YONAGOれいるろおど館のレイアウトで模型の写真を撮ろう!

 鳥取県米子市にある鉄道ミニ博物施設YONAGOれいるろおど館には大きな鉄道模型のレイアウトがあります。ビルのある市街地から山間の村落までいろいろな施設が再現してあるレイアウトで、ここに怪獣モデルなんかを置いて写真を撮ったら面白いだろうとかねがね思っておりましたが、先日館長氏のご厚意で閉館後にいろいろな模型を持ち込んで写真撮影をさせていただく機会を得ました。
 私は鉄道模型にはうといのですが、Nゲージというのは1/150スケールなのだそうです。そうするとガンダムとかの1/144というのはちょうどぴったりなのですね。私が主に作っている20〜30cmクラスのソフビ怪獣の多くはおおよそ1/250〜1/300程度なので少々怪獣が小さくなってしまいますが、まあ細かいことは気にしないということで、自由に遊ばせていただきました。


 まずは、イノウエアーツの四つ足バラゴンです。バラゴンはもともと小さい怪獣ですから、スケール的にはちょうどよかったかもしれません。レイアウトの山間の田舎あたりにおいて、写真を撮ってみました。2枚目と3枚目の写真には「ワールドタンクミュージアム」の戦車を2台ほど配置しているのですが、わかりますでしょうか?
 今回はいろいろな写真を撮影したのですが、1枚目の藁屋根の民家に迫るバラゴンはベストショットといえる1枚です。






 空港で対決するガメラとレギオンというイメージで、空港セットにレギオンガメラとレギオンを置いてみました。レギオンは私の持ち物ではなく、知人が持ってきたものです。なんでも、ツクダホビーから発売されていたものであるとか。スケール的にはちょうどいいような気がします。並べてみるとけっこう面白ろかったです。
 とはいえ、なにしろレギオンが大きくて造型も面白いので、ガメラよりもレギオンの方が主役っぽい写真ばっかりになってしまいました。
 ちなみに、ガメラとレギオンが戦ったのは仙台市郊外の霞目飛行場ですが、この写真の舞台は米子空港という設定です。そんなわけで、アシアナ航空機や航空自衛隊のC1輸送機とかが置いてあったりします。


 町並みを入れてガメラを撮影してみました。一枚目の写真はゲーセンプライズのガメラ3をリペイントしたものです。二枚目は海洋堂のレギオンガメラです。怪獣にはやっぱり町並みがよく似合います。




 ゲーセンプライズの初代ゴジラです。新たにキバをうえるなどのディテールアップを行ってリペイントしました。鉄塔とゴジラというのは定番アイテムみたいな感じなのですが、背景の都合でアオリの写真がほとんど撮れませんでした。



 これらのロボットプラモデルは、私が作ったものではなく、知人のT氏が持っていらしたものです。前述のように、1/144のガンプラとスケールぴったりのレイアウトなので、じつにハマリます。ちなみに、ガオガイガーの後ろのビルは米子駅です。
 ところで、これらのガンプラを製作されたT氏はエナメル塗料で筆塗りするのだそうです。私はそうと聞くまで筆塗りだとは思いませんでした。それほど美しい塗装で、発色も素晴らしいものでした。T氏のテクニックとエナメル塗料の威力に改めて感服した次第です。(もっとも、さすがにエナメル塗料は被膜の弱さや乾燥の遅さといったデメリットはあるようで、なかなか気軽に使うというわけにはいかないのがツライところではあります)


 ちなみに、この日はこれら以外にもいろいろな模型が持ち込まれて撮影されていました。中には色物もあったりしまして、けっこう楽しい写真もたくさんあったようです。
 やっぱり、ジオラマというのは模型の醍醐味のひとつだなあと実感したことではありました。

 お忙しいところ、撮影にあたって格段のご高配をいただいたYONAGOれいるろおど館のホマレ館長に感謝申し上げます。

 なお、このときの撮影の模様がヤクモコ・ネットさんの、このページに掲載されています。ガオガイガーやガンプラの写真はヤクモコさんのサイトの方がキレイなものが沢山ありますので、是非ご覧下さい。




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