BEAT BEAT みんなBEAT 2001年6月10日

午前7時、枕元のセルラーはやさしく目覚めを促した。

何時ものツーリングの朝がやってきた。少しだけ違うのは、待ち合わせ時間を約束した事。その時間はAM11時。最終確認が前夜にずれ込んで・・

 出発準備は、ウインドガラス・リアスクリーン・ソフトトップの汚れを洗い流す事だった。 格納するには少し汚すぎたのだ。

しかし、ボディーはそのまま・・・

「地で勝負!!」

 R9を快調に飛ばす。風のささやきと背中から響く心臓の鼓動。これで十分な時もあるのだが、なぜか今日は音楽が恋しい。オーディオ装置に手を延ばしてロックを流してみた。新生ミツビシの様に聞こえるが、気にならない。やっぱりいつ聞いても良い。


 ルームミラーから後方を眺めると、私よりは遥かに先輩の二人連れがドライブしている。それも相当車間距離をとって・・・ これくらい離れていると安心感とくつろぎが生まれる。 信号の数が増した頃、最初の分岐点に差し掛かった。ここからは、格段に車が減るはずだ。しかし、相変わらずその車は後続車のままだった。 同じ目的地なのだろうか。

さらに分岐点に差し掛かった時、その車は私の横を通過していった。 道路を一人占めできる権利を獲得してしまった私は、右手にカメラを持っていた。時計に目をやると、まだAM10時。約束には早すぎる。そこである一つの計画が浮かんだ。決まると行動は早い。車を右にターンさせると、緑が車に迫ってくるような細い農道を走った。そう言えば遥か昔?、この辺りを歩いた記憶が蘇ってきた。しかしBEATはわずか数分で目的地に到着してしまった。

大山池と呼ばれる農業用のため池だ。湖面に大山が映し出されるので、そのように呼ばれているらしい。

 今日は、いくつかのグループがカヌーを漕ぎ出す準備をしていた。以前の格納庫もそのままだった。このまま走りすぎると、大山方面に行ってしまうので、しばし休憩。

時間も気になり始めたので、約束の地点にゆっくりと走り始めた。待ち合わせ場所は、ここからはおよそ10分程度のにある道の駅。以前は曲がりくねった峠道だったR313。数年前の開通した真っ直ぐは道路に置きかえられて、昔の面影は全く無い。快適に通過できるトンネルが素晴らしい。

愛車がFTOだった頃、大排気量のZにつかれ、思いやりで道を譲った難コースでもある。



 約束の道の駅に到着すると、緑のVerZがパーキングにいた。ドライバーと思われる人は、傍にいる別のツーリストと立ち話をしてるようだった。しかし、約束のグループの方ではない様だ。少し離れたスペースに車を止めて、約束のグループの到着を待つ事にした。

その時だった。

彼がこちらに近づいてきた。そうなるとこちらも、出て行かない訳にはいかない。型通りの挨拶の後、話をしてみると・・・今日のツーリングに参加されるらしい。昨晩、急遽参加可能となり、直接現地集合されたらしい。 朝早く広島を出てきたが、私と同様に時間調整に色々と近所を走ったとの事。最近、HPだけで漏らしていたBEAT談義を、超久しぶりにする事が出来た。これだけで今日の収穫は有ったというものだ。光栄な事に、このHPもご覧になっていたらしい。


 
 広いスペースに移動して、再び話に花を咲かせていた時、セルラーの呼び出しが鳴った。出発が遅れたらしいが、わずかな遅れで済むようだ。そのあいだにも、ツーリング途中のモーターサイクルやファミリーが入場してきた。パーキングの住人が次世代に入れ替わった頃、見慣れたボディーのBEATが、軽快な排気音を出しながら、確保したスペースに入場してきた。今日のツーリングの主催者グループのメンバーだ。

簡単なミーティングの後、昼食の地へ向かう為にここを出発した。地元と言う事も有り、私がトップを走って、コース設定をしながら走る事となった。グループでの走行は後方の確認が出来ないと大変な事になるが、カラフル集団の為その心配もほとんど要らない。それぞれのパワーもほぼ同等の為、アクセルコントロールに気を使う事も皆無だ。









 倉吉市内を軽く流してしまった為、食料の調達場所を確保出来なかった。そのお詫びと昼食地の確認の為、国宝の投入堂を眺めるパーキングに停止して、若干の休憩をした。私は手元のペットボトルを片手に、昼の予定を確認。皆の腹の虫は大暴れ寸前だと思うが、あと半時ほど我慢してドライブしてもらう事となった。

ここからのコースは、一部の工事中の個所を除いてある程度軽快に走る事が出来るコースだ。一部の車は、すれ違ったベンツとニアミス状態になったらしい(ナロー状態のブラインド工事コーナー)事を除いて、快適なドライブが出来たようだった。









 やっとの事で昼食地に到着した。近くのフードショップで事前に食料を調達。整備された公園のベンチ周辺に陣取り、BEAT関連話題を織り込みながらの昼食がスタートした。昼食が一段落すると、一人一人駐車場に向かって消えていく。それぞれの愛車と比較しながら会話を楽しんでいる。私は、完全ノーマル車なので、それぞれの話を聞いてまわった。楽しく走れる・乗れる系で手を入れているのがわかった。又BEAT2台目の方も有り、今後の決意も新たにする事が出来た。











 ここは、鹿野城址となっており、憩いの場であるのだろう。上のPhotoにわずかに人影が写っているのがおわかりになるだろうか? 20代の女性のようで、大きな石に腰を掛けて本を読んでいた。且つ相当長い間エンジンを起動した状態・・・ しかし気になるなあ。














「鳥取砂丘に行きたい」

の声があったので、一路鳥取砂丘を目指してこの地をスタートする事にした。少しずつ鳥取に近づいてくると車の台数が増えてきた。判断を少し誤った為に、大手スーパーから出てくる車の列を遮る形で右ターンをする羽目になり、相当時間ロスをしてしまった。しかし、時間を大幅にロスした為に、海岸線のビーチサイドコース走破をを急遽変更。砂丘を遠くから眺める形式をとり、高台パーキングエリアに車を乗り入れた。ここで、全員集合のPhotoを撮影。ソフトクリームやキャンディーで最後の休憩と、中国道までの経路についての確認を行った。 特別参加だった私は、お見送りを兼ねてR53を途中まで一緒に走る事となった。







 流し雛で有名な用瀬のパーキングで、次回のツーリングのご招待を頂いた。仮称OBCの方々を見送った後、私は自宅へ向けて帰路を急いだ。またお会いしましょう!!




同じ目的で集う楽しさはどんな場合でも一緒