■ZII・百式改・エプシィ・リガズィ問答PART.1


>折檻さま 投稿日 12月15日(火)01時26分 投稿者 amigo

こないだゼッツーはメタス系の高級機だ!というところから、
Zプラスと競合して負けたプランではないか、などという話をしましたが
さっきEBの「スペシャルガンダム大艦」見てたら
「性能上申し分ないが、MSN-100の開発が優先され廃案となった」
と書いてあり、ブッ倒れました。ああちくしょう。

MSN-100はご承知の通り、Zガンダム案として設計されたもの。
しかし変形がうまくいかず、非変形MSとなりました。
そこでもっと変形に関するデータが必要だ、ということでメタスが作られました。
このフィードバックで完成したのがかのZガンダムであります(ベンベン)。

さてお立ち会い。この話によると、ゼッツーが計画されたのは
百式より前かほぼ同時期、つーことになります。つまりZガンダムより「前」なんです。
前なんですよあーた。Zより前なのに、「Z-II」とはコレイカニ?

ここで考えるのは、ゼッツーがメタスのフィードバックなんじゃなく、
メタスがゼッツーのフィードバックだったんじゃないか、ということです。
つまり二つの変形MSプランがあって、ひとつはゼッツー、もうひとつはデルタガンダム。
ゼッツーは完成度高かったけど、所詮は宇宙専用機。大気圏突入や飛行すら見据えた
「Zプロジェクト」の前ではショボイショボイ。よって、デルタガンダムが優先されたと。

しかしご存知の通り、デルタガンダムは変形大失敗。非変形の百式として完成。
「もっと変形のデータ集めなきゃなあ」となるわけです。
そこで白羽の矢がたったのが廃案になったゼッツー。「確かアレ、変形そのものは
けっこうよかったよな」って。そこでゼッツーを簡略化したメタスを作り、
変形に関するデータを集めた、というのではどうでしょう。
これなら、メタスとゼッツーの背部がクリソツなのも説明できますし、
「MSN-100が優先され廃案になった」という設定も活かせるわけです。

ここまで考え、「我ながらうまいこといったワイ」などと自己マンしながら
もいっぺん「スペシャルガンダム大艦」見てみました。改めてゼッツーの項を読むと
「Zガンダムの発展型機で、変形機構を単純にして操縦性と生産性を高めた」とある。

………ダメダメじゃん。

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誤字扱いという手もあります。 投稿日 12月15日(火)02時46分 投稿者 PROTO−G

>「性能上申し分ないが、MSN-100の開発が優先され廃案となった」
>と書いてあり、ブッ倒れました。ああちくしょう。
MS大図鑑98では「性能上申し分ないが、MSZ-010の開発が優先され廃案となった」とものの見事に摩り替わっていました。
これならば全てのつじつまを合わせる事ができます。

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amigoさんへ 投稿日 12月15日(火)03時11分 投稿者 天津甕星

 『スペシャルガンダム大鑑』(バンダイ 1993)ではMSZ−008「ZU」の説明としてamigoさんが述べられているように「Zガンダムの発展型機。変形機構を単純に生産性と操縦性を高めた。性能上申し分ないが、MSN−100の開発が優先され廃案となった。モビルアーマー形態は宇宙戦闘機型をしている」とあります。が、『MS ENCYCLOPEDIA』では「MSZ−006の発展型。変形機構を単純にして生産性と操縦性を高めた。性能上申し分ないが、MSZ−010の開発が優先され、廃案となった。モビルアーマー形態は宇宙戦闘機型である」とあります。細部まで恐ろしい程よく似た文章です。しかし競作相手が前者ではMSN−100「百式」、後者ではMSZ−010「ZZガンダム」です。これはどういうことでしょうか。

 『MS ENCYCLOPEDIA』は「MS大全集98」というサブタイトルが告げるように、以前、バンダイから出版されていたMS大全集の再録本です。手元の『MS大全集』(バンダイ 1988)、『新MS大全集 Ver3.0』(バンダイ 1992)を調べてみると、当然のように『MS ENCYCLOPEDIA』とまったく同じ記述です。これは整合性がまったくとれません。『スペシャルガンダム大鑑』が『MS大全集』の記述を引用するとき、間違えたと考えるのが妥当ではないでしょうか? 少なくとも、現在では絶版の『スペシャルガンダム大鑑』より『MS ENCYCLOPEDIA』の方が広く流通していますし、競作相手がZZならば、ZUがZになるという問題が消滅します。
 ついでに『スペシャルガンダム大鑑』のZUの前のページ、MSZ−007「量産型Zガンダム」のページを見てください。これも「MSN−100に敗れ生産ラインには乗らなかった」とあります。すごいですね。『スペシャルガンダム大鑑』ではZUと量産型Zと百式の3機種が競作したんですね。しかしながら『MS ENCYCLOPEDIA』(『MS大全集』)では量産型Zは「MSN−100Sに敗れ、計画は中断した」とあります。MSN−100Sという機体はないんですが、これはMSR−100S「百式改」または「百式改量産型」のことだと思います。なぜ「N」から「R」になったのか興味深いですが、ともかく『スペシャルガンダム大鑑』よりは『MS ENCYCLOPEDIA』の方が信頼が置けるし、古いということを指摘しておきます。 『MS ENCYCLOPEDIA』の視点に立てば、ZUがメタス系という説を想定することは可能です。

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みなさまありがとうございます。 投稿日 12月15日(火)03時49分 投稿者 amigo

