過ぎ去りし日々の記録


05.03.20


 いやぁ〜、お年賀のご挨拶を3ヵ月もトップページに置いておくのも不躾なことでございます。なかなか更新ができず失礼いたしております。

 九州北部の地震で被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。私はその時刻松江の映画館で「ローレライ」を観ていたのですが、丁度潜水艦が揺れるシーンで地震に遭遇いたしまして、なんだかおかしな気分を味わいました。
 さて、「ローレライ」ですが、原作を読んだ身としてはやや不満ではありますが、単体の映画としては面白かったのではないでしょうか。長大な原作を映画として2時間にまとめるというのはやはり難しい作業なのでしょう。
 その点を無理矢理力業でやっているのがLOTRだったと思います。最近、ようやく時間ができて「王の帰還」のSEEのDVDを視聴することができました。面白かったのですが、4時間超というのはさすがに疲れました。いつの日か第一作から第三作までを続けて観たいと思っているのですが、これは当分無理でしょうなあ…

05.01.01


新年あけましておめでとうございます。
 恥ずかしながら昨年は模型作りも、Webページの更新もほとんどできませんでした。
 昨年末はGFWに打ちのめされまして、気力ゲージをためることができませんでした。いや〜、あれは何だったんでしょうか…「物語」というものを放棄しているとしか思えませんでした。ラストのメッセージらしきものはわからなくもないのですけれど、そこへ物語を持っていく過程に疑問を感じてしまいました。
 同じ日に「ハウルの動く城」観ました。やはり物語の構成はいまひとつだったように思います。しかし、演者(?)の細かなしぐさや演出、美術は実写よりもアニメーションの方が優れていると感じ入ってしまった次第です。

 それはさておき、今年はもう少しいろいろな事をやっていきたいと思っております。ボチボチやっていきますので、どうか本年もよろしくお願いいたします。


04.08.29


 かれこれ4ヶ月振りの更新となります。
 今年の夏は暑い日が続いていささかぐったりしておりました。この夏やったことといえば、辛うじて海洋堂のメガソフビ「仮面ライダー1号」を作ったことぐらいでありました。以前に作ったライダーと同じキットですが、Cアイを高輝度発光ダイオードを使って点灯させることを試みました。意外に面白い効果があったように思います。

 その他の話題としては、ゲームボーイソフト「ウルトラ警備隊 モンスターアタック」を遊ぶためにゲームボーイSPを購入してしまったことでしょうか。MATとウルトラ警備隊が力を合わせて怪獣を倒したり、タッコングが大挙して現れたりするところなどは、なかなか燃えます。隊が弱いときには、「ウルトラマン早く助けて〜」だったのが、隊の装備がだんだん充実してくると、わざわざビルを壊して出現して隊の手柄を横取りして去っていくウルトラマンが邪魔になってきたりします。ウルトラマンに変身することがわかっているハヤタやダン、郷隊員などは後で戦力減にならないように初めから弱い機体に搭乗させたりなど、警備隊の皆さんの苦労を実感することができました。惜しむらくは、ややボリュームが少ないことぐらいでしょうか。



04.05.04

 ずいぶんと長い間更新をサボっておりまして、申し訳ございません。
 年度末から年度初めにかけてのビッグウェイブからなかなか抜け出せないでおりました。

 ようやく、この連休でなんとか人心地がつきましたので、ボチボチと趣味の活動も再開したいと思っております。

 というわけで、京都大江町の日本の鬼の交流博物館成田亨さんの遺作展が開催されると聞き及び、寒冷前線通過にともなう猛風雨のなか往復10時間ほどかけて大江町に行って参りました。

 岩手の北上市立鬼の館にある「成田亨鬼幻影」レリーフのレプリカが間近で見られたのも、「モンスター大図鑑」の原画を100点以上目の当たりにできたのもなかなかに壮観であったのですが、何よりも心惹かれたのはヒューマンの塑像でした。

 私は、もともと芸術的な審美眼を持ち合わせない人間なのですが、ヒューマンの塑像は一目見た瞬間に圧倒されてしまいました。
 正直言って、ヒューマンというヒーローをここまで美しいと感じたのは初めてのことでした。
 このヒューマンを見ることができただけでも、遠路大江町まで出かけた甲斐があったというものです。
 この遺作展はゴールデンウィーク期間しか開催されていませんが、お近くの成田ファンの方は足を運んでみられてはいかがでしょうか。ウルトラ怪獣などの原画は全く展示されていませんが、それだけに、成田亨という芸術家の知らない一面に触れることができるかもしれません。

雨の中に立つ鬼のモニュマンです


04.02.01

マスキングテープを剥ぐ瞬間に至福を感じるすべての同志よ、集え!

 模型展示会やります。2月8日(日)〜2月15日(日) 10:00〜19:00 鳥取県米子市コミュニティプラザ百花堂にて。

 ガンプラから特撮怪獣、スケールモデルまでバラエティに富んだ展示会になりそうです。当日は完成品はもちろん、模型をモチーフにして作ったイメージCGの展示なども行うことにしています。ちなみに、私が作ったCG(ボツ作品)はこちら。


 というわけで、なんとか大河原ガンダムを完成させました。グラデーション塗装を試みたのですが、ただ単に汚くなっちゃっただけになりました。

   お近くの方は是非お越しいただければと思います。なお、私Yamakenは開催期間中の土曜・日曜・祭日はほとんど会場に居る予定です。お気軽にお声をおかけください。お待ちいたしております。


04.01.03

 



模型展示会のために、1/100でジオン公国軍の一年戦争MSを並べようという企画を考えています。でもって、やっぱりドムは3機並べなければということで今日は一日がかりでドムを塗装いたしました。私を含めて3名がそれぞれドムを持ち寄って流れ作業で塗装して組み上げた結果が右の写真です。
 色の調整は筋金入りのガンプラモデラーであるO氏にやっていただきました。
 というわけで、黒い三連星のジェットストリームアタックですが、さすがに1/100だとずいぶんと大きな感じがして壮観です。
 あとは、これらと対峙するガンダムを作らなければ……


 ところで、2月までにあとどれくらい模型を作ることができるかはわからないのですが、時間があればフジミの1/24ポインターも作りたい思い立って押し入れから出してきました。それにしても、改めて見るとポインターってデカイです。同じスケールのマットビハイクルやミニクーパー、ワーゲンビートルと並べるとポインターの大きさがどれだけのものか一目瞭然。このあたりもプラモデルの楽しさかもしれません。しかし、よくこんな車を昭和40年代前半の日本で運転していたものですなあ……

 

2月8日〜15日 コミュニティプラザ百花堂にて模型展示会を開催いたします。是非ご来場下さい。

 

 





04.01.01

新年あけましておめでとうございます


 本年も当ページをよろしくお願いいたします。

 ここのところあまり更新をしておりませんが、模型の神様はご降臨なさっておりまして、暇をみてはガンプラとかを作っております。

 2月8日〜15日 コミュニティプラザ百花堂にて模型展示会を開催いたします。是非ご来場下さい。


03.12.29

 私はガンプラ世代で、中学から大学あたりにかけてずいぶんとガンプラを作ったものですが、ここのところは怪獣ガレージキットや特撮メカを作るのがほとんどで、ガンプラとはとんとご無沙汰でした。
 こんど2月に行う模型展示会は怪獣からガンプラ、スケールモデルまでいろいろな指向を持ったメンバーが集まって行うため、およそ統一感といったものはないのですが、そのなかでひとつテーマ展示的なものをやろうということになりました。そこで行うことになったのが、月並みではありますが1/100で再現するジオン軍の一年戦争モビルスーツ史という企画であります。
 というわけで、私もマイフェバリットMSであるズゴックを一つ作ることにいたしました。本当に久しぶりに作るガンプラですが、けっこう楽しく組み立てたり塗装したりすることができました。キットの出来もよく、私のテクニックではディテールアップとかプロポーション改修なんていうのはおこがましくて、必要なゲート処理と継ぎ目消しをやった以外は素組です。塗装もほとんど指定通り。シャドウやハイライトのグラデーションを入れることも考えたのですが、このままでも意外にイイ感じなので特に手をいれませんでした。…スミ入れぐらいはやった方がよかったかとも思うのですが…
 ちなみに、展示会までにはトリプルドムと引き立て役のガンダムも作る予定です。

 ところで、新作ゴジラ映画GMMGを観てきました。私としてはかなり満足いたしました。モスラの羽の柔らかな動きや、がんばってミニチュア特撮をやっているあたりは素晴らしかったと思います。ゴジラが出現してからずーっと特撮アクションが続くあたりもいいですね。惜しむらくはヒロインや小美人あたりに全く存在感がなくって、むしろドラマの面からは不必要な要素にしか見えないというあたりでしょうか。小美人は仕方ないにしても、ヒロインは本当に無意味だったと思うのですが…
 さて、来年の50周年記念ゴジラはどうなるのでしょうか…巷では「ガメラ4」も制作予定なんていう噂もありますし…いずれにせよ、来る年が皆様にとって良い年でありますように。


03.11.30

 いや〜、とうとう12月です。なんだか気ぜわしくなってきたような気がします。ただ、どうも今年は例年ほどには寒さを感じなくて、まだ冬という感じがいたしません。
 ただ、塗料の乾燥が遅くなったので何となく季節の変化を感じたりする今日この頃です。


03.11.24

 この約一ヶ月半の間ずーっと怪獣のソフビキットを作っていましたので、この間にずいぶんの瞬間接着剤とエポキシパテ、そして塗料を消費してしまいました。
 次はちょっと気分を変えてプラモデルを作ろうかと思っています。ハセガワのホークも塗装直前の段階で停止していますし、同じくハセガワのビートルも作ってみたいアイテムです。
 しかし、怪獣ばっかり作ってましたから、まともにプラモデルが作れるかどうかちょっと心配です。


