■オーランド氏の命日問題
お久しぶりです（＾＾;） 投稿日 4月27日(火)22時55分 投稿者 与謝野折檻
まず、気になる記述ですが、『ＭＪ』１５６号掲載の「０１２３シルエット・フォーミュラ」第２章ではアイリス・オーランドの父、ウィリアム・Ｃ・オーランドは「０１１１年６月２０日、次期主力ＭＳを狙った試作機ＭＳＡ−１２０のテスト中、事故で死亡した」とありますが、コミック版『シルエットフォーミュラ９１』では０１１２年２月、北アメリカでジェガン系ＭＳのテスト中に死亡しています。これはどうしたことでしょう（＾＾;）
そこで、機体に関しては「ＭＳＡ−１２０用のメガブースト・ジェネレータのテストに使用したジェガン」と解釈してはどうでしょうか？ そうなればコミック版の「ＭＣシステム正常に作動」「それじゃいっちょケツに火をつけるか」などのセリフも「ＭＣシステム」＝「メガブースト・エネルギーＣＡＰシステム」ではないか？ とか「ケツに火をつける」とは、このブーストシステムを作動させることだったのではないか？ と勘ぐることが可能だと思います。建設的な着想だと思うのですがどうでしょうか？
年号に関しては今のところ良いアイデアが浮かびません。Nutsさんに苦労してもらいましょう（笑）
--------------------------------------------------------------------------------
暫定案 投稿日 4月28日(水)21時29分 投稿者 nuts
与謝野折檻さんへ
＞ウィリアム・Ｃ・オーランド氏の命日問題
ＭＪ誌の方を未読なので自信が無いですが、暫定案を書いてみたいと思います
０１１１年 ６月２０日 ＭＳＡ−１２０テスト中に事故死説
０１１１年１０月 ＭＳＡ−１２０、選定試験に破れる
０１１２年 ２月 ジェガンのテスト中に事故死説
２つの日付が選定試験を挟んで前後に位置している点に注目して見ました。アナハイム社にとって、社運を賭けた次期主力候補が事故を起こしてテストパイロットが死亡した、というのは公には出来ない恥ですよね。要するに本当は０１１１年６月にＭＳＡ−１２０（の装備テスト用ジェガン）が事故を起こしてウィリアム氏が死亡したにも関わらずそれを公表せず、選定試験が終了した０１１２年２月になって「ジェガンのテスト中に事故死」と発表したのではないでしょうか？０１１２年２月に死亡したのであれば、ＭＳＡ−１２０とは無関係ですから、こちらの日付を採用するのは避けたいですし０１１１年６月説は、２０日という日付まで明記してあるのが信憑性の高さを示しています。
これは勝手なオレ説ですので、怪しいところにはツッコミを入れて下さい。
「メガブースト・ジェネレータのテストに使用したジェガン」説に関しては賛成ですので、出来る限り生かす方向で解釈したいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
ホ命日。 投稿日 4月28日(水)23時13分 投稿者 与謝野折檻
■nutsさんへ
○ウィリアム・Ｃ・オーランド氏の命日問題
＞本当は０１１１年６月にＭＳＡ−１２０（の装備テスト用ジェガン）が事故
＞を起こしてウィリアム氏が死亡したにも関わらずそれを公表せず、選定試験
＞が終了した０１１２年２月になって「ジェガンのテスト中に事故死」と発表
＞したのではないでしょうか？
これは面白いですね。しかし、この小説版の展開と日付はかなりコミック版と違っていて、命日問題もかなりいろんな部分に影響を及ぼしてしまいます。
まず、コミック版では０１２３年２月１９日にアイリスの誕生日（父親の命日）パーティーが行われていますが、この年２０才の彼女が９才の時に父親が事故死したことになっていますから、事故の日付は「０１１２年２月１９日」という計算になり、コミック版の中ではまったく矛盾しないことになります。また、公式年表の記述ですが、これはコミック版の展開を基本にしており、「ブレイウッド」が廃棄コロニーに入港したのは２月１９日となっています。
これに対し、小説版では先の引用文のすぐ後に「（０１１１年６月２０日）それは、ちょうど彼の３６歳の誕生日、アイリスはまだ、９歳になったばかりだった」と続きます。「９歳の誕生日だった」とは書かれていないので、アイリスの誕生日が２月１９日でもかろうじてセーフなんですが、０１１１年２月１９日に９歳なら、０１２３年には２１歳になってしまいます。小説版でも設定は「２０歳」となってますので、これは問題かもしれません。もっとも、０１１１年６月にやっと９歳になったのならば、０１２３年の２月に２０歳でも問題ありません。小説では特に彼女の誕生日には触れてませんので、これも、小説の中では矛盾していなことになります。ちなみに、小説版でのウィリアム氏の誕生日は００７５年６月２０日ということになろうかと思います。