っていい加減寝ろよお前ら、とか思いますが。
いやはやどうもサンキューです。こちらでも「MS大全集98」、確認しました。
どうやら「スペシャル大艦」の単純な写し間違いのようですね。
EB、個人的にはけっこう信頼置いてる本なんですけどねえ…。
まあこういうこともある、てことで。

と、いうわけで安心してゼッツー=メタス系説を展開できますね。
詳しくはたぶん折檻さんがやるのでしょうが、さわりだけ。

Zガンダムのデータ収集のために試作されたメタスですが、
結構使える機体だったのではないでしょうか。
構造の単純さ(=堅牢さ)、生産コストの安さなどもあって
特にエゥーゴより金のないカラバで多用されたと思われます。
ガンキャノンディテクターやメタス改がそうですね。

ただ私が思うのは、上記2機にて変形機構は省略されていたのではないかと。
メタスのMA形態は基本的に宇宙戦闘機ですし、
アレをどういじっても揚力が得られるようになるとも思えません。
ヘタにいじると、せっかくの単純さやコスト安がパーです。
なんでも聞いた話では「メタスマリナー」なる機種もあるようで、未確認なんスが。
コイツはもしかしたら変形したかも知れませんね。水ん中だから。

さてこうしてある程度活躍したメタス系、そうなると欲が出てくるってもんです。
一丁高級機でも作ってみっかあ。かくして計画されたのがゼッツーという訳。
もちろん宇宙限定ですが、本家本元のZよりは全然安いし、メタス系をある程度
生産していたおかげで、工場ラインも部品数もある程度揃ってる。これ大事です。

しかしゼッツー、悲しいかなキャラクターとカブってるんですよ、Zプラスと。
しかもあっちは大気圏突入や飛行能力もある。よって計画のみでボツ。
…というお話を考えてみたんですが、悲しいかな本の記述とは全然違うんですな。

なにしろボツッた理由がZプラスじゃなくてZZになってるし、
そもそもメタス系じゃなくてZ系。
しかしあのデザイン(特に背部)は、どー見てもメタスっぽい。
うーん困ったな。いい知恵ないかなあ。

寝ます。

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メタスマリナー 投稿日 12月15日(火)23時23分 投稿者 Walfisch

メタスで盛り上がってますね(^^)
「GUNDAM WARSU MISSION ZZ」にメタスマリナーについての記述があったので抜粋します。
「メタスのバックパック及び各部に水中専用装備を施したのが、メタスマリナーである。機体下面に専用フライングアーマーを取り付け、自力で大気圏突入を行う。フライングアーマーは着水後、ボートとしても使用できるが、潜航時には切り離す。背中のシャックルを使用し、2機のモビルスーツの曳航が可能である」
これはZZに登場予定だったころに書かれた設定らしいので、これが公認の設定であるかどうかは怪しいものです。
メタス研究の参考にしていただければ幸いです。

それにしてもフライングアーマーで大気圏突入・・・すごいですね。

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Z系についていろいろ 投稿日 12月16日(水)01時17分 投稿者 天津甕星

プロトZ群(非変形&変形)
−−−−−−−−−
|MSA−005|−−メタス・シリーズ(005K、M、S)−−−
|「メタス」  |       (変形)           |
|MSN−100|−−−−−−−−−MSR−100S(非変形)|
|「百式」   |            ×         |
|      他|−MSZ−006−MSZ−007−MSZ−008
−−−−−−−−−  Zガンダム  量産型Zガンダム  ZU(変形)
            |(変形)  (変形&非変形)    ×
            |        X      MSZ−010
            |        x       ZZガンダム(変形)
            −−−MSZ−006C1
                Zプラス(変形)

 とりあえず、甕星案を図にするとこんな感じでしす。Xは競作関係を表します。
 プロトZ群はZ計画によってZガンダム以前に開発された一連の機体を指します。MSZ−006Xシリーズを主に指しますが、メタスと百式をここに入れてもそれほど問題ではないでしょう。

 ZUを「メタス系の高級機」と断定するのには自分は反対ですが、「実質的にはメタス系の高級機」とするのならば賛成です。メタスUではないですからね。ここでは、「Z」の型番を尊重してZUは「Z系」であり、その開発意図はMSZ−006の宇宙空間での高機動化でしょう。ただ開発期間が短かく、費用も限られていたことから既存のメタス系フレームを流用したのだと思われます。そしてMSZ−010の開発が優先されて、開発中止になった、と。

 MSZ−007なのですが、モデグラでは「ZレイピアT」という変形型です。広く流通している非変形型の「量産型Zガンダム」と型番が同一で、整合性がとれません。この機種をどう扱ったらいいのでしょうか。案外、MSZ−006の量産化プランにはのまま量産化するプラン、非変形型として量産化するプランの2つがあり、変形型「MSZ−007−1」が「量産型Zガンダム レイピアT」であり、非変形型「MSZ−007−2」が「量産型Zガンダム レイピアU」なのではないでしょうか。そしてそれぞれに競作相手があり、非変形型レイピアUの方がMSR−100S、変形型レイピアTの方がMSZ−006Cだと考えることはできませんか。『GUNDAM WAR

 MISSIION ZZ』にはレイピアTがZプラスを強く意識していたと書いてありますし。どちらにしろ競作相手に敗れてしまった可愛そうな機種がMSZ−007なのかもしれません。Zプラスの競作相手をZUとするより、こちらの方が資料面での整合性が図れるのではないでしょうか。