03.11.16

 夏の遅れが取り戻せるように、ひたすら怪獣を作ってます。次は海洋堂のメガソフビキンゴジを製作中です。


03.11.09

 一ヶ月でゴジラを10体も作るというのは後にも先にもこれっきりのことであろうかと思います。2月の模型展示会に向けて作りたいものはたくさんあるのですが、次に取り組んでいるのは、この写真です。
 いや〜、笑えるほどの大きさです。置き場所に困りそうです。


03.10.25

 そんなこんなで、この秋の涼しさに誘われて毎週のように海洋堂のゴジラを作っています。ご近所でラッカー系の塗料を扱っている唯一の模型やさんから、ネイビーブルーが根こそぎなくなっているのは私のせいでございます。


03.10.19

 青森で開催された成田亨さんの作品展で発売されていた遺稿集「眞実〜ある芸術家の希望と絶望〜」ですが、遺稿集製作委員会の事務局に頼めば通信販売で入手可能だと教えていただきました。
 さっそく、注文したところ注文から4日ほどで手元に届きました。

 ……成田さんの最晩年の原稿ということ、また必ずしも商業出版を意図した記述でないことなどから、読んでいて実に胸の痛くなるような内容でありました。
 いずれ、その内容などに関する考察は成田亨さんのページにまとめたいと思っています。


03.10.12

 キンモクセイのほのかな香りが秋を感じさせる今日この頃です。気候もよくなって参りましたので、そろそろ模型作りを再開しようかと思っています。……というか、来年の2月に開催する模型展示会に出す模型を作らなきゃ……


03.08.31

 まったく更新をご無沙汰しておりまして、面目次第もございません。
 まだまだ先だと思っておりました、模型展示会も気付いたらあと半年ほどになっておりました。そろそろ準備をしたり、完成品を作っていかなければならないのですが…
 どうも、仕事の神様に見放されつつありまして、なかなかドロナワの日々が続いております。とりあえずは、来週半ばからの北海道出張が当面のヤマでありますが…まだ出張したときのプレゼン資料ができておりませぬ…

 それはさておき、今日はなんとか時間をつくって四国は高松まで往復400キロほどドライブしてきました。
 私のウェブサイト内の成田亨さんのページをご覧いただいた方から、高松で成田亨さんのデザイン画の展示を行っているという情報をいただいたのでした。
 会場は高松市歴史資料館。7月19日から9月15日まで、ヒーローズ 昭和のイラスト・特撮の世界という特別展が開催されているとのこと。
 展示のメインは小松崎茂画伯の作品ですが、成田亨さんのウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブンのデザイン画や東宝の特撮美術にいらした井上泰幸さんや坂野義光さんの作品も展示されています。

 成田さんのデザイン画の現物を見る機会なぞ滅多にありませんので、仕事をさぼってまで高松まで行ったという次第です。

 会場は市立図書館、菊池寛資料館などが併設されるモダンな建物。駐車料金も1時間までなら無料でした。今回の特別展の入場料は500円ほど。
 私が行ったのは日曜日の午前10時頃から約1時間ほどだったのですが、会期も終了近くとあってか、その間の来場者は私以外では4人ほど。ほとんど貸し切り状態で、おかげでじっくりと展示を見ることができました…というか、成田さんの原画は本当にショウウィンドウに額をくっつけんばかりに見ていましたので、回りの方には引かれてしまったかもしれません。

 成田さんの展示は、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンの怪獣デザインを中心に約75点ほど。私は美術にかんしてはまったくうといのですが、それでも原画の迫力というのには圧倒されます。展示品のほとんどは成田亨画集に収められているものなのですが、原画は印刷と比べるとペンタッチや彩色の微妙な濃淡、深みといった部分がまったく異なります。もう、絶句するしかありません。
 それだけに新たな発見もあります。今回、いちばん印象的だったのはガンダーの飛び姿でした。流れるような直線の構成で、実に成田さんらしいデザインです。成田亨画集ではあまり大きく掲載されていなかったのでそれほど印象はなかったのですが、実際に画帳に描かれたものを見ると、これがまあ、カッコイイこと。
 その他にもウルトラセブンの初稿のうち、ボーグ星人みたいなプロテクターを着ているものや、脚部まで鎧状のモールドがあるものなどが面白かったです。

 小松崎さんの展示は約40点、うち10点ほどサンダーバードのボックスアートがありました。また、井上さんと板野さんはゴジラ対へドラのスチル写真やイメージボードなど。

 いやまあ、決して規模が大きいとはいえない(失礼)地方の市立資料館ですが、よくぞこれだけの企画をしていただいたと思います。伺ったところでは、とくに高松にゆかりがあってのことではなく、学芸員の方の発案だとか。

 会期はあと2週間ほどしかありませんが、お近くの方は一見の価値はあると思います。9月15日には学芸員の方の説明なども企画されているとのことです。

 ちなみに、今回展示されていた成田さんのデザイン画は全て青森県所蔵のものとのことです。たしか、成田さんの生誕地である青森が美術館構想のなかで買い上げたと聞いたことがあります。
 その青森では、この9月から1ヶ月に渡って、成田亨が残したものという回顧展が開催されるとか。
 うーむ、青森というとさすがに遠すぎるのですが……しかし、高山良策さんの造形物の展示もあるようで……どうしようかなあと思案しているところです。

 今回の高松での展示を教えて頂いた「ちょんげら〜」様は、成田亨さんの業績を研究していらっしゃる方です。ちょんげら〜様からは、「円盤戦争バンキッド」の宇宙人に関する考察などいろいろな情報をご提供いただいているのですが私の怠慢でまだその情報をウェブページに反映させておりません。まあ、涼しくなってきましたら、たまっている情報を整理して、一度成田さんのページをリニューアルしたいと考えているところです。


03.06.08

 一度更新が止まるとずるずると停止してしまうのは相変わらずであります。
 どうも計画的に仕事をするということが苦手なものですから、締切のある仕事をかかえてしまいますと、締切間際まで手が動かないままあたふたするのであります。おかげで、趣味の模型作りは開店休業状態に追い込まれてしまいました。待ち行列に入っているゴジラがたくさんいるのですが……
 これだけの更新では何ですので、今日散歩がてらふらりと出かけたとっとり花回廊で撮影してきた写真とモスゴジを合成して遊んでみた写真でお茶を濁しておきます。花回廊へ行くたびに、「このドーム、何かに使えないかなあ」と思ってしまうのでありました。


03.05.18

 この週末は出張もあったりして、なかなか趣味の時間をとることができませんでした。どうも、出張した後は疲労を回復するのに時間がかかるようになってしまいました。
 でもまあ、出張した折りに立ち寄ったディスクショップでダーククリスタルのDVDを衝動買いすることができたのは、ちょっとした収穫でした。

 さて、以前から大魔神やウルトラ怪獣等の造型を手がけられた高山良策さんの業績をまとめてみたいと考えていたのですが、ようやく本気で未入手資料の収集に着手いたしました。最初はどうなるかと思ったのですが、意外にもすんなりと集めることができそうで、いやはやインターネット様々という感じです。
 足りないものについても知人から借りる目処がつきましたので、近日中には資料の読み込みに入ることができそうです。もっとも、神様がご降臨されれば…の話しですが…


03.05.11

 先週・先々週とお仕事のビッグウェイブにさらされて、ほとんど轟沈状態でありました。おかげでせっかくのGWにも模型作りはほとんど進まず、以前からわずかづつ進めていたゲーセンプライズ初代ゴジラのリペイント2個目を行ったのみです。
 はやく一息ついて、既に買い込んでいる海洋堂のゴジラシリーズあたりを作りたいものであります。


03.04.27

 せっかくゴールデンウィークだというのに、なんだかこの週末で風邪をひいてしまったみたいです。参ったなあ……


03.04.20

 未だに年度初めのゴタゴタが収まっておりませぬ。もう、夜の怪獣造りだけが心の拠り所状態でござりまする。
 さて、先週「さよならジュピター」のDVDを購入したと書きましたが、今週、眠れない夜にそのDVDを鑑賞いたしました。公開時以来20年ぶりに観ることになったのでありますが…これが意外に楽しめてしまいました。確かに、脱力する部分もあって、特にジュピター教団がらみの部分はもう少し何とかならなかったのかと思うのですが、ストーリーや特撮シーンなどを冷静に観るとけっこう面白かったりするのであります。
 これでもかというくらいのミニチュア特撮の展開。私としては一部ミニチュアの質感にスケール感がないと思った部分もありましたが、それでも映画全体にしめる特撮の時間としては特筆ものの映画であったと思います。冒頭の火星氷冠爆破シーンとかはけっこうグッとくるものがありました。
 また、一般向けの映画で、火星のテラフォーミング、木星太陽化計画、更には太陽系にブラックホールが侵入し、その軌道を変えるために木星を爆発させるというコンセプトが平然と語られるのも、考えてみれば驚くべきことだと思ったりします。一般に対するSFの認知度というのは20年前の方が高かったのかもしれません。
 とかなんとか思ってしまうのはやっぱり歳をとったからなんでありましょうか。


03.04.13

 衝動買いというのが悪い癖でありまして……
 何を考えたのか自分でもわからないのですが、「期待して観たのに脱力してしまった映画」でマイベスト3にランキングされる「さよならジュピター」のDVDを思わず購入してしまいました。平田昭彦さんの勇姿や、三浦友和さんの無重力×××などをゆっくりと観たいと思います。
 この勢いで「ガンヘッド」とかの発売も期待したいものです。


03.04.06

 どうもやっぱり、年度の初めというのは気ぜわしく慌ただしい感じがいたします。
 一段落するのにはまだ少しかかりそうです。

 それにしても、「東宝特撮メカニック大全」という大部の本がいきなり出たのにはちょっと驚きました。採り上げられているメカの数が多いので、それぞれについてはあまり深く追求されていないのですが、それでもこれだけ網羅されているだけでも価値ある一冊かと思います。


