に例のブースターが装着されているわけですが、これを「ガザC用装備を参考に後付けされたもの」と解釈すれば、ガザBの全高はもっと低かったことになり、坑道内作業を想定した上記の発想も、まったく無理というわけではないと思います。
 さらに、おっしゃるように空間作業を想定して(いわゆる「ボール」的運用)脚を大型マニピュレータとして使用できるように設計していたのでしょう。大きな物は脚マニピュレータで掴み、機体は腕で固定したものと思われます。小さな物に関しては通常と同じで十分対応できたものと思います。脚をマニピュレータとして使用するためにも、「鳥脚」は有効だったことでしょう。

>キット説明書にある、ガザBの「優秀な可変機能」が評価されて・・・
>という下りを重視すると、ガザB武装簡易変形型が戦力として
>それなりの評価を得て、それからガザCを開発した、とも解釈で
>きます。この両機の間に時間的な差が殆どなく、ガザCの大量生産
>とガザBの在来機改修が平行して行われていた可能性も高いです
 マハラジャ時代?モウサ建設のため作業用MS「ガザB」開発>ハマーン政権、戦力拡充を志向(ほぼ同時にシャア地球圏へ)>「ガザB」を戦闘用MSに改修決定>現行機をベースに武装プランを検討>ガザ・シリーズ特有の間接構造を発展させ、簡易変形機構を採用>テスト結果良好>テストデータをもとに純戦闘用量産MS「ガザC」を開発開始>「ガザC」就役までの措置として現行機ガザBを改修・運用>「ガザC」就役開始>「ガザB」部隊は順次ガザCに機種転換
 …ってな感じのタイムスケジュールでどうでしょうか?(^^;)

>ガザC250機説と、グワダン級搭載機数
>これは盲点でした。1番艦「グワダン」ともう1隻(2番艦?)に
>ガザC約100機ずつ、「グワレイ(3番艦?)」にガザC約50機
>(残りはガザE)が搭載されていた、と考えれば250機説に理由を
>持たせることが出来ます。
 これ、よく考えたらガザCって戦艦「グワンバン」やその他の巡洋艦にも搭載されていますよね? グリプス戦争当時の艦艇は、基本的にハマーン専用のキュベレイ以外にはガザCしか配備されていないハズですから、やや出遅れた「グワレイ」は別として、その他の艦艇はガザCを搭載しているものと思われます。ガルスの生産数は稀少でしょうし、Rジャジャ、ハンマハンマの製造数はそれぞれ1機のみです。ズサがかろうじて量産されているようですが、それとてもグリプス戦争時には確認されていないハズですから、ペイロードに対して、MSの数がかなり不足してしまいます。考えられる線としては問題の「武装型ガザB」か、ちょっと無理して「ガザC改」、苦し紛れにMS−06等の旧型機くらいでしょうか?
「グワダン」に3機×3小隊×8中隊=72機
「グワレイ」に2機(1機はガザE)×3小隊×8中隊=48機
「グワンバン」に3機×3小隊×8中隊=72機
ムサイ級巡洋艦15隻に3機=45機
これで237機になり、残り13機が予備機と思われますが、どんなもんでしょうか?

 また、資料によっては「グワダン級」を「3隻」としていますが、この数字は小説版から出たものだと思われます。ところが、小説版では「グワンバン」もグワダン級に数えているため、そのまま鵜呑みにできないと思うのです。もっとも、TVの映像でも「グワダン」撃沈後にMSランチャー(グワダン級に特徴的なカタパルト装備)からガザCが出撃していたりしますから、あきらかに2隻以上いたはずなのですが、これが「グワレイ」ではない証拠もないように思います。それとも、見落としているだけで画面に3隻映っているのかもしれません。そこらへんはどう考えられます?