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ボケてました(^^;) 投稿日 12月17日(木)07時09分 投稿者 与謝野折檻

●Walfischさんへ
>機体下面に専用フライングアーマーを取り付け、自力で大気圏突入を行う。フライング
>アーマーは着水後、ボートとしても使用できるが、潜航時には切り離す。背中のシャッ
>クルを使用し、2機のモビルスーツの曳航が可能である」
ご紹介有り難うございます。
しかし、なんか猛烈にハイエンド機なような…(^^;)

ところで「Z計画」って具体的にはどういう機体を開発する計画なんでしょう?
ZUは大気圏突入できないし、量産型Zは変形しません。かたやメタスマリナーは両方できるみたいですし、不思議です。(そりゃメタスや百式も広義のZ計画機でしょうが)特に変形や再突入に拘らず、新世代の高性能機開発一般を指すのでしょうか?
それからMSZ−007ですが、量産型Zはかなり早い段階で計画がコケたようですから、この型番がレイピアTに転用されたと考えるのは駄目でしょうか?

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Z計画とか 投稿日 12月17日(木)19時19分 投稿者 天津甕星

 「Z計画」って多様なMSを生み出していますし、「新世代の高性能機開発」を究極的な目的にしているのでしょうが(計画の立案書にはその文字が躍っているはずです)、その手段はハイ・ロー・ミックスの2本立てだと思われます。ZやZZ、Sのようにふんだんに投入された新技術の実験機を兼ね、計画の目玉的存在の高性能機(ハイ)を開発する一方、軍からの受注に備え、それらのコストを抑えて量産を考慮した機種(ロー)を必ず開発しているからです。ハイだけではリスクが大きく、現実なローをも開発したのでしよう。どちらにしろ既存のMSを超えようとするAE社の気概を感じます(結果的に既存より性能が下であっても。そもそもZ計画はある程度、採算度外視したMS開発実験計画でしょうから、失敗作が出てくるのも当初から考えられていたはず。結果的に開発能力の優秀さを軍に認めさせ、受注を勝ち取りさえすれば、それらの失敗はペイできましょう)。また、これはガンダム−GM以来の伝統的な方法でもあります。そして何でもありの感があるハイの「何」を削除してコストを下げるかによって、ローの方にも個性(バラツキ)が出てきてしまうのではないでしょうか。コ ストを下げる手段としては、変形機構を単純化するパターン、変形機構自体を廃止するパターンの2つに大きく分けられます。ハイの方も、投入される新技術等によって個性に差が生じます。Z計画で開発されたMSの個性が皆バラバラなのはこのためでしょう。

 以上の想定のもと、自分は1つの原則を指摘したいです。それはハイとローとは競合しないという原則です。ガンダムとGMとが競合しないようにです。そもそも性格が違う機種なのですから、競合しても意味がありません(まったくないわけではないですが)。量産型Zと百式改量産型が競合したのはロー同士だからですし、ZZと競合したという事実から、ZUはローではなく、ハイであったと考えられます。ハイのZの後継機であるからそ、Z「U」なわけだと考えます。なので、ハイのZUとローのZプラスとは競合しないということにもなるでしょう。

>この型番がレイピアTに転用されたと考えるのは駄目でしょうか?

 駄目だとは思いません。もともとレイピアTはモデグラが勝手に設定した非公式の極みみたいなMSですから、その存在を認めなくても全然かまわないとも自分は思っていますから(こういったMSを安易に認めだすと、収拾がつかなくなりますからね)。だからどのように考えるのも自由なわけですが、ただ自分は「レイピア」ではなくて「レイピアT」であることが非常に気にかかるのです。Tがある以上、U以降の存在を考える方が自然ですし、ならば同じ形式番号の量産型Zと結び付ければいいや、という安直な考えが前提にあります。「量産型Zはかなり早い段階で計画がコケたようです」を明確に告げる資料はないようですし(たぶん。MS大全集等の記述からだけではなんとも言えないと自分には思えます)、レイピアT自体もそうですから(たぶん。MG本誌の方にはいろいろと設定があるのかもしれません。どうなの?)、その前後関係はいかようにも、という感じです。逆にレイピアTが先にコケて、量産型Zの番号に割り振られたとも考えられましょう。

 Z計画の型式番号は連邦の正規のものではなく、エゥーゴの、というよりAE社の社内用番号をそのまま使用している感があります。量産型Zの開発が中止されたからといって、その番号が違うMS(レイピアT)に転用されたという事例は、複数の(そして複数メーカーの)MSの中から選択し、採用する立場にある連邦軍ならばともかく、メーカー(開発元)であるAE社に存在するものなのでしょうか。メーカー側の視点に立てば、例え没になっても、自社開発のMSには愛着があるでしょうし(それを開発した技術陣が現に社内にいるわけですから)、その番号を剥奪したりはしないと思えるのですが。社内的にどうしても消去したいような汚点的な駄作機でもないようですし。Z計画下の番号を見ると、これこそ設計(開発)順という気がします。違う設計系統の機体ならば、新しい番号が振られるのが普通ではないでしょうか。なので、両機種は同系統ではないかと推測し、レイピアT、レイピアUという考えを持ってきたわけです。

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天津甕星さんへ 投稿日 12月18日(金)01時56分 投稿者 与謝野折檻