03.03.30

 年度の変わり目は毎度忙しいのですが、今年ばかりはちょっとシャレにならないビッグウェイブがやってきそうでありまして……少しでも気力を充電しようとこの週末は城崎温泉にスマートボールと射的をしに行ってきました。
 で、その後少し足を延ばしまして、かねてより行きたいと思っていた京都府大江町にある日本の鬼の交流博物館を訪れました。ここには、成田亨さんが描いた鬼をモチーフにした水彩画が20点余り展示されています。また、博物館から少し坂を登った先には、成田さんの作になる鬼のモニュメントが設置されています。成田さんが御著書のなかで「やっぱり彫刻家の最高の仕事はモニュマンなんです。学生時代からそう思っていました。誰でもそう思ってるんじゃないかと思います。だから、このモニュマンの仕事はうれしかった」と書かれているものです。
 雄大な山々を睥睨する酒呑童子の像にしばし見入ってしまいました。
 仕事が一段落したら、レポートをまとめたいと思っています。


03.03.23

天本英世さんのご逝去を悼み、つつしんで哀悼の意を表します。
 月並みですが、死神博士の怖さは未だにトラウマとなっています。
 子供心に、ご本人自身が怖い方に違いないと信じていました。

 NHKで放送されたスペイン紀行番組で「この国の人には日本人が失ってしまったものがある」と独白していらしたのが印象的でした。


 年度末は何かとヤボ用が入って、なかなかまとまった時間がとれません。どうも気ぜわしいばかりの日々を送っております。
 そんななか、先日東京に出張した折り、少し時間がありましたので浜松町でモノレールを降りてからふらふらと東京タワーまで歩いて行きまして…展望台にも登らず2階の売店街で東京タワーのプラモデル(1600円)を購入いたしました。
 さらに次の日、帰りの電車に乗る前に秋葉原の海洋堂ホビーロビーまで行きまして、モスラの幼虫(1500円)も買ってきました。

 糸をどんな素材で再現しようか考えているところです……

03.03.09

 寒の戻りとでもいいましょうか、先週は寒い日が続きました。雨雪のなかでの塗装作業はなかなか乾かなくて弱ってしまいます。
 企画中の模型展示会の方は会場取りの都合で来年の2月上旬頃に決定いたしました。ほぼ1年近くありますので、それまでにがんばって完成品を作りたいものです。

 ところで、先日知人に「ハヌマーンと5人のライダー」という作品を見せていただく機会があったのですが、オープニングでバンコクの市内をのんびりと走り回るライダーたちは相当なインパクトがありました。


03.03.02

 庭の梅の花が満開になっていました。もう3月でありますなあ…

 さて、模型展示会を開こう計画は関係各位のご尽力で着々と進行中なのでありますが、会場を借り受けるのに適当なサークルをでっち上げた方が良かろうというお話しになりました。いろいろと案が出たのですが、結局『完成してナンボの会』に決定いたしました。
 実際に展示会が行われるのはまだまだ先のことで、11月中旬〜下旬頃を考えているのですが、それまでに少しでも完成品を増やしておこうと鋭意努力中であります。ちなみに、海洋堂のライダー1号は今こんな具合になってます。これと並行して海洋堂の平成ガメラ3体並べよう計画とか、ハセガワのホーク1号を作ろう計画などが進行中でありまして…果たしていつまでこのモチベーションが持続できるのでありましょうか。

 ところで、私が現在使っているパソコンは昨年の11月に製作したものなのですが、当時はPC2700-512MBのSamsungチップのメモリが一枚20000円近くしました。私のパソコンは動画編集用に1GBのメモリを積んでいるためメモリだけでもかなりの出費だったのですが……最近のメモリの暴落ぶりにはちょっと泣きたい気持ちであります。
 3月の半ばには出張で東京に行くのですが、そのときにまだこんなにメモりが安いようなら、意味なく何枚か買ってしまうかもしれません。


03.02.23

 先週、アトラクションサークルHi★JACの上映会で見た模型展示に触発されて、私も模型展示会をやりたいと思い立ちました。何人かの知人と一緒になって、この秋頃に開催する方向で話しを進めております。
 けっこう個性的な顔ぶれで、ガンプラ・鉄道模型・スケールモデル・フィギュア・特撮怪獣から果てはお城や屋台、東京タワーまでいろいろな作品が集まりそうな感じです。
 私は、海洋堂の20cmゴジラシリーズを一同に並べてみようと思ったりしております。


03.02.16

 そろそろ花粉症の季節になってきたみたいです。今年はいつもよりも早めにきちゃったなあ…

 灯台もと暗しといいますか、かねてより読みたいと思っていたB−CLUB誌に掲載された成田亨氏の連載記事ですが、掲載誌をアトラクションサークルHi★JACの行動隊長氏が所持しておられることが判明いたしました。早速お願いしてバックナンバーをお借りいたしました。近日中には成田氏のページに追加したいと思っております。
 ところで、Hi★JACといえば本日2月16日はビデオ上映会が開催された由です。私は会場設営の手伝いをさせていただいたのですが、ビデオ上映の他にも写真やミニチュアなどの展示もありまして…何故かガンプラやラジコンまで展示してあったのですが、タカラのラジコンロボット ドリームフォースが4台も一同に会している光景は壮観の一言でした。なにしろ、そこの一角だけで定価20万円相当ですから…
 私が個人的に触発されたのは、1/144のガンダムSEEDのプラモデル軍団でした。新作の1/144ガンプラは最近はやりの色プラではなく、塗装が必要なもののようですが、ちゃんと作られたモデルが6〜7体も並んでいる姿はなかなかにそそるものがありました。ちなみに、その製作者の方は最近発売されたキットを上映会当日に間に合わせるために2〜3日で完成まで持っていこうとがんばっておられました。手の遅い私としては頭の下がる思いであります。


03.02.09

 珍しいことに土日が二日とも休みというのがここ3週ばかり続いているので、けっこう模型作りとかがはかどっています。今週も初代ゴジラの塗装が終わりましたし、また、海洋堂のモスゴジなども並行して製作したりしています。ライダーの塗装もなんとか進行しておりますし、先週購入したハセガワのホーク1号も作り始めました。
 タスクフォースのホーク1号と比較すると、やはり微妙に大きいようです。(右の写真では、ハセガワの方が小さく見えますが、これはカメラとの距離が異なるためです)
 また、ハセガワのキットはタスクフォースに比べるとちょっと角張った印象を受けます。

 α号の機首とかキャノピーの形状などに、飛行機らしい解釈が見受けられるように思います


03.02.02

 最初の月着陸の頃にはまだ3歳で、全然記憶がありません。ソユーズとアポロ宇宙船のドッキングは辛うじて憶えている程度です。
 やはり、我々の世代にとっては宇宙開発といえばスペースシャトルでありましょう。実験機が「エンタープライズ」と名付けられた経緯や、その初フライト。一号機コロンビアの打ち上げと帰還。チャレンジャーの爆発は当時大学生だった私にとって強烈な印象を残しました。
 そして、また宇宙開発史に残る大きな事故が発生してしまいました。犠牲になられた乗組員のご冥福を祈ると共に、この事故が宇宙開発計画の後退につながらないよう願うばかりです。

 さて、待望久しかったハセガワのウルトラホーク1号を購入しました。(3400円はチト高いですな)スケールは1/144で、タスクフォースのホーク1号と同じなのですが、ハセガワのものがわずかに大きいような気がします。パネルラインのスジ彫りなどがさすがハセガワという感じでしょうか。
 とにかく、できるだけ早く作りたいと思っています。


03.01.26

 食玩集めは今に始まったことではないのですが、最近はカバヤ食品の日本の小鳥と子犬物語にはまっています。食玩にありがちなラムネ菓子ではなくて、チョコレートが入っているので食べても美味しいのがいいんですが、カロリー高そうです。


03.01.13

 今年は風邪正月になってしまい、せっかくの正月休みもほとんど寝込んでおりました。

 えー、細々と自主製作映画の特撮シーンの撮影などをやっております。ビデオを使ったコマ撮りのモデルアニメーションは、意外に良い感じになったのでホッとしています。

 今年のゴジラ映画は、90分弱という短さだったのですが、これが意外にも面白くてちょっとびっくりしてしまいました。こんなゴジラ映画もアリだと思いますし、できれば機龍をメインキャラクターにして映画を作ってほしいなあとか思ったりした次第です。

 今更の話題ですが、「帰ってきたウルトラマン」DVDの画質に驚いております。


02.12.08

 プレミア6.5を導入するためにパソコンを新調したりとかしておりましたら、またしても更新が滞ってしまいました。
 でもって、アップグレードしたプレミア6.5ですが、何故かレンダリングするとコケてしまいます。仕方なく、6.0を使い続けております。アンインストールしなくて良かった…
来週末には自主製作特撮映画のモデルアニメーション撮影を予定しています。

 さて、第二期ウルトラシリーズの本やウルトラマンAGEなどを精力的に出版している辰巳出版さんから「特撮映画研究会編、怪獣とヒーローを創った男たち」という本が出版されました。東宝怪獣映画、ウルトラシリーズ、ピープロや東映のテレビシリーズなどのヒーローや怪獣・怪人の造型に携わった方々のエピソードをインタビューを中心にまとめた労作です。モノクロながら製作中の怪獣たちの写真なども豊富に掲載されています。
 特撮映画の舞台裏の更に縁の下の力持ちである造型師の方々についてこのようにまとまったルポルタージュとして、画期的な一冊であると思います。(本書を読みながら、あと20年早くこういった試みが行われていればと、高山良策さんをはじめとする多くの皆さんの死によって失われてしまったものに感慨を覚えた次第です)