ところで、「グワンバン」の搭載数って設定があるんでしょうか?
デッキの設定や搭載数の設定を見たことがありません(^^;)

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AMX 投稿日 4月14日(水)23時02分 投稿者 nuts

>グワンバン級
「グワダンよりも大型でありMS搭載数、砲塔の数も多い」(ラポートZ)
「グワダンに続いて完成させた戦艦でそれより大型」(NT100%2)
という設定が主流でしたが、0083にグワンザンが登場した事により"改訂"され
「グワジンより小型。MSデッキは1基」(EBグリプス編)
という事になってMS搭載機数もグワダン級の約100機より下だと思います。
 0083年の先遣艦隊は、グワンバン級X1隻、ムサイ級X8隻、補給艦X10隻で、搭載MSの合計は82〜86機とされています。後期型ムサイに4機ずつ搭載されていたと仮定して32機がムサイ級の割り当て、すると補給艦がMSを搭載されていなかったとしても、グワンザンには50〜54機しか搭載されていなかった事になります。
 まだ自力でMSを量産する力が無く、搭載していた機体は全て旧公国軍系のMSでしょうから、規定一杯まで搭載出来なかったのかもしれませんが、グワンバン級は100機未満だったと思われます。

 グワダン級が本当に3隻存在するか、後で画面で確認してみようと思いますが、ところで他の艦はグリプス戦役に何隻参加していたのでしょうか。グリプスII攻防戦では、エンドラ級らしき随伴艦が5隻確認できますが・・・。これらの艦はゲルググや武装ガザB、先行型ガザDといった機体を搭載していたのではと思います。あと「グワダン」撃沈後に「グワダン」の艦載機が「グワンバン」へどれくらい移ったのか、とか気になります。この辺り記憶が薄れているので、確認してみます。

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今気がついた・・・ 投稿日 4月14日(水)23時17分 投稿者 nuts

 そういえばグワンザンは馬鹿でかいノイエジールを搭載していたので、あんまり参考にならないかもしれませんね>搭載機数

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アクシズ艦隊 投稿日 4月15日(木)15時37分 投稿者 かつらマン追跡

>0083年の先遣艦隊は、グワンバン級X1隻、ムサイ級X8隻、
>補給艦X10隻で、搭載MSの合計は82〜86機とされています
 この「82〜86機」ってのは、「総計58〜59隻(戦闘艦:0〜31 補給艦:約28)」の場合じゃないですか?しかし、この数って何を表してるんでしょう?当時のアクシズ艦隊の総数ですか?

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すいません 投稿日 4月15日(木)16時25分 投稿者 nuts

>この「82〜86機」ってのは、「総計58〜59隻(戦闘艦:0〜31
>補給艦:約28)」の場合じゃないですか?しかし、この数って何を表し
>てるんでしょう?当時のアクシズ艦隊の総数ですか?
 よく見てみると「総計」ですからアクシズ艦隊とデラーズ艦隊、シーマ艦隊、ガトー艦隊の総合計みたいですね。見逃していました、すいません。

 この82〜86機という数字もデラーズ側の3艦隊の機数合計と同じですしアクシズ側はやっぱり不明みたいですね。MS数のところも?になっていますし、やっぱり参考にならないみたいです。

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グワンバンとか 投稿日 4月16日(金)00時19分 投稿者 与謝野折檻

■nuts さんへ
>グワンバン級
>「グワダンよりも大型でありMS搭載数、砲塔の数も多い」(ラポートZ)
>「グワダンに続いて完成させた戦艦でそれより大型」(NT100%2)
>という設定が主流でしたが、0083にグワンザンが登場した事により
>"改訂"され
>「グワジンより小型。MSデッキは1基」(EBグリプス編)
>という事になってMS搭載機数もグワダン級の約100機より下だと思
>います。
 これ、前々から2説あったんだと思います。
「後から出てきた方がスゴイに決まってる!」
「臨時旗艦なんだから、本来の旗艦よりショボイはずだ!」
 両者の根底にあるのはおそらくこういう発想なんでしょうが、前者はいかんせん「短絡的」というか、ガンダムシーンを陳腐化させている原因と根底で通じている発想だと思わざるを得ません。「分かり易くて良い」という意見もありましょうが、MSはそれで良いとして、商品が発売されるわけでもない艦艇くらいは、せめて玄人ウケする設定で作ってやって欲しいような気がします。(個人的にはバーミリオンのミュラーが好きだっていう不真面目な理由もあるんですが…)ところが、最近はコンピュータ・ゲームのせいで、またぞろそうした単一方向性巨大化現象(性能インフレ)の方向に進みつつあるようで心配です。そりゃ、シミュレーションゲーム等の場合、せっかく高い金と時間をかけて開発した新型機が前の型より弱いっていうんじゃ納得できないのも分かるんですが、そこらへんを上手く処理するのもゲームクリエイターの腕の見せ所じゃないかと思うのですよね。