>また、これはガンダム−GM以来の伝統的な方法でもあります。そして何でもありの感
>があるハイの「何」を削除してコストを下げるかによって、ローの方にも個性(バラツ
>キ)が出てきてしまうのではないでしょうか。コストを下げる手段としては、変形機構
>を単純化するパターン、変形機構自体を廃止するパターンの2つに大きく分けられます。
 これは非常によくわかる話です(^^)

>以上の想定のもと、自分は1つの原則を指摘したいです。それはハイとローとは競合し
>ないという原則です。ガンダムとGMとが競合しないようにです。そもそも性格が違う
>機種なのですから、競合しても意味がありません(まったくないわけではないですが)。
 理論的にはたいへんスジの通った話です。で、問題は実際の設定がそれに上手く適合するかです。MSZ−007「量産型Zガンダム」はMSN−100S(MSR−100S?)「百式改」との競合に敗れたことになっていますが、MSN−100Sって果たしてローコスト機なんでしょうか? EBや大全集では「MSN−100の改良機」と表現されますが、「MSN−100の量産機」とは書かれませんよね? ジェネレータ出力も1850kW>2015kWへと向上しています。

 ガンダム世界の非常に分かり易い目安の一つとして、「改良機」の場合は総じてジェネレータ出力が向上し、「量産機」は逆に低下しているという点が指摘できると思います。もちろん、必ずしもそうなるというわけではありませんが、なにか理由がないかぎりはほぼこの法則に当てはまります。さて、Z計画周辺の機体で明らかに系譜の読める機体でその辺はどうなっているでしょうか?

低下=MSZ−006(2020kW)>MSZ−007(1830kW)
低下=MSZ−010(7340kW)>MSZ−013(2210kW)
向上=RMS−099(1833kW)>MSA−099−2(1850kW)
向上=MSA−005(1640kW)>MSA−005S(2000kW)

となり、MSZ−007「量産型Z」、MSZ−013「量産型ZZ」が明らかに量産機の特徴を備えているのに対し、MSA−099−2「リック・ディアス改」、MSA−005S「メタス改」など「〜改」という機体はことごとくジェネレータ出力が向上しています。「メタス改」などの例もあり、「改良機=試作機で量産されていない」ということにはなりませんが、「〜改」という機体はベース機よりも進化した機体であり、量産すれば必然的にコストも低下するでしょうが、基本的には原型機よりも高性能・高コストだと思われます。しかるに「百式改」の競合機と明記される「MSZ−007」は明らかな低コスト機です。これはハイ&ロー競作に当るのではないですか?

 また、この両者の関係が「MSN−100Sに敗れ、計画は中断した」と明らかな競合関係を示すのに対し、MSZ−008とMSZ−010の関係は「MSZ−010の開発が優先され廃案となった」というあいまいな表現です。この文章だけでは「ある一つの開発班が高級機開発と量産機開発の二つの事業に手を染めていたが、同時に2つの機体を開発する能力がなく、当時既に有望視されていたMSZ−010に全力を注ぐため、やむなくMSZ−008の開発を断念した」と解釈することすら可能です。この辺りを説明するのに良いアイデアがあればお聞かせください(^^;)

>量産型Zと百式改量産型が競合したのはロー同士だからですし、ZZと競合したという
>事実から、ZUはローではなく、ハイであったと考えられます。ハイのZの後継機であ
>るからそ、Z「U」なわけだと考えます。なので、ハイのZUとローのZプラスとは競
>合しないということにもなるでしょう。
 MSZ−008「ZU」では、MSZ−006「Z」の2020kWから2130kWへとジェネレータ出力も向上していますから、このアイデアには共感できる点もあります。

>だからどのように考えるのも自由なわけですが、ただ自分は「レイピア」ではなくて「レ
>イピアT」であることが非常に気にかかるのです。Tがある以上、U以降の存在を考え
>る方が自然ですし、ならば同じ形式番号の量産型Zと結び付ければいいや、という安直
>な考えが前提にあります。「量産型Zはかなり早い段階で計画がコケたようです」を明
>確に告げる資料はないようですし(たぶん。MS大全集等の記述からだけではなんとも
>言えないと自分には思えます)、レイピアT自体もそうですから(たぶん。MG本誌の
>方にはいろいろと設定があるのかもしれません。どうなの?)、その前後関係はいかよ
>うにも、という感じです。
 見た目チックな指摘で恐縮なんですけど、MSZ−007ってMSZ−006−X3から直にきている機体、っていう考え方はダメでしょうか?
 特にリア関係とか頭とか…。MSZ−007って、本当にMSZ−006の設計(要はウェイブライダー概念)を経ているのか怪しくないですか? 折檻はそういう観点から判断しています。勝手な憶測といえばそれまでなんですが、MSZ−006って機体を十分にテストして出てきた外形じゃないと思うんですよ。それに「量産型Z」を謳っていながらウェイブライダーにならないってのは「ちょっとサギ」っぽくありません?(笑) 以上の視覚的な判断とMS大全集とかの記述を突き合わせて上記の説となったわけです。やっぱしダメですか?(^^;)

>逆にレイピアTが先にコケて、量産型Zの番号に割り振られたとも考えられましょう。
>Z計画下の番号を見ると、これこそ設計(開発)順という気がします。違う設計系統の
>機体ならば、新しい番号が振られるのが普通ではないでしょうか。なので、両機種は同
>系統ではないかと推測し、レイピアT、レイピアUという考えを持ってきたわけです。
 「量産型Z」=「レイピアU」という意味ですよね? アイデアは面白いと思います。ですが、「レイピアT」の開発進度に関する記述は見当たらないので「実機が完成している」とも言えませんが、逆に「コケた=完成していない」とも言えないと思います。再び上記のジェネレータ出力論を持ち出すと、「レイピアT」は2150kWあります。で、「量産型Z」は1830kWと、あきらかに「レイピアT」より低性能です。これだけ出力を落して「レイピアU」ってのは正直ツラいような気がしませんか?