 本書の高山良策さんに関する記述で印象的な一節があります。

 (高山氏のご夫人である高山利子氏の談話)
 死ぬ前の年の夏のことですから81年でしょうか、(中略) 怪獣のコンベンションを明日に控えた青年が東京から訪ねてきたんです。食事の時に急に高山が「君達、僕が死んだら、僕のことを覚えててくれるかな」って言ったんです。(中略) その暮れにはもう調子が悪くなって……。
 (本来の自分の)絵は描かないで、怪獣の水彩画と、30センチぐらいのミニチュア怪獣を黙々と作り出しましたの。ガラモンとかケムール人とか。「どうして今まであんなに否定してた怪獣を作るんですか?」って聞きましたら、「残るものはみな同じだ」って言ったんです。それから春に入院、7月に亡くなりました。(後略)

 その30センチミニチュアのガラモンは雑誌宇宙船の82年冬号に掲載され、当時高校1年だった私に「高山良策」という名を意識させるきっかけとなったのでした。


02.11.02

 私の住んでいる地方の電車(一部電車でないのも走ってますが…)は、11月1日〜3月31日まで車内温度調整のため、ドアを「手で」開けなければなりません。私は普段電車を利用しないのですが、昨日たまたま電車に乗る機会があって、降りるときしばらくドアの前でたたずんでしまいました。そろそろ寒い季節になって参りました…それにしても、この時期にメモりの価格が上昇するのは何とかならないもんですかねえ…
 え〜、毎度模型の神様は長期出張でお出かけのようでございまして、ライダー1号は現在熟成期間に入っております……今の仕事が片づいたら、塗装に入ろうと思っているのですが…

 ところで、ADSLにしてからそろそろ1年近くになるのですが、これまでは1.5Mのプランでした。巷では12Mという声がちらほら聞こえるようになってきましたが、私の住んでおりますような田舎ですと、最先端のサービスが始まるまではちょっと時間がかかるのです。しかし幸いなことに、私の自宅は交換局のすぐそばでして、調子のいいときは最高で1.25Mぐらいのスピードが出ておりました。
 でもって、最近やっとのことで8Mプランのサービスが私の住むエリアでも可能になりましたので、早速申し込んだ次第です。ところで、ADSLの速度はノイズに左右されるという話しを耳にしたことがあります。思ったよりスピードが出ない場合はノイズ防止のために、ケーブル長を短くしたり、シールド線を使ったりという工夫が効果的とも聞きます。そこで、8Mプランに換えたのをきっかけに、スプリッタやケーブルをノイズが乗りにくいものに変更してみることにしました……3000円ほど投資いたしまして、さてその結果は…と、このサイトでスピードを計測したところ、変更前は2.35M、変更後は2.36Mと、ほとんど変わりませんでした…うぅ、まあこんなものなのかもしれません。

 さて、先日ちょっと東京まで出張してきたのですが、たまたま日程が重なったので早川書房さんが主催されたフォーラム「新世紀SFの想像力」を聴講して参りました。これは、今年から刊行された叢書「ハヤカワSFシリーズJコレクション」を記念して同シリーズの作者の方を一同に会してパネルディスカッションを行うという画期的な企画でありました。
 まずは、「最先端科学とノンフィクション」と題して、比較的"Science Fiction"寄りな野尻抱介、小林泰三、林譲治、平谷美樹、菅浩江、神林長平の各氏をパネリストに迎えてセッションが行われました。しかし、残念なことに用意された時間はわずかに50分程度。これでは、個々の話題を深くつきつめるというわけにはいきません。また、バリバリに科学重視の野尻、小林、林の3氏と、どちらかといえば物語重視の平谷、菅、神林3氏の間のギャップもあり、なかなか議論がかみ合いませんでした。もう少し時間があれば、科学に対するスタンスの違いといったことをきっかけにして、丁々発止のやりとりが期待できたのではないかと思います。
 幕間に牧野修脚本、北野勇作朗読、田中啓文サックス演奏という豪華な朗読劇があったのですが、内容はかなりアブナイもので、ちょっと引いていた人もあったかもしれません。私はちょっとだけ面白かったのですが…
 後半はどちらかといえば"Speculative Fiction"寄りと言えそうな、北野勇作、牧野修、佐藤哲也、飛浩隆、高野史緒、田中啓文、山田正紀の各氏による「想像しえないことを想像する」というセッションでした。しかし、こちらも実質45分程度しか時間がなくて、一通り作劇姿勢の表明といったことを話したら、それでもう制限時間の2/3近くが過ぎてしまい、あとは今後の予定を伺っておしまいという感じの、何ともフラストレーションのたまる内容になってしまいました。
 そんななかで、山田正紀氏が「SFとは世界の構築であり、それぞれの作家は自分の持っているリアリティを材料にして世界を構築している」といったお話しをされたのが非常に印象的でした。科学を通してそれに対峙するか、個人のリアリティを通して対峙するか、いずれもアプローチとしては正しく、それほど広汎な世界観を包含できるところがSFの特徴だといったまとめだったのですが、さすがは山田氏と感銘を受けました。
 ハタから見れば、もう少しパネリストを絞って話題を深めた方がよかったのではないかと思います。しかし、早川書房がこういったフォーラムを主催するのは初めてとのことで、これはこれで画期的なことだったのではないでしょうか。田舎住まいの私としてはこういった催しに参加する機会というのはほとんどないのですが、今回はたまたま出張と重なったおかげで、貴重な体験ができました。


02.10.19

 コニー・ウィリスの「航路」読了しました。いや〜、正に「巻置く能わざる」ってえやつでありまして……未読の方は、土日とかの時間がたっぷりとれる時を見計らって読み始められることをお勧めいたしますです。
 おかげで、ライダー1号の塗装がさっぱり進みません…


02.10.06

 読書の秋というと月並みなのですが、デイヴィッド・ブリンの「知性化の嵐」3部作の2作目「戦乱の大地」上下巻とか、コニー・ウィリスの「航路」上下巻とか、ずいぶん読み応えのありそうな作品が続々と刊行されておりまして、夜更かしする日々が続いております。
 その一方で自主制作映画の特撮シーンの撮影や、趣味の模型作りの方もごくごくゆっくりと進めております。もっとも、こちらの方は一気にスパートというわけにはいかないのがつらいところでありますが……


02.08.14

 残暑お見舞い申し上げます。

 とりあえず、祝! 帰ってきたウルトラマンDVD発売決定

 第一期ウルトラシリーズが出揃ってから、少し時間が経ちましたのでもしやもう出ないのではと危惧しておりましたが、デジタルウルトラシリーズの鮮明な画像で新マンが観られるのはうれしい限りです。発売が楽しみであります。

 ところで、ここ1ヶ月ほど更新が滞っております。まあ仕事が忙しかったというのもあるのですが、もうひとついよいよ自主制作の怪獣映画の特撮シーンの撮影にとりかかったという事情もあります。現在、撮影・合成・編集などを断続的に行っています。ある程度まとまりましたら、このサイトでもその内容をご紹介したいと思っています。

 更新をさぼっておりました間にも、小松崎茂氏のサンダーバード・ボックスアートの画集が発刊されたり、「ビジネスはウルトラマンが教えてくれる」とかいう、円谷プロの営業戦略を解説した変なビジネス書が出たり、ZC-1000で撮影したフィルムがちゃんと映っていたりなどと、いろいろ話題もあるのですが、このあたりも別件が一段落したらコンテンツに加えていきたいと思っております。  


02.07.15

 先週末は日本SF大会に参加してきたのですが、さすがに36歳にもなりますと徹夜は身体に堪えるものでありまして…帰宅した当日はまだ日も沈まぬうちから布団に轟沈。週明けの月曜日になっても疲労感を抱きながら仕事をしておりました。
 どうもやっぱり無理の利かぬ年齢になったということでありましょうか…


2002.07.06

 先日ちょっと仕事の都合がありまして、岡山県の津山市まで行って参りました。高速を使えば1時間半ほどのところなのですが、かねてから津山に行く機会があればカメラを持って寄りたいと思っているところがありました。
 津山市近くの久米町というところに住んでいらして、10年近くかけてご自分の裏庭に巨大なゼータガンダムのオブジェを作られた方があります。(私の知人がこの方のご自宅を訪ねて撮影した写真を見せてもらったことがあるのですが、農家の裏庭に立つゼータガンダムは何とも異界を感じさせる光景でありました) そのゼータガンダムが、平成12年に久米町に新しくできた道の駅に移設展示されているのであります。以前、この道の駅に立ち寄ったときにその威容に驚きまして、今度は是非カメラを持ってと思っていたのでした。
 全長は7メートルほど。外装はFRP製で、一応油圧シリンダーで可動するインナーフレームが組み込んであり、適切な支えがあれば2足歩行のような動作も可能なのだそうであります。実際に間近でみると、そのスケールには圧倒されてしまいます。ちなみに、この道の駅はこのあたりにあります。お近くへいらっしゃる機会がありましたら是非一度ご覧下さい。

 この久米町の名物がジャンボピーマンだそうでありまして、ピーマンがのったうどんとか、ピーマン味のアイスクリームなども売っています。すごいですよ〜、ピーマンアイス。

 


2002.07.03

 だんだんと蒸し暑い日々が多くなってきて、ふだんならば作業が進まなくなってくるのですが…
 どうやら本格的にやる気が出てきたようでありまして、自主制作映画用の怪獣マペットも新造品をひとつ作ってしまいましたし、イノウエアーツのモスゴジも勢いで完成させてしまいました。
 まだ、飾り台を用意していないのですが、最終的な形になりましたら上記のページも更新いたします。
 とりあえずは、昔作ったモスゴジと並べて写真にとってみました。さすがに10年も経てばちょっとは腕の方も進歩しているみたいです。

 


2002.06.30

 梅雨時の塗装とかはちょっとイヤになってしまいますが、それでも時間と気力がある時にはいろいろと作業をしなければなりません。というわけで、先週は自主制作映画用のモデルの塗装などを集中的に行っておりました。とりあえず、重機のモデルの汚しは一段落。怪獣マペットもほぼ揃いました。
 急きょ怪獣マペットがもう一台欲しくなり、いまラテックスを注型していますが、これも今週中には仕上がりそうです。なんとか今週末頃には特撮シーンの撮影にとりかかりたいと考えています。

