■ガンタンク問答


今日「第08小隊」を見ました 投稿日 12月8日(火)23時59分 投稿者 Walfisch

で、疑問に思ったんですが「ガンタンク」って何機くらい生産されたのでしょうか?
ガンタンクといってもコア・ブロックシステム塔載機(TV&映画版)、先行量産型(イスラエルの云々)、量産型(08小隊)等、何種類か存在したようですが・・・。
K型同様、いつのまにか「いっぱいいた」事になっているようなので、ちょっと心配です。

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いろいろ(^^) 投稿日 12月10日(木)22時57分 投稿者 与謝野折檻

●Walfischさんへ
>で、疑問に思ったんですが「ガンタンク」って何機くらい生産されたのでしょうか?
>K型同様、いつのまにか「いっぱいいた」事になっているようなので、ちょっと心配です。
 そもそも、最初のコアブロック機からして諸説さまざまなんですよね(^^;)
 特に『機動戦士ガンダム戦略戦術大図鑑〜一年戦争全記録』には「だが9月15日、テストの終了したMS群(RX−78型3機、RX−77型4機、RX−75型8機)を受取りにジャブローを飛び立ったペガサス級2番艦"ホワイトベース"が、ジオンのムサイ級巡洋艦に補足されてしまうという失策を犯した。」とあり、コアブロック機だけでも8機あったことになっています。

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カトキ版ビグ・ザムはイイねぇ、好意に値するよ、好きってことさ・・ 投稿日 12月12日(土)00時29分 投稿者 天津甕星

>で、疑問に思ったんですが「ガンタンク」って何機くらい生産されたのでしょ
>うか? ガンタンクといってもコア・ブロックシステム塔載機(TV&映画版)、
>先行量産型(イスラエルの云々)、量産型(08小隊)等、何種類か存在したよう
>ですが・・・。

  0079年5月中旬の地中海作戦「トライデント/ジャベリン作戦」で初めて実戦投入されたテル・アビブ工場に配備されていた「先行量産型」が1番目(イスラエルの云々)、その一部がV作戦に編入されてコア・ブロックシステムを搭載したのが2番目(TV&映画版)、1番目の型式をより長距離砲撃用に改装しアジア戦線に投入された(または2番目からコア・ブロックシステムを廃止して全面改修を加えた)「量産型」が3番目(08小隊)というのが一番無理がないような気がします。RMV−1ガンタンクUは3番目と同時期あたりが妥当でしょうか? RX−75系も整理が必要ですね。

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ガンタンク 投稿日 12月13日(日)02時55分 投稿者 Walfisch

与謝野折檻さんへ
ガンタンクについてのレスどうもありがとうございました。
ちょっとまとめてみると・・・
先行量産機:「数機が実地試験を兼ねて戦場に投入された」そうなので多くても十機位?
コア・ブロック搭載型:最低8機
量産型:最低3機
合計20〜30機?
うーん、量産型がどれくらい作られたかで変わってきちゃいますね。
量産型がプラモ化でもすれば公式設定が出てくると思うのですが・・・
今のところ予定無いですよね。

天津甕星さんへ
私も開発順は先行量産型−コアブロック搭載型−量産型
Uは量産型とほぼ同時期に開発開始・・・の順でいいと思います。
とりあえず先行量産型は「RX−75の前身となる機体」だそうですから1番。で、コアブロック搭載型、さらにそれを取り除いた量産型。
Uは一時開発が中断され戦後局地防衛用として再開発され、そして量産という事なので、この位置。

ガンタンクU、すっかり忘れてました。
コイツだって立派なガンタンクシリーズ(?)ですよね。
ところで計画が中断されるまえに考えていたのが例の支援砲火用の量産型(08版)とは考えられないでしょうか?
で、思ったほど使えなかったんで局地防衛用として再開発・・・それがUという訳です。
ちょいと無理がありますかね?

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いろいろ〜 投稿日 12月15日(火)00時10分 投稿者 与謝野折檻

●Walfischさんへ
RMV−1ってMSというよりほとんど戦車ですよね? って、当のRX−75自体がそうなんですけど…(^^;)
っていうか、ジェネレータ出力とかいろいろ考え合わせると、例の08小隊に登場した量産型とは大きく性格が異なるように思われませんか?