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Z計画。 投稿日 12月18日(金)05時24分 投稿者 amigo

Z計画なんだから、Z作ったら終わりだろう、という訳にはまいりません。
それはわかるのですが、私はその始まりと終わりが気になります。
ご存知の通り、アナハイム製MSにはギリシャ文字を冠した一連のガンダムシリーズが
ありますよね。あのギリシャ文字がついたガンダム達は、とりあえず全部
Zプロジェクトと考えていいものか悪いものか。

MSN-100百式はいいとして、気になるのはその前のリックディアスです。
コイツには「ガンマガンダム」なる名前がついてますが、この時点で
Z計画は始まっていたのでしょうか? なんか違う気がします。

さらに言えばEB「グリプス戦争編」P42によると

「ガザの存在を知ったエゥーゴ、アナハイム社は、同組織の象徴となるべき
高性能MS開発、通称"Zプロジェクト"にこのTMSのコンセプトを導入することを決めた。
そしてリックディアスの後に開発されていたMSN-100百式のムーバブルフレームを
設計変更し、可変機構を組み込もうとしたが、失敗し通常のMSに戻している。

とあります。ってーことはナニ?百式の時点でZプロは始まっていたのか?
百式「から」始まったのか? なるほど組織の象徴たるシャアが使ってるもんなあ。
百式はリックディアスの発展機と思われますが(武装の共用など)、
一方で百式は、組織の象徴たる存在を目指していたようにも見えます。
両者の間にミッシングリンクがあるのかないのか。番号的には辛いけど。
いずれにせよ百式は、最初から単なる発展機ではなかったようではあります。

そして終わり。ZZや、Sガンダムは紛れもなくZ計画の一環だとして
RX-93ニューガンダムはいかがなものでしょう? アレもZ計画なんですかね。
ひいてはクスィーガンダムとかも入っちゃうんでしょうか。さすがに辛い気がする。
やはりニューガンダムとその量産型辺りがボーダーラインの気がします。

>メタスとゼッツー
なんかスゲエことになってるなあ。天津さんの書き込みで
「そっかーやっぱダメかあ」とか思ったのもつかの間、折檻さんの書き込みで
「そーだよやっぱヘンだよ出力がなー」とか思う私。もうどうにでもして。

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およ? 投稿日 12月19日(土)10時48分 投稿者 与謝野折檻

ニ転三転させて申し訳ない(^^;)
『データコレクションD 機動戦士Zガンダム 下巻』メディアワークス 1997
ダメ本だと思って今回参考にしてなかったんですが、良く読んでみるといろいろ違う見解が載っていて無視できないことがわかりました。

●MSZ−007「量産型Zガンダム」
「Zガンダムの変形機構を無くし、量産化が図られた機体。百式改、及びその量産型とのコンペティションに敗れ、計画は中断された。」
おや、「百式改量産型」という一言が追加されているではないですか…
一瞬、コレ書いたの天津さん?(笑)とか思うほどに強烈な一撃。
「策士がいる!」率直な感想。
それにしてもこれ考えたの誰なんでしょう?
メディアワークスも「考えている」、そう思わされた一瞬でした。

●MSN−100「百式」
「リック・ディアスやネモなどのデータをもとに開発された機体。以下略」
ということは百式の開発ってMSA−003以降になるってこと?
型式番号的にツラくない? でもネモ自体、基礎となる機体はRGM−79SPとかのGM系列のハイエンド機だろうから、MSA−003として採用される前の段階で百式の参考にされたのかも知れないか…。

ところで、百式の肩に「百」って漢字で書いてあるのが我慢ならない方へ。
百式って「δガンダム」なワケですから、実は肩に書かれていたのは「δ」であって、これを日系の誰かがMSN−00100の「百」と掛けて「δ」の中に「・」を打つか「θ」状に「−」を引いたのではないでしょうか? ダブルミーニングってやつ。
ですから、UC世界で日系ネタが必要以上に幅を利かすのが嫌いなシャイな貴方は「百」じゃなくて「δ」だぜ〜、とか思うのはダメでしょうか?(^^;)

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折檻氏へ 投稿日 12月20日(日)02時00分 投稿者 天津甕星

>これはハイ&ロー競作に当るのではないですか?

