海洋堂のメガソフビ仮面ライダー1号再び

海洋堂のメガソフビ「仮面ライダー1号」を再び作る

 ここのところ、めっきり模型製作ペースが落ちておりまして、これで「モデラー」を自称していいものかどうかと思ったりもしております。
 というわけで、久しぶりに取り組んだのは、以前にも作ったことがある海洋堂のメガソフビ「仮面ライダー1号」です。
 最近は、何故か新しいアイテムにあまり興味を感じませんで、以前に一度作ったことのあるものを再び作るようなことが多くなっているような気がいたします。今回はある方から頼まれて、海洋堂のメガソフビ「仮面ライダー1号」を一年ぶりに作ることになりました。
 全く同じように作るのも芸がありませんし、ご依頼頂いた方からのリクエストもあって、Cアイを発光させるギミックを仕込んでみることにしました。


 このキットは、Cアイが透明パーツになっていて、内側に複眼のモールドが施してあります。この透明パーツの裏側に着色したプラ板を貼ると、劇中のイメージに近いCアイの表現を得ることができるようになっています。
 今回は、まずCアイの裏側に貼るパーツをヒートプレスで複眼にフィットする形にしてみました。Mr.カラーのパッケージの透明塩ビ?を使用しています。この着色したプラ板をCアイのパーツに接着して、その後方からオレンジの高輝度発光ダイオードを点灯させるようにしてみました。今回は、こちらのサイトで販売していらっしゃる東芝製のφ5の橙色LEDを購入しました。電源は単3電池2個。間に定電流ダイオードを入れています。(ちなみに、実験中にうっかり過電流を流して、発光ダイオードを破裂させてしまいました…いやあ、いきなり破裂するとびっくりします)
 光度が高いために、発光させると間にある着色プラ板の影響はほとんどありません。むしろ、発光ダイオードの指向性が強くて中央部だけが明るくなる傾向があるために、着色プラ板を二重にして、光が少し拡散するようにしてみました。
 消灯時と点灯時ではCアイの色が全く異なる色になって面白い効果を出すことができたように思います。


 今回はご依頼頂いた方のご希望で、胸のコンバータやブーツの色を少し青っぽくしてみました。少し青がキツすぎたかもしれません。

 以前のライダーでは後からシャドウを吹いてみましたが、今回はレザースーツの黒の上から下地の色を残してグラデーションを入れる感じにしてみました。

 というわけで、緑のライダーとのツーショットです。色が違うと、また雰囲気が違った感じがするものです。




不器用モデラーの展示室インデックスページへ

サイトのトップ Yamakenの自主制作映画ページ へ