幸い、コミック版でのウィリアム氏の命日は「彼女（アイリス）が信じている日」でしかないことがわかります。「アナハイム社の資料室で見た資料」というのが、公式発表に使われたものなら、「彼女がそう信じてしまっただけ」と考えるのも不可能ではないと思います。でも、どうも公式年表はコミック版重視みたいですね。どうしましょう？
＞「メガブースト・ジェネレータのテストに使用したジェガン」説に関しては
＞賛成ですので、出来る限り生かす方向で解釈したいと思います。
あ、ありがとうございます。これで現実味のないＭＳＡ−１２０も少しは「地に足がついて」きましたね（＾＾;）
--------------------------------------------------------------------------------
オーランド氏の命日問題 投稿日 4月29日(木)21時14分 投稿者 nuts
＞０１１１年２月１９日に９歳なら、０１２３年には２１歳になってし
＞まいます。
０１１１年２月１９日がアイリスの９歳の誕生日で、事故が発生したと思われる、同年６月２０日に「９歳になったばかり」だったと仮定しましょう。すると０１２３年２月１９日は彼女の２１歳の誕生日という事になり、確かに辻褄があいません。
この際、コミック版の設定の「２０歳」という設定はストーリー開始時の年齢設定で、作品中で２１歳の誕生日を迎えたと解釈してはダメでしょうか。誕生会のシーンでは特に「２０歳の誕生日」という描写は見られないですし・・・。
０１１１年 ２月１９日 アイリス９歳の誕生日
６月２０日 オーランド大尉事故死（アイリス当時９歳）
１０月 連邦軍次期主力機選定試験
０１１２年 ２月１９日 アイリス１０歳の誕生日
テスト機墜落事故、公表される
０１２３年 ２月１９日 アイリス２１歳の誕生日
ブレイウッド、廃棄コロニーへ入港
３月１６日 フロンティア動乱
幾つか存在する日付に優先順位を付けるとすると、フロンティア動乱の日付と、これより１ヶ月前とされるゼブラゾーンの遭遇戦（ブレイウッドの動向）は、絶対に動かせません。そして、個人的な希望としては、オーランド大尉の命日は、０１１１年６月説を採用したいです。前回も書きましたが、選定試験の前ならば、実験内容とＭＳＡ−１２０の開発を関係させる事が可能になりますし、そうでなければ解釈が難しいです。
仮に、コミック版の描写をストレートに受け入れると、何故アナハイム社はヘビーガン採用（０１０９年）の３年後、選定試験の翌年にあたる０１１２年２月に、２０年以上前の旧式機ジェガンのテストをしていたのでしょうか。「未だに多数が配備されているジェガンの蘇り策」の一環としては、空中で爆発してしまうなどあまりに危険な実験内容です。０１１１年６月ならば、ベース機にヘビーガンを用いなかった理由も見えて来ますし、とても納得がいきます。
という訳で、公式年表と、折檻さんの「メガブースト・ジェネレータのテストに使用したジェガン」説を重視して考えてみたのですが、どうでしょうか。
コミック版のアイリスの記憶に関する描写については辻褄があいませんが、そこを重視してしまうと、あのジェガンはＭＳＡ−１２０とは全く無関係ということになり、味が無くなってしまいます。彼女が見てしまった映像フィルムに、公式発表の日付が記録されていて、それが彼女の誕生日と同一だった為、強い印象が残ってしまった・・・という苦しい解釈になりますが、小説版の記述を生かすには、これぐらいしか思いつきません。
もし小説版に、あの誕生パーティについて「２０歳の誕生日」という記述があれば、この案は根底から崩れてしまいますが、その時は「サバを読んでいた」って事で（笑）勘弁して下さい。
--------------------------------------------------------------------------------
ところで量産型キュベレイ…。 投稿日 4月30日(金)03時30分 投稿者 与謝野折檻
■nuts さんへ
＞ この際、コミック版の設定の「２０歳」という設定はストーリー開始