 先日ZC−1000で撮影したフィルムですが、カメラ店に出して17日目に現像が仕上がってきました。何とか写っていたようでまずは一安心。ただ、手元に映写機がないためにまだ内容を確認しておりません。映写機を所有している知人の都合がつくのは7月中旬以降になりそうなので、そのときまで72コマ/秒のハイスピード撮影の威力の確認はお預けです。

 


2002.06.23

 「自主制作の怪獣映画を作る!」などと思い立って、知人を頼んで夏の暑い中人物シーンの撮影まで行った企画があるのですが、それ以来もう3年近くお蔵入り状態になってしまっています。
 どうも、このあたりの責任感のなさが私の悪い所でありまして、反省することしきりなのでありますが、反省してばかりでは物事は前に進みません。さすがに3年目にもなって、このままではいけないと思い立ちました。
 まあ、年に2回ぐらいはこうやって思い立っているのですが、今回だけは本当に残る特撮シーンを撮影して完成まで持っていきたいと思っています。
 現在、2週間後の撮影に向けて模型やセットの作成中であります。右の写真は今回の特撮で使用する重機のモデル。もっとも、これは私が製作したものではなくて、市販品をリペイントしただけのものですが…こんなモデルをいくつか使用して特撮をやりたいと思っています。
 撮影日記などは折りをみてこのサイトで公開していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 


2002.06.16

 私はどちらかといえば継続的に物事をやるのが苦手でありまして、なにかきっかけがないと仕事をすることができません。まぁ、神様が降りてこないと何事も進められないのであります。ところが、先日知人から「神様は降りてくるものではない。降ろすものだ!」と言われまして、実に感じ入りました。
 というわけで、今日は久々に模型の神様を降ろしまして、海洋堂のメガソフビコンバトラーVの塗装を行っていました。原色系の塗装ですので、下地塗りとかの手間も必要でありまして…普段怪獣ばっかり作っているとメカ物はちょっと勝手が違います。

 


2002.06.10

 ここ何年かのガシャポンや食玩のクオリティの充実には目を瞠るものがあります。
 とはいえ、さすがにこれだけアイテムが多くなってくると、いささか食傷気味の感もありまして、私の場合少し前からよほど気に入った物でなければ買い揃えようとは思わなくなってきました。

 ところが、最近になってとんでもない物に遭遇してしまいました。ひとつは、食玩のサンダーバードシリーズです。ご近所のローソンで発見したのですが、1個目でサンダーバード2号が出ました。その後次々と買い足して、高速エレベーターカーとかサンダーバード5号とかを入手しました。ところが、やっぱり人気のあるアイテムだったようで、1週間ほどでローソンの店頭から姿を消してしまいました。(まだ3号が出てなかったのに…)
 もう一つは、バンダイの食玩ウルトラマンシリーズです。怪獣のミニモデルとジオラマの飾り台付き。何となく買った最初の1個でアントラーが出たのですが、これがまた造型といい、彩色といい200円とは思えないハイクオリティでありまして…思わず大人買いしてしまいました。バルタン星人とか、レッドキングとチャンドラー、バニラとアボラスのジオラマなんかは、もう感涙ものであります。

 でもやっぱり困るのは、ラムネ菓子の処置ですね…捨てるわけにもいかず、がんばっておやつ代わりに食べてます。(秋葉原のあるショップでは、段ボール箱一杯にラムネ菓子が入れられて「ご自由にどうぞ」とか書いてありました)


2002.06.06

 開設から1年余りでトップページ10000ヒットは非常に感慨深いものがあります。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、先日知人から「近所のHARD OFFにZC-1000が売ってる」という話しをききまして、早速行ってみますとジャンク品扱いながら「チェック時動作」というキャプション付きで店頭に並べられていました。価格は何と30000円。もう、ベラボウな安さであります。

 自主制作映画の世界を知っている者にとって、ZC-1000というのはちょっと魔法のような魅力を持つカメラではないでしょうか。もちろん、道具は使う人次第、ZC-1000があるからといって、誰でも「DAICON版帰ってきたウルトラマン」が作れるわけではありありません。でもやっぱり、「ZC-1000ならあんなことやこんなことができるだろうなあ」なんて夢想をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

 早速帰宅して電池を入れてみると、シャッターもフィルム送り軸もきちんと動作しました…というよりも、前の持ち主だった方はずいぶんきちんと手入れをしていらしたようで、本体の状態は驚く程良いものでした。さぞや大切にされていたのだろうと考えると、このカメラをじゅうぶん活かしてやらなければと身の引き締まる思いであります。

 ちなみに、このカメラを購入した帰り、近所のカメラ量販店に立ち寄って8ミリフィルムを購入しようかと思ったのですが、店員さんに案内されたのは8ミリビデオテープの売り場でありました。7年ほど前に8ミリ作品を撮影したときにはそのお店にもフィルムが常備してあったのですが…

 近日中にはこのZC-1000を使った小品を撮影したいと思ったりしております。  



2002.05.26

 昨今のガシャポン、食玩、ゲーセンプライズの躍進には実に目を見張るものがあります。とはいえ、私の場合塗装済み完成品というのにはどうもなじめないし、コレクションするには数が膨大すぎておいつけないしで、よほどのことがない限りはあえて手を出さないようにつとめています。とはいえ、松本零士コレクションのハーロック、トチロー&アルカディア号とかもう無条件で脊髄反射的に購入してしまうアイテムもいくつかありまして…
 先日東京に出張に行った折りに見つけたゲーセンプライズの新マンもそのひとつです。決して出来がいいとは言い難いものなのですが、なにしろ全長350ミリほどある新マンの人形なんてそうそうあるものではないですし、価格もメフィラス星人とのカップリングで3000円と格安でしたので、思わず衝動買いしてしまいました。東京から持ち帰るのが大変でした…
 しかし、改めてみるとやっぱりポーズのバランスもおかしいし、安定も悪いということで、改修とリペイントが必要なようです。隣に並んでいるファルシオンの新マンを作ったときに、もう二度と新マンの身体の模様はマスキングしたくないと心に誓ったのですが…ちょっとだけ憂鬱です。

 ところで今日は、アトラクションサークル Hi★JACの行動隊長氏らと共に2002年度日本SF大会「ゆ〜こん」の会場近辺を散策に行って来ました。なんでも、Hi★JACではSF大会にあわせて自主制作映画を撮影することを考えていらっしゃるのだとか。
 会場となるホテルは思ったよりも豪華なところで、ちょっと気圧されてしまいました。すぐそばには古代の勾玉工房跡地を公園にして開放しているところや、一般向けの温泉入浴施設などもあって、なかなか良い雰囲気でありました。左の写真は、その入浴施設「ゆ〜ゆ」で撮影したHi★JAC行動隊長氏の勇姿であります。この「ゆ〜ゆ」というところ、パラボラのような形状が上に向いているという、なかなか妄想を刺激する建物デザインでありまして、さてあそこからロボットを出そうか、それともミサイルを飛ばそうかなどと考えながらゆったりとお湯につかって帰ってきました。(実際にはパラボラの内側には湯殿があります)
 というわけで、SF大会まであと一ヶ月半ほどであります。(星雲賞の投票はもうすまされましたか?)


2002.05.18

 サイト開設1周年を迎えました。この間9000余ものアクセスをいただき、感謝の言葉もありません。

 ここのところ更新が滞っておりますが、これを機にまたいろいろとコンテンツを追加していきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。


2002.04.14

 8000アクセスありがとうございます。

 新年度がはじまって、バタバタしてます。更新も滞り気味であります…

 それはさておき、先日、久しぶりにマテリアルショップ・佳月堂の代表からお話しを伺う機会がありました。ここのところ、しばらくご無沙汰していたのですが、その間にもいろいろと手を広げられて新しい造型素材を積極的に取り扱っていらっしゃいました。弾力性のある樹脂とかは、ラテックスとかフォームラバーなんかの代わりとしてけっこう有効なんじゃないだろうかとか思ったりします。
 様々な新素材のおかげで、以前ならかなり苦労していた作業もハードルが下がってきたようです。適切な素材と方法を知っていれば簡単に実現できたことなのに、それを知らなかったばっかりにずいぶん遠回りした上に、思うような結果が得られなかったという経験を少なからず持つ私としては、やっぱり、こういった情報にもちゃんとアンテナを立てて情報収集しておかなければいかんなあと改めて思った次第です。
 ちなみに、佳月堂の代表氏、出雲で行われるSF大会ではちょっと野心的なことを考えていらっしゃるようで、楽しみではあります。


 さて、早川書房より「90年代SF傑作選」がついに刊行されました。ここにまとめられた作品を読むと、どうしても昨年の9月11日のことを思い起こさずにはいられません。そういったこともあってか、本書のなかで最も印象に残ったのはブルース・スターリングが1991年に書いた「80年代サイバーパンク終結宣言」の一節でした。

 私たち西欧人は、リビングルームでチーズバーガーをぱくつきながら、何千万人もの同胞が悶死するのを眺めるはめになるのだ。これは、いかれたボヘミアンのたわごとではない。事実を直視する勇気さえあれば簡単に確認できる。世界の現状に関する客観的発言なのだ。
 わたしたちは、このような予測から考え方と表現、そしてそう、行動に影響を受けるはずだし、受けるべきなのだ。目をそむける作家に、娯楽作品ならともかく、SF作家を名乗る資格はない。

 この文章が起稿されてから10年が過ぎ、チーズバーガーをぱくついていた我々の足下も幻想に過ぎなかったことが改めて露呈されてしまいました。そういった視点から見ると、上記のスターリングの文章は一段と深く感じられます。このような時代に、21世紀のSFがどのようなビジョンを見せてくれるのか、いちSFファンとして注目していきたいと思います。