 話の続きですが、自分の艦艇名鑑では「グワンバン」を小さい方で見積っています。資料を整理しているときに2説あるんで悩んでたんですね。具体的な数字として、「グワンザン」の全長は415mとされています。これに対し、「グワデン」のそれは440mとかなり大きいことが分かります。逆に言えば「グワンザン」が小さいということですね。
 「グワダン」の具体的な数値は不明ですが、これより二回りは小さい「ドゴスギア」(両艦が接舷したときの対比より)の原型である「バーミンガム」は398mです。「バーミンガム」の拡大発展型が「ドゴスギア」であり(おそらく400mは優に超える)、それより二回りも大きい「グワダン」ですから、下手をすると600m級の巨艦ということになると思います。その「グワダン」が100機搭載で、大気圏突入能力等を付与した後の「サダラーン」が30機搭載ですから、「グワンザン」は間を取って50機程度でしょうか? グワジン級が20機内外(実はこれも諸説ありますよね)ですので、50機でも多いような気がしますが、どんなもんでしょう?

 もっとも、「グワダン」の誇る「100機搭載」はガザCだからこそ可能な数値だということも忘れてはならないと思います。ご存知のとおり、ガザCは可変MSであり、折畳んで収納すれば、かなりスペースを節約できたと思われます。これに対し、「グワンザン」はノイエジールを搭載していたり、「グワンバン」はクインマンサを搭載していたりと、かなり無理のある詰め方をしています。というか、本来そういう機体でも搭載できるように設計されているわけですよね。このように、デッキの構造を余裕を持って設計した「グワンバン」「グワンザン」「サダラーン」等では、やはりそれほどの搭載量とならなかったのでしょうね。

 ということで、グワダン級3隻目説を導入すると、
「グワダン」に3機×3小隊×8中隊=72機
「同型艦」に3機×3小隊×8中隊=72機
「グワレイ」に2機(1機はガザE)×3小隊×8中隊=48機
「グワンバン」に3機×3小隊×3中隊=27機
ムサイ級巡洋艦10隻に各3機=30機
ってな感じで、
「グワレイ」にガザE×24機
エンドラ級巡洋艦にはガザD?3機×2小隊=6機×5隻=30機
ってとこでしょうか?

 ところで、ガザCの「ナックルバスター」はジェネレータ直結だと思われますが、これってムサイ級等の旧型艦を運用している(センチネル等参考)アクシズにとっては大事なことなんじゃないでしょうか? アクシズで改造している可能性はありますが、一年戦争後期の「ペールギュント」、「ジークフリート」、「ズワール」並みの新型艦か、ムサイ改級のような改修艦以外は、基本的にエネルギーCAPの充電設備を持たないと思われます。初期のアクシズ機がEパックを装備していたかどうか?はちょっと分かりませんが、どちらにしろ、「充電設備を持たない旧型艦でも運用できるMS」というのは意識していたと思います。「ナックルバスター」もそういう要求に答えて設計されたのではないでしょうか? 
 で、ガザD以降のソレがどうなのか不明ですが、ガ・ゾウムのそれは直結ではないように見えます。ガ・ゾウムは無改造のムサイ級とかでは運用できなかったんじゃないでしょうか?

 それはともかく、サンライズは「放映された映像が全て」というようなことを言っているみたいですが、たしかZZ劇中ではガザDって「AMX−007」じゃなかったでしたっけ?(^^;)

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ナックルバスター 投稿日 4月16日(金)22時00分 投稿者 nuts

>ナックルバスター
 ガ・ゾウムのものは「固定式ではない」「出力が低い」「連射が可能」という点から、ジェネ直結ではない可能性が高いですね。008Bガンナータイプには大型のナックルバスターが装備されていますが、これも直結ではないと思います。ただの大型ライフルみたいです。
 ガザEではナックルバスターは廃止されていますし、エンドラ級の配備が進んで前期型ムサイ級の退役が進むに連れ、直結式の利点が無くなってきたのかもしれません。ちなみにガザGもナックルバスター未装備です(しつこい)。