 自分の書き方にかなり問題があるのですが、自分が言うところのハイとローとは「ハイ・コスト」「ロー・コスト」の略ではありません。自分の想定で言うところのハイとは実験機(実験を主たる目的にする機体)、ローとは量産機(量産を意識した機体)がそのニュアンスに近いです。ハイは新技術をぶち込んだ実験機ですから、実験(試験)の過程で多数の不都合点や欠点が見つかるはずです。また、ハイ開発段階では間に合わずに搭載を見送った新型の高出力ジェネレーターが完成しているかもしれません。ローを開発する時、それらの欠点を修正し、新型ジェネレーターに換装するのは当然です。結果的に実験機より量産機の方が高性能になる場合はあり得ます(もちろんGMのようにコスト関係で低性能になる場合もあります)。現用機でもそうですよね? ですから、百式改や百式改量産型が百式の改造強化型の高性能機だとしても、実験機ではありませんので、自分の想定ではローということになるのです。量産型Zも明らかにローですので、同じカテゴリーに含まれると思います。この性能差ならば、百式改(百式改量産型)が採用されるのも当然でしょう。

>この文章だけでは「ある一つの開発班が高級機開発と量産機開発の二つの事業に手を
>染めていたが、同時に2つの機体を開発する能力がなく、当時既に有望視されていた
>MSZ−010に全力を注ぐため、やむなくMSZ−008の開発を断念した」と解
>釈することすら可能

 これは考えられることです。あり得ます。しかしデータコレクション5に「航宙戦闘機としても優秀」とありますが、実際に実機が開発されていなければ、優秀かどうかわからないのではないでしょうか。いや、未来社会ですから設計図でシミュレーションを行い、優秀かどうかわかるのかもしれません。自分としては実機自体は完成し、数回評価試験を行うものの、ZZの評価試験及び実戦投入が優先されて破棄されたのだと思っています(試験と実機の維持だけでもお金はかかりますから)。

>見た目チックな指摘で恐縮なんですけど、MSZ−007ってMSZ−006−X3から直
>にきている機体、っていう考え方はダメでしょうか?

 なるほど、面白いと思います。採算度外視とはいえ、Z計画も予算は決められていますから、既存の機体流用なんてのは日常茶飯事でしょう。ZUがメタス系発展という考えともシンクロできます。

>MSZ−007って、本当にMSZ−006の設計(要はウェイブライダー概念)を経ている
>のか怪しくないですか?

 概念はわかりませんが、意図はZの量産化のはずです(だってそうはっきりと書いてるんだもん(^_^;) 例え自分の考えに合わなくても、しっかりと文章で書いてあれば考慮せざるを得ません)。コストとメンテナンス関係で変形機構を省略するのは当然として、「Z」の名称ですが、やはりAE社の担当者が軍に営業に行くとき、「あのZの量産型です!」と言えば営業がしやすそうです。まあ、詐欺ですが(笑) ZZがシータ・ガンダムでないのも同じような理由でしょう。ガンダムの名称自体もそうです。

>再び上記のジェネレータ出力論を持ち出すと、「レイピアT」は2150kWあります。で、
>「量産型Z」は1830kWと、あきらかに「レイピアT」より低性能です。これだけ出力を落
>して「レイピアU」ってのは正直ツラいような気がしませんか?

 確かにつらいです(^_^;) レイピアTは全備重量がとんでもないのに対し、量産型Zは低重量なので、性能値はソレほど変わらないんですけどね。

 ちょっと意見修正させていただくと、Z−Zプラスの関係に倣い、ZレイピアTと量産型Zとの関係も、ハイであるZレイピアTに対するローである量産型Zなのかもしれません。量産型Zの「Z」はZレイピアTの「Z」という説です。ZレイピアTで武装強化とフライング・アーマーの再設計で重量がかさんだため(コストも上昇)、Zプラスに比べて低性能であった反省にたち、無駄なところをスパッと切り捨てて整理したのが量産型Zなのでは。しかしながら量産型ZをZレイピアTの量産型とするにはあまりにも形状等が違いすぎるのは認識しているのですが、量産型ZがZの量産型とするのも無理がありますから、同じようなものです。しかし、誰がデザインしたんだ、こんなの(笑)

量産型Zが「ZレイピアU」だとしても別設計チームと考えた方が良いかもしれません。

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とりいそぎ…(^^;) 投稿日 12月20日(日)02時36分 投稿者 与謝野折檻

>>MSZ−007って、本当にMSZ−006の設計(要はウェイブライダー概念)を
>>経ているのか怪しくないですか?
> 概念はわかりませんが、意図はZの量産化のはずです(だってそうはっきりと書いて
>るんだもん(^_^;) 例え自分の考えに合わなくても、しっかりと文章で書いてあれば考
>慮せざるを得ません)。

これは書き方が悪かったですね(^^;)
 「MSZ−006の設計を経ている」とは、某カミーユ少年の突発的アイデアによりウェイブライダーなる概念が導入された「X−4」に相当するZガンダム(TVに出ていた機体)の設計を経ているかどうか?という事です。
 「X−4」なんていう名称は便宜上設けただけのもので、正確には「MSZ−006(の4号機?)」ということになると思います。それで仕方なく「MSZ−006の設計」と表現したワケです。気持ちは「カミーユ機の設計を…」ということです(^^;)

MSZ−006−X1
MSZ−006−X2
MSZ−006−X3
MSZ−006(−X4に相当?)Zガンダム

 上から下へ、という開発順だったとしてMSZ−007が設計開始されたのが、どの段階だったか?というのを問題にしているわけです。
 たとえば、Zの設計のミソの一つにAMBAC作動肢としても機能するロングテールスタビレーターがありますが、あれは非変形機でも有効な装備です。Sガンダムやネロ、非変形のリガズィまでが装備しているところをみるとかなり有効なようです。それを「カミーユ機」の設計を経て、敢えて捨てるというのも納得がいきません。−X3までの機体も「MSZ−006」である以上、「Zガンダム」と表現しても構わないと思います。そこで、折檻はX1〜X3まで試作した段階で設計に着手した機体がMSZ−007だったんじゃないか?と思ったワケです。