2002.04.01

 というわけで、台湾から帰ってきました。台湾で大きな地震が発生する2日前のことでした。罹災された方々にはお見舞い申し上げます。たったの3日間の滞在でしたが、台湾の人々からは日本人が忘れて久しい礼節と熱気を感じました。
 ちなみに、台湾でのお土産は「ゴジラ2000」のDVDです。日本なら6000円以上するものですから、アンチ「ゴジラ2000」の私としては絶対に購入しないアイテムなのですが、台湾の士林夜市で見つけたビデオ&CDショップでは日本円にして400円ほどで売られていました。(正規品なのかしら…?)まぁ、これならばと購入したわけです。それにしても、改めて「ゴジラ2000」を見ると、もうなんというかとんでもない駄作でありまして…劇場公開時の脱力感と怒りを思い出しました。

 さて、大阪では梅田のホビットに行って、ガレージキットを中心に漢らしい買い物をしてきました。右がその写真です。ちなみに、梅田のホビットは普通のプラモデルは2割引、ガレージキットも1割引ですし、送料も全国一律350円とお得です。10000円以上ならばクレジットカードも使用可なので、衝動買いも安心してできます。
 ホビットに行く前日、日本橋に行ったのですが、半年ぶりに訪れた日本橋は知っていたお店がなくなっていたり、新しいお店ができていたりと、ずいぶん様変わりしていました。ところで、日本橋には海洋堂のギャラリーもありまして、完成品も多く展示されています。というわけで、私は日本橋の海洋堂ギャラリーで完成品を眺めながら欲しいキットをチェックして、梅田のホビットに行って購入するというパターンで行動しています。…ま、今回は平成ガメラを3体並べたいっていうのがテーマだったんで、最初から購入するキットはほぼ決まっていたんですが…
 まぁ、これだけ買い込んでおけば、次に大阪か東京に行く頃まで持つでしょう…製作記は随時このサイトにアップしていきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

2002.03.21

 いつもより一足早く桜の便りなどを耳にするようになってきました。
 私の方は数年越しの仕事がようやく一段落して、いつになくゆったりとした日々を味わっています。
 来週は、ちょっと台湾まで遊びに行ってこようかなどと考えていたりします。ついでに、大阪でガレージキットを買いまくってこようかと思ってます。

2002.03.07

 半村良氏はお亡くなりになるし、模型のイマイは廃業するしで、なんだか寂しい思いをする日が続きます。イマイはジェットモグラの新型などを出して元気があるなあと思っていたのですが、最後の花火だったのですねえ…

 ここのところ、私にできる範囲で成田亨さんの業績をまとめようといろいろな文献を読んでいます。改めて発見があったりしてなかなか楽しい作業です。

2002.02.27

 我々にとってかけがえのないものを生み出してくださった方々の訃報に接すると、自分の生きてきた時代が少しずつ過去のものになってしまうような喪失感を感じずにはいられません。

 それにしても、今日知った成田亨さんの訃報はかなりショックではありました。
 成田氏におかれましては、2月26日に多発性脳梗塞でお亡くなりになられたとのことであります。享年72歳。
 成田氏のお名前はかなり早い段階から知っていたように思うのですが、氏のアートワークを強烈に意識したのは、宇宙船という雑誌の特集記事がきっかけでした。
 当時はメカオタクだった私は、成田氏のMJ号のフォルムに強い印象を受けました。
 今、当時の宇宙船をめくってみますと、最近刊行された書籍で円谷プロとの確執などを辛辣な口調で語っておられたのとは対照的に、当時の美術スタッフが協力してウルトラマンを創り出していた頃の思いでなどが語られています。氏にとってもウルトラマンは思い入れの深いものだったのでしょうか。
 いずれにせよ、少なくとも我々特撮ファンはウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラホークやMJ号、ガラモンにペギラ、バルタン星人といった多くの忘れがたいヒーロー・メカ・怪獣が世に生み出された背景には成田亨というアーティストの存在があったということを忘れることはありません。
 成田氏のお仕事は、2冊の画集や、「特撮と怪獣」「特撮美術」などの書籍にまとめられていますが、氏の業績を思えばあまりに少ないような気がします。

 ご冥福をお祈りいたします。

2002.02.17

 懸案だったプレゼンテーションが終わって、ホッと一息ついております。

 さて、「菅原芳人」さんというイラストレーターの方をご存じでしょうか。仮面ライダーシリーズのLDジャケットなどを描いていらっしゃいます。実は、私は寡聞にして最近までそのお名前を存じ上げなかったのですが、先日「イラストレーター菅原芳人さんの私設ファンサイト YOSHIHITO PRIVATE FANS」を開設していらっしゃるブルーアイさんからメールを頂戴して、初めてどういった方なのかを知った次第です。(ちなみに、菅原さんご本人のページはこちらです)後で知ったのですが、最近の書籍では北野勇作さんの「ザリガニマン」とか伴大介さんの「スイッチオン!人造人間キカイダー」などのカバーイラストも担当していらっしゃいます。
 そのページに掲載されているライダーのイラストが私のイメージにぴったりで、すぐに菅原さんの画集を注文してしまいました。画集が届いたら、私のサイトの特撮系画集のページで紹介したいと思っているのですが…Amazon.co.jpときたら、注文してから1週間も経つのに、未だに送ってきやがりません。今日、配送状況を確認したら発送は3月以降って…なんじゃそりゃー!…というわけで、現物が到着しましたら、改めてご紹介させていただきたいと思います。
 ところで、私は仮面ライダーに関してはそれほど熱心なファンではありません。東映はもちろん、各社の等身大ヒーローが活躍した幸せな70年代に少年時代を送ってきたわけで、なぜかむしろマイナーなヒーローの方が印象に残っていたりします。とはいえ、多くのご同輩の方々と同様、やっぱり仮面ライダーに対して特別な思い入れがあります。
 というわけで、もちろん仮面ライダークウガが放送開始されたときはそれなりの関心があったのですが…結局クウガは2〜3回ぐらいしか見ませんでした。 (初めて仮面ライダークウガを見たときは、ハイビジョンの質感に違和感を感じたのですが、最近はそんなことも感じなくなってきました。慣れというのはコワイものです) アギトは最後の数話を見ました。でもって、何故か龍騎だけはここ3回欠かさずみてます。あの鉄仮面ライダーも慣れるとそれなりに見えてしまうから困りもの…でも、ライダー騎士のマントはかっちょええです。

 どうにか仕事も一段落しましたので、少しコンテンツを充実させるためのネタ作りに励もうと思っております。今後ともよろしくお願いします。


2002.02.04

 週末に出張が控えていたり、来週には仕事でプレゼンしなければいけなかったりで、なかなか一息つけません…困ったものです。
 さて、それはさておき…私の自宅は水田を埋め立てた住宅地にあります。といっても、まだまだ住宅はたてこんでおらず、いたって閑静な田舎の住宅街といったところです。…ある夜、午前0時近くにもなって、かすかに聞こえてきた音楽の旋律がずいぶん耳慣れたものだという印象をもちました。聞こえるか聞こえないかといった音で、隣家からのものではありません。なんだろうかと耳を澄ませていたところ、伊福部さんの怪獣総進撃マーチだと気付きました。なるほど聞き覚えがあるはずです。
 近隣の家から漏れ出る音だとすれば、相当の大音量で流しているはずで、さすがにそれはちょっと考えにくいと、そのときは、近くに停まっている車のカーオーディオの音だろうと思っていたのですが…
 いつもより早く7時前に起きた日曜日の朝、またしても怪獣総進撃マーチが聞こえてきました。やっぱり、どこか遠くで大音量で流している曲が漏れ聞こえるといった感じです。いったい、こんな朝っぱらから誰が怪獣総進撃マーチなんてかけているんでしょうか…どうやらご近所にはまだ見ぬ同好の士がいるようであります。


2002.01.14

 相変わらず仕事はたてこんでいるのですが、それでもコンテンツは更新しなきゃってことで、久しぶりに「不器用モデラーの展示室」に新しいアイテムを追加してみました。
 自主制作映画のプロップ関係でも追加したい事項があるのですが、それはまた今度ということで…


2002.01.08

 おくればせながらADSLを導入しました。中継局から500メートルほどと恵まれた距離なので、けっこう高速が出ています。電話料金を気にしなくて常時接続できるので、なかなか快適です。

 えーと、ちょっと今仕事方面が立て込んでおりますので、それが一段落したらまたコンテンツを更新したいと思います。

2002.01.01
 年頭のごあいさつ

 昨年は本サイトをごひいきにしていただき、ありがとうございました。今年もよろしくお引き立て下さいますよう、お願いいたします。

 昨年5月にこのサイトを開設して以来、のべ4500近いアクセスをいただき、感謝の言葉もありません。もともと、本サイトは、自主制作映画用の小道具を作る過程で経験した失敗談を読んでいただくことで、これから同様のチャレンジをされる方へのいくばくかの参考にでもなればと考えて開設したものです。どうも、肝心の自主制作映画関連の話題はずいぶん更新が止まっておりまして、代わりに私の趣味関連のガレージキットや特撮書誌などの方のページが多くなってきてはいるのですが、今年は自主制作映画関連の方もできるだけ充実させていきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、お正月休みはいかがお過ごしでしょうか。私の方は年越しの仕事を自宅に持ち帰っておりまして…仕事をやりつつ、「グリーン・マーズ」を読みつつという日々を送っております。

 「グリーン・マーズ」(創元SF文庫)は、K・S・ロビンスンの火星3部作「レッド・マーズ」「グリーン・マーズ」「ブルー・マーズ(未訳)」の第2部でありまして…「レッド・マーズ」の邦訳が出たのが98年の夏でした。それから3年半、ようやく続編を手にすることができたわけであります。上下巻合わせて1000ページを超す大部の書なので、読み応えは十分です。……しかし、前巻を読んでからずいぶん月日が経っておりまして、前巻の記憶はかなり曖昧になってきています。微妙な人間関係とかおぼろげにしか覚えていないので、本書「グリーン・マーズ」を読むのにもちょっと苦労しています。
 本当は、前巻から改めて読み直せばいいのですが、何しろ「レッド・マーズ」も上下巻1000ページの本なので、その気力はありませんでした。…というわけで、現在「グリーン・マーズ」の上巻を終えて、下巻に入ったあたりです。ようやく物語が急展開しはじめて、これから面白くなりそうなところであります。