 グワンバン級は、MSカタパルトが1基しか無いらしいですが、3基のMSカタパルトを装備したグワダンに比べると、やはり劣ると思います。グワダン級はガザシリーズを大量に格納する為に、専用の設備を備えて、MSランチャーを使って短期間に100機近いガザをばらまくのに適していたのでしょう。対してグワンバンは大型MAを格納できる広いデッキを備えた艦として設計され、ガザを大量運用する使い方はしなかったと思います。ですから、約50機説は納得がいきます。

>「サダラーン」が30機搭載
コレって出典どこでしょうか?出来たら教えて下さい。ZZ関係はあまり資料がないもので・・・。

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ハイパーナックルバスター 投稿日 4月17日(土)09時46分 投稿者 かつらマン追跡

>ガ・ゾウムのナックルバスター
設定では「ハイパーナックルバスター」となってますな。
流行ってますね。「ハイパー」(笑)
しかし、どこらへんが「ハイパー」なんでしょう?
運用面において以前のナックルバスターより「ハイパー」なんスか?

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ハーディガン再燃(^^;) 投稿日 4月17日(土)12時16分 投稿者 与謝野折檻

■nuts さんへ
>ナックルバスター
>ガ・ゾウムのものは「固定式ではない」「出力が低い」「連射が可能」
>という点から、ジェネ直結ではない可能性が高いですね。
 これは素直に嬉しいです。ガ・ゾウムの解説書はまだ未入手ですので、今度買ったらその辺、もうちょっと自分なりに突っ込んでみたいですね。

>ガザEではナックルバスターは廃止されていますし、エンドラ級の配備
>が進んで前期型ムサイ級の退役が進むに連れ、直結式の利点が無くなっ
>てきたのかもしれません。
 これは賛成です。こういうMS単体の性能云々ではない考察って大好きです(^^)
 それに、ガザEって大気圏内でもSFSとして使用できるんですよね? そんなMSを標準ムサイ級に搭載していても意味がないですし、この説を裏付けるものになるのではないでしょうか。MS側の方でも、もはや大気圏突入のできない艦等は必要なくなっていたのかもしれませんね。

 でも、それなら「グワレイ」は大気圏突入とかできるのでしょうか?
 可能なのは「サダラーン」と「エンドラ」級だけみたいな気もしますが…(^^;)

>>「サダラーン」が30機搭載
>コレって出典どこでしょうか?出来たら教えて下さい。ZZ関係は
>あまり資料がないもので・・・。
 聴いた話で恐縮なんですが、某ニフ○ィのデータではそうなっているみたいです。何がしかの根拠はあるみたいですが、折檻自身はそういう記述は見たことないです。

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ガ・ゾウム 投稿日 4月17日(土)19時50分 投稿者 nuts

与謝野折檻さんへ
>ガ・ゾウム解説書
ハイパーナックルバスターについては「ガザ・シリーズに装備されている
ナックル・バスターとは異なり、固定式ではないため出力は低いが、速射
が可能」という一文しか無いので、後はデータから推測するしかないです。
ガザC    ナックルバスター     出力 6・7MW 
ガザD    ナックルバスター     出力 8・5MW
ガ・ゾウム  ハイパーナックルバスター 出力 4・1MW

ハイパーのくせに、ガザDの半分以下の出力しかありません。どう考えても「何か考えがあって出力を犠牲にした」のだと思えます。

他に、AMX−008Bガ・ゾウム(ガンナータイプ)がイラスト入りで紹介されているのですが、以下引用します
「ウェポン・ユニットを超遠距離射撃用に換装したもの。MA形態変形時には、ナックル・バスターを左肩に固定する。後期型であるため各所が改修された」
この"換装"云々は本文中の「(ガ・ゾウムは)変形システムが再設計され、シールドの代わりにウェポン・ユニットが装備された。このユニットは他のタイプと交換が可能である。」という設定を利用しているのだと思えますが、気になるのが「後期型」という記述です。
 この解説書には、「後期量産型の頭部」としてガルバルディ風の頭部UPが紹介されています。すると、AMX−008ガ・ゾウムは
AMX−008Aガ・ゾウム前期量産型
AMX−008Bガ・ゾウム後期量産型(新型頭部装備)
に分類され、B型のユニットを換装したものが、ガンナータイプなのではないでしょうか?ユニットを換装したからB型になったのではなく、後期型のB型という機種が存在し、それのユニットを換装したのが解説書で紹介されているAMX−008Bガンナータイプなのでは?という考えです。