 こんなんダメでしょうか?(^^;)

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お初です。 投稿日 12月31日(木)04時43分 投稿者 てつりん

量産型ZガンダムはMSN-100Sにゼッツーはダブルゼ−タに負けたとガシャポン戦士のシールに書いてあった。
このシールは資料として使ってもいいのかしら?
ちなみにこのシール持ってる人、ゆずってくれませんかねー。

初代専門の自分にはちょっときついページです。
ではまた来ます。

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はじめまして 投稿日 1月3日(日)12時55分 投稿者 だーういん

それと・・・うわさになっていたMSN-00100Sのことですけど・・・
僕の「希望」としてはZZに出ていた百式(ビーチャ用)であってほしいです
たとえば百式の量産化に向けての先行試作機とかデータ収集用とか・・・・
だいたいシャアと同じMSにガキが乗るってのが気に入らないっす(笑)

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寝正月モードから復帰〜(^^;) 投稿日 1月4日(月)01時26分 投稿者 与謝野折檻

●だーういん さんへ
>それと・・・うわさになっていたMSN-00100Sのことですけど・・・
>僕の「希望」としてはZZに出ていた百式(ビーチャ用)であってほしいです
MSR−100SはMSN−100とは全くの別機で、頭部形状、バックパックなどが全く異なるんです。ですからビーチャ機ってのはちょっとツライと思います。

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寝正月モードから復帰〜(^^;) 2 投稿日 1月4日(月)03時16分 投稿者 与謝野折檻

■てつりん さんへ
>量産型ZガンダムはMSN-100Sにゼッツーはダブルゼ−タに負けたと
>ガシャポン戦士のシールに書いてあった。
>このシールは資料として使ってもいいのかしら?
何気ない感じですが、そのシールには「MSN−100S」と書いてあります?
「MSR−100S」ではなくて? それって貴重かもしれませんよ?
「MSN−100S」っていう機体は今までどこにも載ってないんじゃないでしょうか?
「MSR−100S」「MSK−100S」って機体が今んとこ知られている機体です。
EB1には「MSR−100」って記述もありますが、誤植か、あるいは百式改でも量産型はこう呼んだのでしょうか? いずれにしろ「MSN−100S」ってのは興味深い記述です。

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MSN-100S(百式改)となっとります。 投稿日 1月4日(月)04時36分 投稿者 てつりん

Zガンダムの変形機構を取りさり、量産型にしようとしたが、代わりにMSN-100S(百式改)
の計画が採用され、計画のみに終わった。
 ガシャポンのシール MSV−60 量産型ZガンダムMSZ−007全文写し
と確かに書いてあります。あまり信用のおける資料じゃないような気もしますが…。

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今日はこれで寝ます(^^;) 投稿日 1月6日(水)01時58分 投稿者 与謝野折檻

■てつりん さんへ
>Zガンダムの変形機構を取りさり、量産型にしようとしたが、代わりにMSN-100S
>(百式改)の計画が採用され、計画のみに終わった。
MSZ−007はZの変形機構が具現化する以前の設計(MSZ−006X1〜3)から派生した機体だとしたいので、この手の記述はイタイです(;_;)/
EBシリーズはそうでもないんですが、データコレクションがこういうニュアンスの書き方をしていますし、もう少しひねらないといけないみたいですね(^^;)

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MSR−100S
投稿日 1月6日(水)03時08分 投稿者 PROTO−G

●開発背景
アナハイム・エレクトロニクス社が、MSN-100百式のマイナー・チェンジ版として開発に着手した高性能モビルス−ツ。
Z計画の一環として開発された100式は、 Zガンダムの完成によって試作機として一応の使命を終えた。ところが、エゥーゴのエース・パイロット、クワトロ・バジーナ大尉の専用機として実戦に参加してから、めざましい戦歴を残し、一躍注目を浴びることになる。しかし、100式はトータル・バランスがとれた優秀機であったが、その反面、ずばぬけた性能の特徴がなく、かなりの熟練パイロットでない限り、その隠された特性を引き出せない機体であることを開発者側が再認識させている。同様の理由で、連邦軍がガンダムMK-Uの量産化を中止しているように、非常に高いポテンシャルを秘めたモビルスーツであっても、それが良い機体でと判断されないことが多いようだ。
だが、新たにエゥーゴのモビルスーツ開発計画が発表された。開発趣旨は、時代の推移に合わせ、現行のモビルスーツを強化するというものである。そこに100式の強化発展案も含まれていたのだ。
●機体解説
そもそも100式は、さまざまな最新技術を盛りこんだ実験機であった。信頼性という点で見送られた機能があるが、ネーミングの由来通り技術革新の波に耐え、数十年間は現役に耐えうるモビルスーツであった。そのため、再設計も比較的容易であったと聞く。
再設計の要点としては軽量化と推力増強である。そのため、腕部装甲を大幅に省略したが、推進剤の総量が増えたため、全備重量はオーバーしてしまった。だが、Zガンダムのロングテール・バーニア・スタピライザーを発展させた新型バック・パックを採用するため、運動性と機動性の向上は確実と見こまれている。
また、同時開発中の各兵器に合せ、武器のハード・ポイントが増やされていることも特徴のひとつである。