 さて、仕事が先か、「グリーン・マーズ」が先か、悩ましいところです。
 ところで、「レッド・マーズ」ではいきなり主観がころころ変わる文体で、正直慣れるまでは読むのがつらかった記憶があるのですが、本書ではそういった感じはありません。訳者は同じですから、原文の文体が変わったということなのでしょうか。

 年賀写真(現在、「ファルシオン」の項に掲載しています)はファルシオンの帰ってきたウルトラマンの写真と、私の部屋から撮影した夕焼けを合成してみたものです。やっぱり新マンには夕焼けが合います。

 なお、蛇足ながら写真の下の文は、「シャーロック・ホームズ最後のあいさつ」からの引用であります。"Good old Watson! You are the one fixed point in a changing age. Thereエs an east wind coming all the same, such a wind as never blew on England yet. It will be cold and biter, Watson, and a good may of us may wither before its blast. But itエs Godエs own wind none the less, and a cleaner, better, stronger land will lie in the sunshine when the storm has cleared."
 実は、昨年グラナダTV版のホームズを改めて見直して、その後思い立ってコナン・ドイルのホームズを全編読み直したのでありました。

 さても、まこと「東からの風」を感じる昨今ではありますが、やがて来る陽の光を信じて未来を切り拓いて行こうではありませんか。


2001.12.19

 遅ればせながら、「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総進撃」(バラゴンの立場は…)を観に行って参りました。平日の最終回(18:35〜)ということもあって、200人ほど入れる劇場は観客が10人ほどでありました。
 まあ、それでも一応何か感想のようなものを記録しておきたいと思いますが、いちおう未見の方のために、別ページに書いておきます。(ネタバレはほとんどないつもりですが)
 いろいろと言いたいことはありますが、とりあえずは、まあ観て置いて損はない映画ではあったかと思います。


2001.12.09

 12月7日小松崎茂画伯が心不全でお亡くなりになったとの報が今朝の新聞に掲載されていました。享年86歳。
 私は小松崎画伯の代表的なお仕事である絵物語とか、少年マガジンの特集記事には間に合わなかった世代ではありますが、やはり小松崎画伯の描かれたサンダーバードのプラモデル箱絵には胸躍らせた経験がありますし、後年になって知った画伯のデザインになる轟天号、α号にマーカライトファープといったメカにはなんともいえぬ魅力を感じます。
 画伯は95年にご自宅を全焼するという事態にみまわれながらも、なお衰えぬ製作意欲で新作を描き続けていらしたとの由です。最近では、特撮画集の項でも紹介した画集をはじめ、評伝などの図書も刊行されており、再評価の機運もありました。
 大往生とはいえ、この突然の死は一ファンとして残念の極みであります。合掌


2001.12.02

 先日発売されたユニヴァーサルモンスターズのミニフィギュアを早速数点購入いたしました。正直なところ、最近では着色済み完成品のミニモデルは食傷気味であったのですが、こんな渋いアイテムを出されたらさすがに買わないわけにはいきません。
 たまたまそのときお店に残っていた3つほど買って、出てきたのは「オペラ座の怪人」「狼男」「フランケンシュタインの花嫁」でありました。
 ここは何としても残りのキャラクターをコンプリートするまではやめられません…   あ、メーカーの掌の上で踊らされてますなあ…


2001.11.18

 最近はDVDソフトがずいぶん安く手に入るようになってきました。とりわけ、洋画の価格破壊はすさまじいものがあります。映画館の入場料とほぼ同じ値段でDVDが購入できるわけですから…(まぁ、私としては初見は断然映画館でっていう主張なんではありますが)
 とはいえ、「ライトスタッフ」とか「コンタクト」「エイリアン」といった、少々高かったときに買った作品がことごとく2000円とか2500円に値下げされているのを見ますと、ふつふつと怒りが湧いてきたりもいたします。
 …どうせなら東宝のDVDをもう少し安く出してほしいもんですなあ…

 今回、模型展示室に私が持っている井上雅夫氏の作品のページを追加いたしました。個人的に非常に思い入れの深い原型師であります。まぁ、私と同年代の方ならば、もっとディープなファンの方がたくさんいらっしゃるでしょうけれど、イノウエアーツをご存じない方は是非ご覧いただいて、そのすばらしさの一端に触れていただければと思います。


2001.11.03

 おかげさまを持ちまして、懸案の仕事の方が一段落つきました。まだこれから年末にかけて少し波が来そうなのですが、とりあえずは夜逃げしなきゃいけないとかいう最悪の事態は回避されたようです。
 というわけで、久しぶりに書店なぞに行きましたら、興味深い新刊がいくつか出ていました。
 円谷プロダクションの全作品のフィルモグラフィ 「円谷THE COMPLETE」、角川書店 
 開田裕治氏の久々の画集 「ウルトラQ 開田裕治画集」、角川書店   もっとも、以前発売された「ウルトラQ」のLDジャケットの再録も多く、過去に発売された氏の画集と重なるものもいくつかあります。しかし、特にバンダイから出版された3冊の画集が入手できない今となっては貴重なものであるといえましょう。私としては、開田氏によるプラモデルのボックスアートの画集を大日本絵画さんあたりが出してくれないかとかねがね思っているのですが…
 はぬま・あん氏による名著「超絶プラモ道」の続編 超絶プラモ道2 アオシマプラモの世界、竹書房   子供時代に合体ヤマトや合体カウンタックを作っていた身としては、実に懐かしくまたうれしい一冊です。

 時折、こういった良書がふと発刊されたりしますので、オタクはやめられないんであります。


2001.10.21

 今月末が締切の仕事がひとつありまして、ここのところそれにかかりっきりです。とはいえ、なかなか神様が降りてこなかったりしまして、ちょっと四苦八苦してたりします。もっとも、なんとか先が見えたような感じではあるのですが…
 というわけで、今日の日曜日は突発的に模型づくりがやりたくなってしまいました。先々週以来作りかけのままだったビリケン商会のゴジラに少し手を入れました。久しぶりにラッカー系塗料の匂いをかいで幸せなひとときでした。

 開設してから半年ほどで、3000Hitsもいただいてうれしく思っております。仕事が一段落いたしましたら、何かプレゼントなど考えたいなどと思案しているところです。
  問題はその仕事が本当に一段落するのだろうかという点にあるのですが…そもそも、締切間近のこの時期にコンテンツを更新していたりするのが、どう考えても逃避行動なのですが…(10/24記)

2001.10.07

 鳥取県西部地震からちょうど一年たちました。あのときの被害といえば、ゼネプロのメタルキットのパワードスーツが落下してバラバラになったりとか、海洋堂のメガソフビ・ウルトラマンティガが落下してお腹にヒビが入ったりとか、天井近くまで積み上げていた文庫本の山が落下してものすごいことになったりといった程度ですんだのでありますが…
 のど元過ぎれば熱さを忘れるといいますか…最近は買ってきた本を本棚の上に更に積み上げるようになってしまいました。でもって、今日、積み上げられているうちの下の方の本を取ろうとして山が崩れまして…頭から本のシャワーを浴びてしまいました。まったく災害は忘れた頃にやってきますです。以後気を付けます。

 月末締切のちょっとばかしハードな仕事に追いまくられているのですが、締切のある仕事を抱えていると無性に模型づくりがしたくなったり、大長編小説を読みたくなったりするものでありまして…
 久々にコンテンツの更新を行いました。ビリケン商会さんのキンゴジを作る過程をごらんいただこうというものです。まぁ、今回は各パーツを接着するまでですが、来週あたりには完成したりしたらどうしましょう…

 本来このwebサイトのメインである自主制作映画関係の話題がしばらく更新されていないのですが、こちらは11月になったら一気に攻勢をかけようと思っておりますので、いましばらくお待ち下さい…


2001.09.30

 なんとか出張3連荘が終わりました。
 今日は、松江で行われた小松亮太&ザ・タンギスツのコンサートに行って来ました。バンドネオンの独特の音色には心惹かれるものがありまして、以前からライブを聴いてみたいと思っていたのですが、期待通りの深みと迫力でした。
 とかなんとか時間を使っておりましたので、本当は今日あたり久々にコンテンツの更新をしたかったのですが、もう少し遅れそうです。とりあえず、さわりの写真だけでも…


 河出書房新社から昨年の11月以来10ヶ月近くにわたって刊行されてきた「20世紀SF」シリーズが、先日発売された第6巻「1990年代・遺伝子戦争」でついに完結いたしました。
 このシリーズで私は久しぶりにSFを読む興奮を味わいました。
 私のオススメは、全く古さを感じさせないアイディアで、SFとしての面白さとは何であるかを再認識することになった40年代、50年代篇。そして私がリアルタイムで体験してきて、それだけに感慨の深い80年代、90年代篇です。
 未読の方は是非手にとってみてください。
 このような良書を出してくださった編者と出版社の方には感謝の気持ちでいっぱいであります。



 私と同年代のSF・特撮好きモデラーは、多くの方がゼネラルプロダクツの名前をご存じなのではないかと思います。特に、キットに付属する解説書の設定遊びの面白さはゼネラルプロダクツ製品の特徴でありました。
 それらのうち、ウルトラガン・サブビートル等の解説書を保存したページがあります。「懐かしのゼネラルプロダクツガレージキット解説書非公式アーカイブ」です。
 これらの解説書を執筆された永山竜叶氏は95年に亡くなられたとのこと。まだ学生だった私は、解説書の面白さにずいぶん興奮した記憶があります。それを執筆した方が既に他界されているのを知って、深い感慨を禁じ得ません。