>大気圏突入能力
シャアのスウィートウォーター軍が、エンドラ級を経由せずに、ズワール級から直接発展させたネオジオン軽巡クラスを建造したのはエンドラ級の大気圏内運用能力が不必要で、少しでもコストを軽減する必要があったからなのかもしれませんね。
ところでガザWってどの様な位置づけの機種なんでしょうか。何を狙っていたのか、ちょっと分かりにくいですよね。あれも大気圏内で運用するつもりだったのか、気になります。

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「塗り」とか「色」とか(^^;) 投稿日 4月18日(日)21時39分 投稿者 与謝野折檻

■nutsさんへ
>ガ・ゾウム解説書
>ハイパーのくせに、ガザDの半分以下の出力しかありません。どう考え
>ても「何か考えがあって出力を犠牲にした」のだと思えます。
 確かにそうですね。「運用の簡便さ」より「連射性能」をとったんでしょうね(^^;)
 ちなみに、ガザWはムサイ級に搭載されていますが、「ビームキャノン」という、いかにもジェネレータ直結な武器を装備しています。その性格から考えて手持ち武器は携行しないようですし、実際、可変時には腕はバインダー内の窪みに引き込まれてしまうと思われますので、劇中で持ってるようなライフルを果たして使用したかどうか疑問ですね。ですからEパックの使用に関しては謎です。
 ちなみに、ガザWの完成って何年頃なんでしょう? 「ハマーンのクレイジーウォー」に間に合ったのでしょうか?

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ガザbイラスト 投稿日 4月18日(日)22時19分 投稿者 nuts

以前、ここでちらりと話題になった「ジ・アニメ特別編集 機動戦士Zガンダムパート3」を入手しました。
 これにはガザbのイラストが掲載されていました。ガザCのMA形態に似た白黒イラストでした。どうやらMA形態らしいですが、機首の二連装ビーム砲が既に装備されています。「アステロイド・ベルト内のガザb 作業用MSの性格が強く、アクシズの改造に大きく貢献した機体だ」という文章が添えられています。このイラストを描いたのは福地仁氏ですから、MJ誌で発表されEB本などに掲載された、現在最も一般的と思われる「ガザB」の設定画を描いた方と同一人物です。

与謝野折檻さんへ
>ガザWの完成って何年頃なんでしょう? 「ハマーンのクレイ
>ジーウォー」に間に合ったのでしょうか?
型式番号からすると、間に合ったとしても、ギリギリだと思います。
そもそもガザシリーズをあそこまで引っ張る必然性が、あまり感じられません。

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MSA−0120 投稿日 4月18日(日)22時50分 投稿者 ぷろっと

○nutsさんへ
>以前、ここでちらりと話題になった「ジ・アニメ特別編集 機動戦士
>Zガンダムパート3」を入手しました。
>これにはガザbのイラストが掲載されていました。
ガザbのイラストでしたか(^^;
ガザaと書いてしまいましたが、多分そのガザbのイラストが私が記憶の隅にあるイラストだと思います。失礼いたしました。

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感謝感謝!! 投稿日 4月18日(日)23時34分 投稿者 nuts

ぷろっとさんへ
>ガザaと書いてしまいましたが、多分そのガザbのイラストが私が記憶
>の隅にあるイラストだと思います。失礼いたしました。
ガザbでも全然構わないです。どうもありがとうございました。

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アナタの知らない画稿〜(^^;) 投稿日 4月19日(月)02時14分 投稿者 与謝野折檻

■nutsさんへ
>ガザWの完成って何年頃なんでしょう?
>型式番号からすると、間に合ったとしても、ギリギリだと思います。
>そもそもガザシリーズをあそこまで引っ張る必然性が、あまり感じ
>られません。
 ゲーマルクの次ですよね?「開発中に終戦」ってあたりがクサイです(笑)
 するっていうと89年の1、2月くらいでしょうか。それ以降は資金が出てこないですよね。まさかシャアが金を出してアナハイムで製造しているわけではないでしょうし、基本的にスウィートウォーター軍は100番台の機体を使用していますよね。ガザWが実際に使用されたのは90年暮れですし、NSPがどこから入手したのか不思議です。

 用途としてはアクシズ版ギャプランらしいですね。まあ、SFSを必要とせずに大気圏内を自由に飛行できるのであれば、それなりに使えたかもしれませんが、それにしたって使い道がなさそうです。


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