不器用モデラーの展示室

不器用モデラーの模型展示室

　えーと、なにしろ私、根っからのブキッチョ者でありますが、下手の横好きというかなんというか、昔からプラモデルを作ったりするのが好きでありました。
　さて、私がまだ学生だった頃にはガレージキットといえばキャスト製のバカ高い代物で、とても手が出るものではありませんでした。しかし、１５年ぐらい前からでしょうか、ソフトビニール製のガレージキットが徐々に増え始めまして、良い品物が安価で買えるようになってきました。（その嚆矢はビリケン商會さんだったように思います。ウルトラマンＢタイプが２０００円で発売されたときは驚喜したのを思い出します）　さすがに、ソフビでメカ物を再現するのは難しいのでしょうが、私が好きな怪獣モデルにとって、ソフビはもってこいの素材でした。いつの頃からか、怪獣のガレージキットといえばソフビ製という感じになってきたように思います。私も気に入った物を買い求めて製作してきましたが、いつしかソフビ製の怪獣がずいぶんたまってしまいました。

　まぁ、基本的には組み立てて、塗装して、あとは飾って悦に入っているのではありますが、ちょっとだけ自分の作品の第三者の方に見ていただきたいという思いもあるわけでして…というわけで、お粗末ながら私が作った物をひっそりと展示させていただきたく思う次第であります。

　最近は、かなりできのよい「塗装済み完成品」が簡単に買い求められるようになってきていますが、やっぱり下手でも「模型は作って塗装しなきゃ」ってえアナクロなことを考えている今日この頃ではあります。
　とはいえ、ここのところ「模型の神様」はなかなか私のところへご降臨されませんで、２００１年には自主制作映画用の怪獣モデルの他は、このページでも紹介しているビリケン商会のキンゴジを作った程度でした。多くのキットは正に「ツンドク」状態でありまして、なんとかせねばと思っているところなんですが。

1.ファルシオンというメーカーがあった

2.海洋堂メガソフビ・ウルトラマン３題

3.ゼネラルプロダクツ・ペーパートイ　メーザー殺獣光線砲車