 ガンタンクに関しては、ホ○ージャパンさんがどこからかRX−75−4という設定を持ち出してきましたが、これ、認められます? 認めるセンでいけば、ホワイトベースに配備されたのがRX−75−4ということになりますよね。しかし、その前に3回も改設計されたとすると、生産数はもっと多く見積られると思います。それに、そう多くの改設計をしたという資料もないですし、ハヤト&リュウが乗ったのがRX−75−3、一人乗りに改修されたのがRX−75−4で、ホビージャ○ン別冊とかに記載された機体はこの一人乗り型「−4」というふうに解釈してはどうでしょう?

以下は折檻の解釈です。
<RX−75−1>
 RTX−44をベースに試作された機体がRX−75−1で、この機体にはコアブロックは装備されていなかったとします。「七七年十月にはプロトタイプが完成し、テストが続けられていた。その後コア・ファイターシステムを使用できるよう大改造が施された。」(『GUNDAM CENTURY』みのり書房 1981より引用)

<RX−75−2>
 資料によって、RX−75の主機には「ガスタービン&原子炉」(センチュリー他)説と「ガスタービン&燃料電池」(EB.1)説の2説がありますが、このうち「燃料電池」説を唱える『機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.1 一年戦争編』では「核融合炉の搭載に失敗した場合を想定し、駆動系はガスタービンエンジンと燃料電池を採用している。」としています。この「暫定燃料電池型」がRX−75−1で、結局上手く開発が進んですぐさま原子炉に載せかえられたのがRX−75−2としてはどうでしょうか?
 ちなみに、テルアビブに配備されていたのはこの機体ではないでしょうか? 「先行量産型」といってますが、増加試作機の扱いでしょう。

<RX−75−3>
 先の2型がV作戦に統合されることになり、コア・ブロックシステムを装備したのがRX−78−3だと思われます。サイド7でテストし、「ホワイトベース」に配備された機体がこの3型ではないでしょうか?

<RX−75−4>
 RX−75−3の運用実績から、搭乗員2名ではMSとしてはやっぱり運用に無理がある(パイロットは貴重だし、そもそもガンナーとパイロットが必要という機体は運用に制限が多い)として、一人乗りタイプが製造されましたが、これをRX−75−4とします。
 RX−75−4モデルの実証試験も兼ねて改造されたのがホワイトベース配備機で、コア・ブロックシステムを排除した量産型が08小隊に登場した機体ではないでしょうか?

<RX−75−5(仮)>
 RX−75−4が単座式で運用の柔軟性を向上させたのに対し、複座式を維持して重装備を追求するが、敢えて機動性は求めないという戦車タイプ「RX−75−5?」も製造された、としてはどうでしょうか? 英国でいう巡航戦車と歩兵戦車みたいな関係ですね。ハヤト機と時期的にどちらが先かはリサーチしていませんが、機動性をある程度重視した単座型の系列と、攻撃力と防御力を優先し、機動性を無視した複座型が計画されたという説です。この方向性で開発された機体が後のRMV−1の前身であり、さらにこれを量産化したのがRMV−1「ガンタンクU」というのはどうでしょうか?

<製造機数>
 ところで、ホビー○ャパンさんは「−4」とかの記号をまさか「4号機」と解釈してるんじゃないでしょうね?
 ちなみに「〜センチュリー」では8機のプロトタイプのうち1機がホワイトベースに配備され、4機が地上の基地防衛にまわされたように記述されています。また、前の書き込みにも書きましたが、「戦略戦術〜」ではサイド7に8機ということになっています。おそらく、センチュリーの「8機製造」説が歪んだものでしょう。さらにジャブロー攻防戦参加MSとして、ジャブローに配備されていた1機がホワイトベース隊の1機とは別に参戦しているいことになっています。少なくとも、この1機は「〜センチュリー」の地上配備機4機のうちの1機でつじつまが合います。ですが、問題なのは『一年戦争史』(ホビージャパン 1997)です。中東地区に十数機が配備されていたことになっています。しかも、扱いとして「ホワイトベース」配備機よりも古い型のような書かれ方です。どう扱ったら良いのでしょうか? 製造機数は今後の課題として、もっとサンプルを集めないとなんとも言えません。ですが、「センチュリー絶対主義」ではもはや説明がつきませんので、なんらかの超解釈で製造数を水増ししなくてはならないでしょうね(^^;)


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