そのまんまです。さておもしろいのはMS大全集98にも記述されている「パルス・レーザー砲X2」の武装でしょう。これどこに装備されていると思います?
正解は頭部のカメラ上部つまりバルカン砲の位置にあります。そしてエイリアン状の後頭部がパルス・レーザー・ユニットだそうです。ところが量産型には記述されていない、これって・・・。まあ「他」ってついているし。
ところで 「パルス・レーザー砲」ってなんでしょう?
「かなりの熟練パイロットでない限り、その隠された特性を引き出せない機体である。 」
・・・・・・、まあ当時はまだ再登場の予定はなかったので・・・。

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ありがとうございました 投稿日 1月7日(木)20時31分 投稿者 だーういん二世

Σガンダムの件を含めいろいろ調べていただいてありがとうございました

ところで・・・百式改などは実際に生産され使用されたのでしょうか?
(もちろんガンダムの世界で・・・(汗))
それでちょっと気になったのですが・・・
「エグム」というエゥ−ゴ版ティターンズみたいな組織があったと思うのですが
そこでつかわれたのでしょうか?

たとえば・・・百式改×1にシュツルムディアス×2とか・・・
そして旗艦にネェルアーガマを使っていてもおかしくないと思いますが・・・

「エグム」自体は小説や年表に組織名だけがあるみたいですがストーリー
としては扱われてないのでしょうか?

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そりゃもう、スゴイ雪さね(^^;) 投稿日 1月9日(土)01時32分 投稿者 与謝野折檻

■だーういん二世 さんへ
>ところで・・・百式改などは実際に生産され使用されたのでしょうか?
 「量産型百式改」という機体がデザインされていますので、やはり何機かは実際に製造されたのではないかと思われます。詳細は資料が手元にないので不明ですが…。
 ちなみに、この量産型百式、なぜか百式改試作機から先祖帰りしているんですよね。
 試作機がZと共用化を図った(と思われる)腕部を採用しているのに対し、この量産型は百式オリジナルに戻っていたり、足首も同様に元に戻っています。何の意味があってそうなったのかは不明ですが、想像するに、この量産型デザインの出所は「模型のフルスクラッチ記事の太鼓持ち記事」なんじゃないでしょうか?。モデラーがオリジナルな腕や足を作る根性がなくて諦めた部分に合わせて、新たに設定画が起こされた…とか(^^;)
って、単なる邪推なんですけどね。これをガンダム的に説明するのが、また一つの楽しみでもあるんですが…。

>「エグム」というエゥ−ゴ版ティターンズみたいな組織があったと思うのですが
>そこでつかわれたのでしょうか?
 「エグム」は徳間書店アニメージュ文庫版「逆襲のシャア」に登場する組織です。スウィート・ウォーターを拠点にし、指導者は「大佐」と呼ばれる謎の男(笑)。エグム構成員のアリョーナ嬢曰く「この暴力的な動きは軍隊ですよ。少し前までは、エグムだって、ただの市民団体だったのに……」だそうです。装備機は「ガブール・ベルグソン式2型」と型式不明の「ザクに似た」MSです。

 この「エグム」ですが、『EB.1機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.3アクシズ戦争編』では「旧エゥーゴから離反した反地球連邦組織。」とされていますし、『機動戦士ガンダム逆襲のシャア(前編)』では「反地球連邦政府運動」と訳されていますから、「Anti Earth Union Government Movement」とか、そんな感じかな? と思ってたら、EB.1を見ると「EGUM」と表記されているんですよね(^^;)
果たしてどんな意味なんでしょうか?

>たとえば・・・百式改×1にシュツルムディアス×2とか・・・
>そして旗艦にネェルアーガマを使っていてもおかしくないと思いますが・・・
 なんか、すっごく貧乏そうな組織なので艦船とかは持ってなさそうです(^^;)人質をとってロンドベルのMSを入手しようとしたり、なかなか泣かせる台所事情と見ました(笑)

>「エグム」自体は小説や年表に組織名だけがあるみたいですがストーリー
>としては扱われてないのでしょうか?
 ストーリーは先述した『機動戦士ガンダム逆襲のシャア(前編)』(徳間書店1987)に登場します。ちなみに、ご存知かもしれませんが「NSP」、「カラード」等は「ダブルフェイク」(『アンダー・ザ・ガンダム』バンダイ1990に収録)に登場します。こちらはもっと、なんというかかなり過激なジオン系テロ組織です。

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100式改量産型の実態 投稿日 1月9日(土)03時28分 投稿者 PROTO−G

昔あまりにもHCMの百式が売れないものだから(だって意味ない・・・。)Bクラブが百式改の頭と武器を抱き合せて「百式改」として販売していた記憶があります。
百式の頭を取り「改」の頭を付け、バインダーをもぎ取り武器を付けただけというきわめてBクラブ、バンダイらしいものでした。
それを設定に入れるのもやはりサンライズらしい・・・。
さすがバンダイグループ!!
そして「mk-U+G-ディフェンサー」に受け継がれたと。プラモの流通も抱き合わせだし。

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雪はね作業で筋肉痛〜(;_;)/ 投稿日 1月10日(日)19時20分 投稿者 与謝野折檻

■PROTO−Gさんへ
>100式改量産型の実態
>昔あまりにもHCMの百式が売れないものだから(だって意味ない・・・。)Bクラブが
>百式改の頭と武器を抱き合せて「百式改」として販売していた記憶があります。
だから「量産型」なのね(^^;)じゃあ、アナハイムも原価償却しないと…とかいって量産したはいいけど、やっぱし売れなかったんだ(笑) そんで今度は地上用にチューンしてカラバに売り込んだ、と…(笑)


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