2001.09.30

 今週末は岡山に出張で、これでもって金沢−大阪−岡山と続く出張ジェットストリームアタックが終わります。
 しかしながら、ボスキャラは更にその後にひかえているわけでありまして…

 でも、仕事が忙しいときに限ってホームページを更新したいという衝動が裡から湧いてきまして…


2001.09.16

 金沢から帰って参りました。来週は大阪です。


2001.09.09

 さてもさても、仕事が立て込んで参りました。
 今週の木曜日から金沢まで出張しなければならないのですが、そのための資料が未だ完成しておりません。ちなみに、来週末は大阪、再来週末は岡山と出張がありまして、それぞれ資料を作らねばならないのですが…金沢の出張中に次の大阪の資料を作るという、なんというかものすごい状態になりそうです。
 …というわけで、しばらくはこのページのコンテンツ更新も滞りがちになりますが、ひとつよしなに…
 ところで、私は江戸期のからくり人形師に興味を持っています。加賀藩には「大野弁吉」という有名なからくり人形師がいたのですが、金沢市にはその資料館があるとか。以前、やはり出張で金沢を訪れたときには資料館に行くことはできませんでしたが、今回は何とか行ってみたいと思っているところです。


2001.09.01

 8月も過ぎて、鳥取では21世紀になっても特産の20世紀梨出荷のニュースが聞かれるようになってきました。
 私はといえば、仕事のビッグウェイヴに飲み込まれるか、乗り切れるかという、まさにブレードランナー状態であります。実は、電撃ホビーマガジンのガンプラ王選手権の大阪大会にエントリーもしていたのですが、結局参加を断念するハメになりそうです。
 まあ、また来年ってことで。


2001.08.26

 まだまだ日中の暑さは続きますが、それでも朝晩はずいぶん涼しく感じられるようになってきました。鳥取の初秋の味覚20世紀梨の出荷も始まったようで、だんだんと秋の足音が近づいているようです。
 私の方はといえば、夏にやり残した仕事が怒濤のごとく押し寄せてきて、ちょっとピンチではあります。


2001.08.20

 残暑お見舞い申し上げます。
 というわけで、往復夜行バスでもって幕張まで行って参りました。
 まったく、もう若くないんですからこんなムチャはするもんじゃないと身にしみてわかりました。以後気を付けます。
 とはいえ、SF大会では貴重なお話しを伺うこともできましたし、かのDAICON版帰ってきたウルトラマンやヤマタノオロチの逆襲などで使用されたプロップの実物をつぶさに見ることもできました。そのレポートは追々アップしていこうと思っております。


2001.08.12

 残暑お見舞い申し上げます。
 久しぶりにガレージの2階にある作業場に上がってみましたら、あまりの暑さに組み立て中のソフビモデルが柔らかくなっていました。
 それでも、この週末は涼しい風も吹いて、なかなかに過ごしやすい休日ではありました。もっとも、私は急に涼しくなったためか就寝中に夏風邪をひいてしまったようで…今日は一日中布団の中で寝ていました。せっかくのお休みだというのに勿体ないことです。

 今週末には幕張メッセで開催される第40回日本SF大会に参加の予定です。何と往復夜行バスというハードな行程。もう、若くないってぇのに、大丈夫なんでしょうか。
 SF大会では、Hi★JACさんがディラーズルームに出展されたり、衣装展示で「ガイナマン」を出品されたりしますので、そのお手伝いもかねて、いろいろと取材をしてこようと思っております。

 ところで、ふとしたことからお知り合いになった方が、インターネットショップを開かれることになりました。ポリエステル系の樹脂や関連の造形素材などを格安で扱うマテリアルショップ佳月堂(カゲツドウ)さんです。まだ立ち上がったばかりのようですが、今後いろいろな素材の使用例などが順次掲載されるようで、楽しみです。


2001.08.08

 残暑お見舞い申し上げます。
 今週はいろいろと忙しくて、ページの更新もままならぬ状況でした。


2001.07.28

 暑中お見舞い申し上げます。
 相変わらず暑い日が続いておりますが、みなさまお身体にお気をつけください。どうも私は夏バテ気味であります。
 今日は久々の休日で、夕方になってからガレージの2階に上がって作業をしようと思ったのですが、あまりにも暑くて早々に退散してしまいました。涼しくなる夜中に再チャレンジですね。

 遅ればせながら、1000Hitsお礼申し上げます。


2001.07.22

 毎度お暑うございます。
 このホームページに関してはできるだけ週一更新を心がけているのですが、ちょっと今週は仕事が忙しかったために、新しいコンテンツを追加することができませんでした。いろいろな原稿の締め切りや、出張、そして私用での遠出などなど、なかなかイベントドリブンな日々を送っている今日このごろであります。
 怪獣モデルはここ2週間ほどガレージの2階に放置してあります。ここのところの暑さで、日中の室内は40度近くまで気温が上がっていると思うのですが、ラテックスは大丈夫なんでしょうか…


2001.07.15

 お暑うございます。
 最近飲酒量が多いので、週に2日は休肝日を設けようと心がけておるのではありますが、午前中から気温が30度を超えたりしますと、そんな日のお風呂上がりにホッピーを飲まないのは犯罪行為とさえ申せましょう。…というわけで、今日もホッピーの空き瓶が増えるのでありました。
 さて、私の作業場はガレージの2階なのでありますが、夏場は地獄と化します。窓は2つだけ。天井もはっていないので、熱せられた屋根瓦から放出される赤外線のエネルギーが作業場に満ちあふれるのです。そんなわけで、この時期になりますと日中に作業場に入るのは相当の覚悟が必要です。仕方なく、夜の作業がメインになるのですが、夜は夜で窓を開けていると虫たちの攻撃が…

 以上、マペットモデルの製作作業がなかなか進まない言い訳でした。
 それにしても、自主制作の怪獣映画の撮影は、このまま行けばお盆付近になってしまいそうです。一番暑い時期にガレージの2階に閉じこもって撮影をするというのは、ちょっと無謀かも。


2001.07.07

 なんとも暑い日が続きます。
 お腹の回りに断熱材をしこたま巻いている身といたしましては、暑いとどうも普通の感覚が失われてしまいます。おかげで、今週は散々な一週間でありました。
 月曜日、仕事で使っているパソコンのハードディスクがクラッシュ。しかもその原因が電源コネクタの逆差しっていうんだから、笑うに笑えません。幸い最低限のデータのバックアップはとってあったものの、1年分のメールが闇に消えたり、アプリケーションのライセンスコードがなくなったりと、まったく泣きそうになりました。
 仕事の数値解析もなかなかに進展せず、どうも気分が乗りません。
 来週は、もう少し良い事があるといいのですが…とりあえずはホッピーで気を紛らわしている今日この頃であります。


2001.06.30

 なんだか蒸し暑い日が続きます。こんなときは、風呂上がりのビールが生きる糧だったりするわけですが、最近ちょっと飲み過ぎ気味でありまして、体脂肪率がヤバ目になってまいりました。というわけで、ここのところできるだけビールは節制するようにしています。 …その代わりに、ホッピーに手を出してみました。まあ、ビールよりはカロリーも糖質も控えめってことで… 根本的な解決にはなっていませんが。

 怪獣の色については、原型製作者と話し合った結果、茶色系で行くことにしました。今マペットモデル3体を並行して塗装しているところです。今週中には完成しそうな感じです。怪獣の歯に関してはスタンダードに一本ずつ削りだして接着していく方法を採りました。まあ、無難な方法が一番確実でありました。
 映画の編集はDVカメラとパソコンをIEEE1394で接続して取り込んだ後、編集ソフトを使って行っています。…が、どうも私の自作Athlonマシン(700 MHz)はビデオカードあたりに問題があるようで、ビデオ取り込み時などに頻繁にエラーが発生しています。うーん、買い換えかなあ…などとまた物欲が高まっているこの頃です。

 ウルトラQのDVDが発売されたので、早速購入しました。何というか…画面がえらくハッキリ・クッキリになっていて、とても私が生まれた頃の作品とは思えません。そういえば、「ラドン」のDVDでも、画面がずいぶんキレイになっていて、今までLDとかではわからなかった操演用ワイヤが丸わかりになっていました…あ、久しぶりに見たゴメスはやっぱりカッコよかったですね。


2001.06.23

 怪獣モデルの着色が一通りできました。原型製作者と私の意見に相違があって、2通りのバージョンが存在することになってしまいました。どちらを実際に採用するかについては、もう一度原型製作者と話しを詰める必要がありそうです。
 その2種類のバージョンについては、今回更新したコンテンツに写真が掲載してありますので、ご覧下さい。
 そろそろ怪獣映画の編集も本格的にかからなくっちゃ…ということで、一昨年作った予告編の別バージョンを作成したりしています。そのときの予告編では、BGMに「カルミナ・ブラーナ」の「ああ、運命の女神よ」を使ったのですが、あまりにもベタベタな選曲だったので(個人的には気に入っているんだけど)、新しいものでは別のBGMにしてみようと思います。ピアソラのバンドネオン・コンチェルトあたりを考えているんですが…


2001.06.17

 自主制作映画用の怪獣モデルはようやく塗装段階に入りました。原型制作者とどんな色にするか検討しながらとりあえず着色しました。久しぶりにラッカー系塗料Mr.カラーのにおいをかいで、とても幸せな気持ちになりました。

 ところで、私の住んでいる米子市では、Mr.カラーを扱っている模型屋さんは1軒だけです。(まあ、模型店そのものが2軒しかないのですが) 郊外型のオモチャやさんとか、デパートのオモチャ売り場とかでは水性系の塗料しかないので、ちょっと悲しいです。

 トレーディングカードなんてものには全く縁がないと思っていたのですが、「帰ってきたウルトラマン」のカードが出るとあっては黙っていることができません。近所のデパートのオモチャ売り場で、20袋ほど買い占めました。おそらく、このお店に入荷した新マンのカードは私が全て買うことになるでしょう。 でも、意外にコンプリートってのは難しいものですなあ…




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