＞時の年齢設定で、作品中で２１歳の誕生日を迎えたと解釈してはダメで
＞しょうか。誕生会のシーンでは特に「２０歳の誕生日」という描写は見
＞られないですし・・・。
この考えには賛成です。通常、キャラクターの設定ってのはストーリー開始時点のものなわけですし、作品中で誕生日を迎えた以上、実年齢で一つ年を取るのは当たり前だとも言えます（＾＾）
確かに、nutsさんの説ならアイリス自身は「００１２年２月１９日に死んだ」と思ってるわけですから、目覚めてから誕生パーティーまでの彼女の反応は至極当然ですし、エルゼナー技師長は逆に「００１１年６月２０日事故死」という真相を知ってるわけですから、「彼は彼女が９歳の時にテスト中の事故で死んだ」とトキオに語っていてもなんら不思議ではありません。問題は、その直後に「しかもその日は彼女の誕生日だったのだ」と付け加えているのがちょっとアレなんですが、これはエルゼナー技師長の若者達へのさりげないフォローだったのでしょうか（＾＾;）
＞コミック版のアイリスの記憶に関する描写については辻褄があいませんが、
＞そこを重視してしまうと、あのジェガンはＭＳＡ−１２０とは全く無関係と
＞いうことになり、味が無くなってしまいます。彼女が見てしまった映像フィ
＞ルムに、公式発表の日付が記録されていて、それが彼女の誕生日と同一だっ
＞た為、強い印象が残ってしまった・・・
これはそんなに苦しくないと思いますよ。あのページ冒頭の日付は彼女の頭の中にある日付なわけであって、決して客観的なそれではないと思います。だって、彼女自身の夢なんですから（＾＾;）
＞ もし小説版に、あの誕生パーティについて「２０歳の誕生日」という記述
＞があれば、この案は根底から崩れてしまいますが、その時は「サバを読んで
＞いた」って事で（笑）勘弁して下さい。
小説版には、そこまで込み入った人物描写はないので安心してください（笑）
ひたすら文字設定を羅列し、その合間に戦闘シーンを挿入してるだけみたいなものですから…（＾＾;）
--------------------------------------------------------------------------------
ＷＤ−Ｍ０１ 投稿日 4月30日(金)19時20分 投稿者 かつらマン追跡
＞これで現実味のないＭＳＡ−１２０も少しは「地に足がついて」き
＞ましたね（＾＾;）
＞公式年表と、折檻さんの「メガブースト・ジェネレータのテストに
＞使用したジェガン」説を重視して考えてみたのですが、どうでし
＞ょうか。
全く異論無いっス。流石です。
しかし、なんで「メガブースト・エネルギーＣＡＰ」は「エネルギーＣＡＰ」なんでしょう？これだと瞬時に水筒の水を使い果たすって感じで、ジェネレータ出力がブーストするって感じでは無いんスが。実際エネルギーＣＡＰでＭＳって動いてる訳じゃないですよね。「メガブースト・ジェネレータ」とか「メガブースト・熱核反応炉」（ヤバそうな感じの響きだな）とかが妥当なんじゃないか？と思っちゃうんです。
通常は本体稼動用の熱核反応炉で稼動し、ブースト時にはそこにさらに用意したエネルギーＣＡＰのエネルギーが加算されて、元気になるって感じっスか？ポパイのホウレン草的な。
--------------------------------------------------------------------------------
エプシィガンダム型式番号問題 投稿日 4月30日(金)21時30分 投稿者 nuts
命日問題に関しては、特に大きな矛盾点が無いみたいですし、ベストとは言えませんが、とりあえずこの線で行ってみましょう。小説版を別世界として切り捨ててしまうのは残念ですし、取り込める記述は出来る限り、認めていきたいですよね。折檻さん、かつらマン追跡さん、賛同して下さってありがとうございます。
--------------------------------------------------------------------------------
だいぶ俺説（笑） 投稿日 5月2日(日)00時37分 投稿者 与謝野折檻
■nuts さんへ
＞命日問題に関しては、特に大きな矛盾点が無いみたいですし、ベストとは
＞言えませんが、とりあえずこの線で行ってみましょう。
なんとなく結論が出てよかったですね（＾＾;）
でも、この結論って、ここでのやり取りを見ていない人にはとうてい受け入れられないくらい不思議な日付設定ですよね（笑）